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「なんでも」をしよう クックパッド株式会社 エンジニア 赤松 祐希( @ukstudio )

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「なんでも」とは何か ● サービス開発において自分が必要だと思うことすべて ● 自分の職務範囲の中でという意味ではない ○ むしろ、職務範囲を超えることが大事

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なぜ「なんでも」やるのか ● チームメンバーの職務ではどうやっても穴が存在する ● よって、宙に浮いてしまうタスクが存在したり、やる人がいな いという理由でやらないタスクが存在したりする ○ それが重要なことでも! ● そういうのを解消する

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特に少人数、開発初期段階で起きる ● 人数が1〜3人という状況もままある ○ なんならエンジニア1人プロジェクトというのも ● そういう状況で自分の得意に固執してるとサービス開発が 円滑に進まない ● いい感じにやる!!

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事例: プリント工場探しと提携 ● Tシャツにプリントをするための工場探しとその提携 ● 価格設定と品質の落とし所を頑張って考える ● 得たもの ○ 物を売る値段を決めるという経験 ○ 提携先と交渉するという経験

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事例: カスタマーサポート ● お問い合わせ対応そのものと、それのマニュアル作り的な もの ● 直接感謝されたりするので励みになる ● 得たもの ○ CS業務の理解や、CSへの思いやり

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「なんでも」やると楽しい ● サービスに愛着がでる。 ○ 気持ち的に前のめりになる ● 自分の知識・経験値が増える。自信もつく。 ○ やったことないことをやるのはでかい ○ 案外何でもできそうという気持ちになる

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俯瞰的に見る能力 ● プロジェクト内の様々なことをやっていると、物事を俯瞰的に 見るようになってくる ● 相手には相手の都合が、自分には自分の都合があること がわかる ○ 落とし所をどう見つけるかということを考えるようになる

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器用貧乏になれという話ではない ● なんでもやる = なんでもできる ではない ● なんでもできる人はなにもできない人 ● 自分に強みがないとまわりから信頼もされないし仕事もまか せてもらえない ○ 自分の強みを持った上でそこから視野・視点を広げると いう話

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まとめ ● まずは自分の得意領域、成果を出せるところを認識すること ● その上で色々な仕事にチャレンジしてみよう ○ 個人的には事業をまかせてもらうのがおすすめ ○ 立ち上げチームに参加するのも良い ○ なにより楽しい