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エンジニア 採用説明資料 株式会社ドワンゴ 教育事業 サービス開発部 1

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目次
 2 事業 ………...…………………………………………….. p.3 組織と環境 ………...…………………………………………….. p.20 チーム紹介 Webフロント ………...…………………………………………….. p.28 iOSアプリ ………...…………………………………………….. p.39 Androidアプリ ………...…………………………………………….. p.46 品質保証 ………...…………………………………………….. p.53 サーバーサイド ………...…………………………………………….. p.57 フロンティア企画開発 ………...…………………………………………….. p.64 教務システム ………...…………………………………………….. p.70 SRE ………...…………………………………………….. p.87 選考・応募について ………...…………………………………………….. p.93

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未来の「当たり前」の教育をつくる Vision / Mission ほんの少し先の未来、 ネットで学ぶときに「当たり前」とされるようなサービスを創るのは、 私たちにしかできない。 日々そう考えて企画開発しています。 それは教育の「当たり前」を変えること。 この前人未到の挑戦に、加わってみませんか。 3

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ドワンゴの教育事業について
 4 というミッションのもと、
 N予備校(学習プラットフォーム)を始めとした様々な学習 をサポートするサービスを 
 N高等学校/S高等学校や近畿大学などの教育機関へ提 供しています。
 また、月額課金による一般提供もおこない、 
 ネットで学ぶときに「当たり前」とされるようなサービスの創 造に取り組んでいます。 未来の「当たり前」の教育をつくる

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ネットの高校 N高等学校・S高等学校は KADOKAWA・ドワンゴが創るネット と通信制高校の制度を活用した、新 しいネットの高校です。 生徒数は両校合わせて25,041名に なります(2023年6月30日現在)。 5

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オンラインの大学 日本発の本格的なオンライン大学 ZEN大学 (仮称) 2025年4月 設置認可申請中です。 (詳しくは https://zen-univ.jp をご覧ください) 学習システム ZEN Study など 私達が各種システムを開発していま す。 6 (仮称) (設置認可申請中 )

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10年間の学びの活動をシステム・デジタル教材面で最大化することを主軸に 学習プラットフォームN予備校などサービスの一部を外部にも提供 「高校・大学」の価値を最大化する dwango 教育事業 学習サービスの 月額1100円提供 学習サービスの 学校法人や 自治体・法人への提供 豊富な教材 学習補助として のサポート 🏫N/S高 教務システム 価値を最大化 
 角川ドワンゴ学園
 日本財団ドワンゴ学園 (仮称) (設置認可申請中)

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すべての人の学びを支える
 8 (仮称)(設置認可申請中) 10年以上の学びに答え続ける 中学 高校 大学・社会人 教科学習 大学受験 プログラミング Webデザイン 動画クリエイター

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サポート プロダクト 学習サービス
 9 オールインワン学習アプリ 
 
 
 
 学校運営サービス 
 N/S高等学校
 マイページ
 N/S高等学校
 教務システム
 学習コーチング支援サービス 教材インポート Webサービス 学校生活を支える Webサービス 生徒の出願から卒業まですべ てのライフサイクルを管理

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N/S高の生徒数推移とN予備校の進化 10 N高等学校 開校 N予備校 教務システム リリース 課外授業だけではな く 高校の授業を N予備校で提供開始 N中等部 開校 N予備校で 学年末テスト 提供開始 コロナ禍で N予備校 無償提供 S高等学校 開校 N予備校で VR教材提供開始 N/S高等学校へ N予備校LMS ZEN Compass 提供開始 累積ユーザー数は25万以上(2023年5月現在)

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教材・ライブ授業・フォーラムをスマホ・PCに最適化した オールインワン学習アプリ スマホ・PCに 最適化された教材 なかまと受ける 双方向ライブ授業 なかまと話し教え 高め合いができる場所 N予備校 
 https://www.nnn.ed.nico/pages/introduction/feature/ 11

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2021年4月からは最新のテクノ ロジーを使ったVR学習機能を サポートしています。 VR空間で学び・仲間と交流。 ネットの高校は、進化し続けま す。 12

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N予備校サービスと、その技術① ←のような、「授業」「参考書」「問題集」等をコンテン ツ素材として管理 先生や問題作成者がコンテンツを作れるよう、 HTMLに独自タグやスクリプトを組み込んだ仕様を策定 iOSアプリ(Swift)、Androidアプリ(Kotlin)、 PCブラウザ(React + TypeScript)で提供 動画部分のみネイティブ化するなど、よりよいユーザー体験 を求めて改善 13

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N予備校サービスと、その技術② 「問題に正答した」「章を理解した」など、 学習者の進捗度をサーバ+データベースで管理 Ruby on Rails、AWS Lambda 等を利用 マイクロサービスで開発効率を維持し、変化に対応 問題、成績、Q&A、プロフィール… VR対応もKubernetesで各 サービスをインフラストラクチャに展開 N/S高生徒は、進捗度が先生にレポートされる 先生が多数の生徒を効率良く指導できるシステムを構築 14

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数万人に達する生徒の 出願⇒入学⇒進級⇒卒業 までの管理業務や、 定期テスト・スクーリングなどの活動・成績の管理を、 なるべく少ない教職員で効率的に行えるよう自社開発。 教務システム 
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次世代N予備校で目指すこと ❶ N高生・S高生がネットを活用した学習ができて、高卒資格が取れる 大多数の人にとって、学習(特に高校生にとっての受験勉強)は 「できればやりたくない」 「でも、やらなければいけない」もの であることを認めたうえで、 学習を続けられる・したくなる仕組みをつくる 16
 開校〜2021年まで 2022年からの取り組み

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次世代N予備校で目指すこと ❷ ミクロからマクロまでの学習サイクルの整備と、 各画面での報酬設計、それらに対しての迷わない仕組み作り 目標をたてる 学習する 結果が見える/ フィードバック 次のチャレンジを見 つける 例) 報酬設計 [ミクロ] 1問解いたら褒める [マクロ] 学力向上(※次スライドで詳細)を褒める 例) 適切なリコメンド [ミクロ] もう1問解いてみませんか? [マクロ] あなたの目標には     この教材が良いでしょう 17
 例) 学習時間計測

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次世代N予備校で目指すこと ❸ 学力を定量的・効率的に測定できる仕組みづくり 生徒は、 N予備校で学習はしている が、 本当に身についているのか 目標大学に受かるのか、 外部模試など受けないとわからない 生徒自身がN予備校だけで、 現状と目標のギャップがわかるようにする ● IRTによるスコア付け ( IRT=項目反応理論を用いた学力の定量化 ) ● アダプティブなテスト ( 学力に応じた学習サポート ) 「あなたの学力は現在500です」 「目標の foo大学 bar学部は1000目安です」 現状 今後 18


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次世代N予備校で目指すこと ❹ ● 基本は、次世代N予備校の機能でどんどん学習をしてもらう前提 ⇒ 技術による省力化 ● その上で、人間がキメ細かな指導をする ⇒ 人間だけにしか出来ない大事なことに集中 指導員(先生/TA/メンター)が、生徒をより良く支援できる仕組みづくり 19
 2023年4月 N高等学校・S高等学校向けにLMS “ZEN Compass”リリース ● 個別の学習状況がわかるように 今後もコーチの支援を効率化するような機能提供を予定 ● コーチのアクションした方がいい度合いを指標化 ● 多数の生徒の状況が把握できるダッシュボード

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組織 と 環境
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全社 組織体制
 教育事業本部 N予備校や学園に関する業務 サービス開発部 N予備校や学校管理システムの開発・保守・運用 コンテンツ開発部 N予備校の教材制作、授業運営、カスタマーサポート 他の本部 ニコニコ事業本部など N高等学校・S高等学校の運営 その他の部 学園との協働やバックオフィス 21 ココです

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スマホアプリ セクション iOSアプリ グループ Androidアプリ グループ Webフロント セクション バックエンド セクション サービス開発部 組織体制
 デザイン セクション SRE セクション 教務システム セクション 品質保証 セクション フロンティア 企画開発 セクション 教務システム 22

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使用言語 / 技術 / ツール
 言語 / フレームワーク インフラ / 運用管理 ツール 23

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働き方 エンジニアは原則としてテレワーク(在宅勤務)
 です。(※月額20,000円の手当あり)
 
 教育事業本部サービス開発部エンジニアの
 テレワーク率実績は 100% となっています。
 
 テレワーク開始以来、北海道から九州まで
 全国各地のなかまが増えました!
 
 また、裁量労働制で働く時間も比較的自由です。 24


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制度・福利厚生 25
 リフレッシュ休暇 有休とは別に毎年付与される休暇です。まとまった休暇 が取りやすくなる制度のため夏季や年末年始に利用す る方が多いです。 ※一般的な産育休や慶弔休暇といった制度もあります。 対象資格を取得すると、 月額2,500~50,000円を3年間支給します。 (一部、1年間のものや退職までのものもあり ) 対象資格例: ITストラテジスト システムアーキテクト プロジェクトマネージャ ネットワークスペシャリスト データベーススペシャリスト 情報処理安全確保支援士 システム監査技術者 ※2022年11月時点で37個の資格が対象。 ※入社後に取得した資格が支給対象となります。 業務により公共交通機関を使って出社した際の費用を支給します。 テレワーク勤務者: 通勤に要した実額を経費として支給 非テレワーク勤務者 : 通勤経路の定期代相当額を手当として支給 ※上限月額 50,000円 資格取得手当 会社が契約をする賃貸マンションに入寮日より 2年間入居できます。 入寮条件をクリアする必要があります。 間取り等を選べませんが、築浅マンションに安価に入居することができます。 入寮に伴う引越費用も会社が負担いたします。 テレワーク手当 テレワーク勤務者を対象に電気代及び通信費等並びに就業環境を整えるための手当です。 月額20,000円を支給します。 通勤交通費手当 社員寮 ※新卒社員のみ対象 休暇 ※歌舞伎座タワーより 100km圏内での勤務を原則としていますが、  一定の条件を満たし、会社承認が下りた場合、  遠隔地(歌舞伎座タワーより 100km以遠)勤務も可能です (国内のみ)。

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制度・福利厚生 26
 満3歳未満のお子さんを養育する場合、育児休業 の取得が可能です。 「育児・介護休業法」で定められた最長 2歳までの 期間よりも長く取得が可能です。男女ともに取得実 績があります。 育児休業 小学校入学までのお子さんを扶養しており、保育園 などの育児サービスを継続的に利用する場合、そ の月額基本料金の2分の1相当額を、上限50,000 円まで育児手当として支給します。 育児手当 小学校卒業までのお子さんを養育する場合、勤務 時間の短縮が可能です。 標準勤務時間は1日 8時間ですが、5時間、6時間、 7時間から選択可能です。 育児短時間措置 同好会 公認の同好会は、会社より補助金支給 LT大会 職種ごとに、持ち回りで 5分ほどの短いプレゼン大会を開催しています Slack 社内で用いているコミュニケーションツール。 publicなチャンネル数は5,966     ※2022/10現在 ドワンゴ大忘年会  1年の振返りや社内表彰などを行います ※任意参加です コミュニケーション活性 artifata GINZA KABUKIZA店 会社の中に美容院があります! 施設 サブスク手当 社員のクリエイティブな発想を支える施策として、会社指定のサブスクリプションサービスに契約している場合、 月額2,000円を支給 健康保険組合各種サービス 関東ITソフトウェアの保養施設やスポーツ施設が特別価格で利用可能) 財産形成制度 財形貯蓄制度、社員持ち株制度 その他 子育て支援

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 ©DWANGO Co.,Ltd. All rights reserved. 
 数字でみるドワンゴ ※在籍社員数


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N予備校
 
 Webフロント 
 チーム
 
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Webフロントチームの担当範囲 アプリケーション Webフロントエンド 教材コンテンツ フロントエンド 主にPC向けの体験を提供 PC/SP双方に 共通の体験を提供 1 2 29
 LMS “Compass” 3 指導者向け管理ツール

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アプリケーション Webフロントエンド 1 30


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アプリケーションWebフロントエンドの見どころ
 不確実性と戦うために常に変化し続ける
 いわゆるふつうのSPA React(hooks) React Router Redux + Redux-Observable TypeScript styled-components Ruby on Rails view上の React ReactやjQuery page.js, slim Redux TypeScript 身軽なSPA React(hooks + Suspense) React Router React Query, etc… TypeScript styled-components 脱Railsべったり
 リリース当初の実装から脱却
 これは目立つ事例、常にすべてを見直し続ける
 サービスの性質を考慮し
 多方面に身軽にしやすく変化
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アプリケーションWebフロントエンドの今後 素早く仮説検証が可能な状態の確立 より柔軟なフィーチャートグル、ABテスト等を可能にしたい 変更が容易かつメンテしやすい形に寄せ、保つ ex. 画面どうしが独立になるように寄せ、互いを知る必要をなくす ex. 多くの画面でReduxは不要、暗黙の依存を作りやすいのでやめる パフォーマンスの向上と維持 計測体制を確立、当たり前品質を維持 アクセシビリティ向上と維持 機械判定できる最低限を確保済(WCAG 2.1 Aの一部相当) 判定が難しい領域でも、持続可能な形の確立を目指す
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 サービスの変化とその先の世界を見据えて

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教材コンテンツ フロントエンド 2 33


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教材コンテンツフロントエンドのあらまし 一定のフォーマットに従うHTMLから、コンテンツを再生
 Android N予備校 アプリ iOS N予備校 アプリ N予備校 Web 教材コンテンツ フロントエンド TypeScript + React 教材 HTML 参考書 問題集 選択式問題 記述式問題 論述式問題 … 34


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教材コンテンツフロントエンドの今後 Webのプロではない教材作成者への支援を充実させる 教材作成者しか知りえない知識を織り込ませるよう補助する img要素のalt属性にこういう情報を埋めてほしい、など提案する 問題のある記述へのより早いフィードバックの仕組みを作る プレビュー画面やLintのような道具を確立させる よりスムーズな学習体験のために 問題が読めるようになるのは速い方がいい! 特に数式のレンダリング速度をなんとかする ブラウザでできることは当たり前にできたほうがいい! たとえば、キーボード操作だけで問題を解き続けられるようにする Webの技術に乗った教材という資産の価値を守り、高めていきたい 35


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LMS “Compass” 3 36


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LMS “Compass”フロントエンドの見どころ メンター(≒N/S高の先生)が生徒のN予備校の学習状況を把握するアプリ 技術的みどころ Next.js v12 (Static HTML Export) GraphQL (urql + graphql-codegen) バックエンドとmonorepoで開発 課題、今後 Next.jsをv13にしたい 不足しているテストの追加 リリースや依存パッケージ更新作業などの運用の見直し・自動化 まだβ版なのでこれから開発する機能が沢山あります 37


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Webフロントチームについて ● 総勢10名(2023年4月時点) ○ 社員8名、業務委託2名 ● GitHub Enterprise上でPR中心の開発 ○ 厳しく優しくレビューしています ○ CIでのテストの他、外観差分やPRごとのStorybookなど整備しています ● 特に担当コードベースの概念はない ○ 事実上の主担当はあるが、壁は設けていない(見直すかも ● 1週間のスプリントで計画&振り返り ○ 5分程度のデイリーミーティングで毎日状況共有 ● 週1回のチーム内Webフロントエンド勉強会 ○ 世のトレンド把握からWebまわりの仕様把握、業務知識共有まで 38


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N予備校
 
 iOSアプリ 
 チーム
 
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iOSチーム 6名(社員4名、業務委託2名) 現在も採用中 1週間単位のスプリントでチケット駆動開発 デイリーミーティングでやることや課題の相談など GitHub.com で開発 Bitrise のため GitHub.com を利用 ※ 社内では通常 GitHub Enterprise を利用 40

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iOS 利用技術 使っている技術 使わない技術 使いたい技術 Swift 5.8 Ruby Bash SwiftUI RxSwift Action Alamofire Quick, Nimble XcodeGen SwiftPM SwiftGen SwiftLint fastlane Danger Objective-C CocoaPods Swift Concurrency サポート対象OS iOS 15.0 以上(2024年4月から iOS 16.0 以上の予定) 41

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iOS アーキテクチャ View MVVM
 ViewController Storyboard ViewModel ViewModelInputs ViewModelOutputs Model, Repository RepositoryProtocol テストあり 依存あり SwiftUI View 42

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長文解答形式の問題種別を追加 SwiftUI による画面リプレイス 通知一覧画面 フォーラムTOP画面 フォーラム検索画面 フォーラム検索結果画面 授業TOP画面 設定画面 必修レポートタブ追加 月別レポート画面追加 iOS 最近のリリース 43

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iOS チームの取り組み 朝会(毎日) チーム活動振り返り(週1) 勉強会(週1) プロダクト開発に関連する技術の情報共有や LT 例)Swift、SwiftUI、SwiftLint、GA など 案件対応 仕様策定、開発、リリース 運用・保守 コードやCIの改善、ドキュメント整備、アクセスログ調査、便利ツールの開発な ど 44

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iOS その他の開発 マルチモジュール対応 段階的な Swift UI 移行 SwiftPM 移行 アプリ内デバッグ機能の拡充 内製ライブラリの作成・メンテナンス リファレンスリポジトリのメンテナンス 45

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N予備校
 
 Androidアプリ
 チーム
 
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Androidチーム ● 6名前後 ● 1週間単位のスプリントでチケット駆動開発 ○ デイリーミーティングで開発状況の共有と困りごとの相談 ○ Pull Requestの作成・レビューを素早く回すことで、コード品質の担保と開発速度の向 上を実現 ● GitHub Enterprise Cloud で開発 ○ 新機能の実装とリファクタリングを同時進行 47

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Android 利用技術 サポート対象OS Android 8.0 以上
 使っている技術
 使いたい技術
 ・Kotlin
 ・Coroutines Flow
 ・Navigation
 ・Jetpack Compose
 ・ExoPlayer
 ・ViewModel, LiveData
 ・Retrofit
 ・moshi
 ・mockito-kotlin
 ・Dagger Hilt
 ・media3
 
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Android アーキテクチャ モジュール構成図
 app app アプリのエントリーポイント ui home ホーム画面の UI domain data forum フォーラム画面の UI lesson 授業画面の UI setting 設定画面の UI common 共通の UI material 教材画面の UI home ホームのロジック forum フォーラムのロジック lesson 授業のロジック setting 設定のロジック common 共通のロジック material 教材のロジック repository データを取得 contract インターフェースの定義 datasource データの定義 49

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Android 最近のリリース ホーム画面リニューアル
 動画を続きからみる機能
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● 新機能の開発 ○ 他チームと協力しながら仕様の作成、実装、リリース ● アプリの品質向上 ○ ライブラリの刷新、技術的負債の解消など ● チームのサポート ○ コードレビュー、勉強会の進行など ● 知見の外部共有 ○ 技術ブログの執筆、教材の制作など Android チームの取り組み 51

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Android その他の開発 ● Jetpack Compose の導入
 ● RxJava から Kotlin Flow への 移行
 ● DroidKaigi のスポンサー
 開発者ブログより 52

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N予備校 / 教務システム
 
 品質保証
 チーム
 
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品質保証チーム ● チーム体制 ○ N予備校:4名 (社員3名、派遣社員1名) ○ 教務システム:5名(社員1名、業務委託4名) ○ マネージャー:1名 ● ベーシックな品質保証プロセスを基本として活動 ○ デイリーでアプリケーションごとにタスク、情報共有 ○ ウィークリーで社員間のコミュニケーション 54

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品質保証 取り組み ● 2021年チーム立ち上げ ○ 案件ごとの品質保証 ○ リグレッションテスト(フロントエンド、バック エンド、SRE) ○ シフトレフト品質保証活動 ○ テストデータ整備 ○ ユーザー問い合わせ連携 ○ 検証端末管理 55

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品質保証 今後の活動 ● 対応領域拡大 ○ 各開発チームへのシフトレフト活動 ○ リグレッションテスト範囲拡大 ○ 既存運用強化 ○ 上流工程からの介入 ○ 新規案件対応 ● 継続検討 ○ テスト自動化 ■ Autify などの導入検証 56

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N予備校 サーバーサイド チーム 57

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N予備校のサーバーサイド 58 N予備校 PCWeb N予備校 iOSアプリ N予備校 Androidアプリ N/S高向け 単位認定試験アプリ (Android) LMS Compass PCWeb N予備校 サーバー アプリケーション群 N予備校 API N予備校 CMS Compass API 教務システム 教務システム 連携API N予備校の扱うコンテンツやユーザーの学習進捗 教務システムとの連携を担い様々なサービス・システムを支えている

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N予備校サーバーサイドチーム 59 ● 2023年6月時点で19名のチーム ○ 規模拡大中のチームで現在も積極的に採用活動を行っています! ■ 直近2年間の採用実績 ● 2021年度 4名(新卒社員 1名, 中途社員 3名) ● 2022年度 5名(新卒社員 1名, 中途社員 4名) ● プロジェクトごとにチームを編成し開発 ○ メンバーの希望やプロジェクトの規模・専門性からチームを組織 ○ 開発の進め方についてはプロジェクトに応じて検討するが スクラム的な形式となることが多い ● 週1の雑談会・月1の勉強会を継続的に実施 ○ プロジェクトを横断したコミュニケーションや業務知識の共有など

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マイクロサービスアーキテクチャを採用 60 初期リリースに向けた開発において マッチしていたため採用 機能毎にサービスを分割し プロジェクトに応じて必要な改修を 各サービスに対して行う ドワンゴ教育サービス開発者ブログ 「N予備校のマイクロサービス」で 詳しく解説

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利用している技術 61 マイクロサービスアーキテクチャの利点を活かし 開発時の状況や解決したい課題に応じて適宜技術選定を実施 Ruby, Rails / Padrino / Grape 開発初期のメンバーのスキルセットやリリースに向けての開発速度に 重点が置かれていた Node.js, Express / Socket.io 開発初期の段階でWebSocketを用いるような機能の実現のため選定 TypeScript, NestJS 型の恩恵を得られるとともに DIや拡張性の高さから選定 主にPCWebフロントを持つようなアプリケーションについて順次採用 サーバーサイドKotlin null安全な静的型付言語により得られる恩恵が大きかった点と言語としての豊富な表現力から複雑 なドメイン知識をコードとして表現する際にメリットがあると判断し採用 N予備校バックエンドでサーバーサイドKotlin移行を始めました

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N予備校 サーバーサイド開発における取り組み 62 技術的な負債の蓄積に対しての継続的な改善 リリースから様々な機能追加のトレードオフとして蓄積された技術的な負債への 改善としてリファクタリングやシステムのリプレイスを含めた改善を継続的に実施 システムのあるべき姿をチーム内でも議論しシステムのリプレイスに留まらず 全く別物として新規にアプリケーションを開発するなど技術とシステムの 使い勝手の両側面から改善を推進 サービスや学校の運営を円滑にするために調査や依頼に改修要望の 窓口を整備し持続可能な体制を構築 小規模な改修・改善を草の根的に進めサービスの品質向上に貢献

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今後の展望 63 N予備校をより教育的にも価値のあるサービスにしていくためにも 継続的に改善を行っていく マイクロサービスアーキテクチャも含め技術選定についてゼロベースで見直しを行いサービス の持つ課題や責務に応じて適切にリプレイスやリアーキテクチャを 行っていく N・S高の教職員や教材制作スタッフの業務改善をシステム化で 支援しより質の高い教育の提供へ 教育のインフラとして要望されている機能の実現やエンジニアリングによる 課題解決で教育の品質を向上させていく ユーザーへのN予備校における学習体験の向上により 「未来の当たり前の教育」の実現へ

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N予備校 フロンティア企画開発 チーム 64

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フロンティア企画開発チーム 2022年4月に発足し、2年目に突入! 次世代N予備校の取り組みを中心に、 「企画」と「技術検証」に注力するために新設されたチーム 65

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企画・技術検証(PoC)・データ解析・DWH構築 を行っています 普段は企画チーム・技術検証/DWHチームで動くことが多いですが、 メンバーそれぞれの特性を生かし有機的なつながりを作ることを目指しています <企画/データ解析> 2023/10現在 Webサービスプランナー・ ディレクター 2名 (内 1名兼務) データアナリスト 2名 (兼務) <技術検証/DWH> 2023/10現在 データサイエンティスト 2名 データエンジニア 3名 マネージャー 1名 合計10名のチームです 66 データ 解析 技術 検証 DWH 構築 企画 フロンティア企画開発チーム

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次世代N予備校全体のプランニング N予備校 ● 今後のアップデートに向けて デザイン・フロントエンドのコンポーネント化の取り組み ● マイコース N/S高生に向けてのアップデート案件のディレクション N予備校LMS “Compass” ● 全体プランニング・ディレクション ● β版開発 ディレクション 2023年以降の開発のプランニング… 67 2022年の企画の取り組み

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行動履歴基盤の構築 ● N予備校とのIF(DataLake) ● DWH ● LMSとのIF(DataMart) 学力定量化への挑戦 ● 項目反応理論(IRT)の適用 ● 生徒を巻き込んだキャンペーン企画 サービス企画・教材企画・学園運営へのデータ解析 ● 企画開発ディレクション案件の KPI取得 ● プランニング時の実データ検証 ● 教材企画・学園運営への KPIデータ提供(LMSのプロトタイプ要素も含む ) 68 2022年の技術検証・データ解析の取り組み

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チームを大きくしていきます! 「N予備校」「ZEN Compass」をより学習者にとってより価値のあるものにするため、 69 2023/10現在 10名 14名 を目指します 以下の内容が気になる方、 ぜひカジュアル面談しましょう! ● 「学校」が抱える課題にデータやテクノロジーを使ってアプローチしたい ● 学習者に寄り添う学習プラットフォーム・教育プラットフォームを作りたい ● データサイエンティスト/アナリストだけれど、モデルを作るだけではなく企画として実現 するところまで繋げたい ● ソフトウェアエンジニアだけれど、企画もやりたい ● データエンジニアリングとデータサイエンスの両方に興味がある 2023年の採用情報 2023/4現在 8名

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教務システム 70

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これまでの流れ・概観 71

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技術について 79

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旧技術基盤とは ● 外部パッケージで使われ、つくられたもの ○ 開発 ■ Java8 / jQuery ■ 独自MVC / 独自ORM ○ インフラ ■ AWS EC2を手動構築 ● 教務システムとしては 6年前開発開始だが、おそらく技術自体は相当な歴史があるものと推測 ● DXが良くなく、今後10年内製チームで利用していくには心許ない ● ユーザー体験も悪い、 Form Submit とページ遷移の繰り返し (後述) ● (補足) 当時の判断を責めるものではない ○ 速く安くしたかっただろうし、そしてこれほど生徒も職員も増えると思っていなかっただろうし ○ 大事なのは、変化にいかに対応するか ⇒ 内製化のキモでもある 80

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新技術基盤とは ● 内製チームで技術選定したもの ○ 開発 ■ TypeScript / Next.js(React) / Prisma ○ インフラ ■ コード化、コンテナ化、ECS + Fargate で実行 ● 今後10年内製チームで利用していくことを見込んで選定 ○ (Prismaに迷いはあるがオニオンアーキテクチャで依存を回避) ● Next.js で SSR + 部分的CSR ● 閲覧と編集をシームレスにしてクリック数を削減 (後述) 81

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旧技術基盤UI 新技術基盤UI 82

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旧 ⇒ 新技術基盤への「ゆるやかな移行」 ● データベースは旧/新で共有 ○ データの寿命はシステムより長い ● 100画面以上ある全ての JavaAction と HTMLテンプレートを 一気に移行することは不可能 ○ そもそもユーザーの要求の捉え直しをせずにやっても意味はない ● したがって既存画面の改修は旧基盤のまま躊躇なく行いつつ 新たな要求(新規画面追加、既存業務の見直しなど)を新基盤で実現 ⇒「ゆるやかな移行」 ● 並行して開発者もサーバサイド Java メインから TypeScript / Next.js を修得、レベル上げしていく 83

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今後について & なかま募集 84

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● 角川ドワンゴ学園の生徒数&学校数増加の勢いはこれからも続き、 近いうちに10万人オーダーになっていく ● その一方で、教員・職員の数はなるべく増やさずに済むよう、 効率的な業務デザイン・システムデザインをしていく ● また角川ドワンゴ学園以外にも、ネット教育の「当たり前」を目指して 他法人へのサービス提供もしていく ● 多くのユーザーに、軽快で使いやすいシステムを 新技術基盤を武器に提供していく 今後について 85

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なかま募集 たとえばこんな方... ● 抽象的な業務課題を吸い上げて、システムに落とし込む上流工程やりたい ○ 年々進化する学校なので課題も多いが、やりがいもあります ● 業務システム開発で TypeScript / Next.js / コンテナ技術が できる・やりたい・やれるようになりたい ○ いまはJavaしかできないけど…な人も歓迎 ● いままで受託だったけど、内製やっていきたい ○ ユーザーの感謝が得られますし、生徒数が増えたりコストが下がるのも嬉しいです まずはカジュアル面談からお待ちしています! 🙏 86

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N予備校 / 教務システム
 
 SRE
 チーム
 
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SREチーム ● チーム体制 ○ 7名(社員5名、業務委託2名) ● 担当プロダクト ○ N予備校・教務システムそれぞれのインフラ全般を担当 ● 主な業務の分類として下記の3観点で対応中 ○ 各チームからの依頼作業 ○ 通常運用作業 ○ 運用負荷軽減を目的とした改善作業 88

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SREチーム 開発体制 ● 開発サイクル ○ 2週間単位のスプリントでチケット駆動開発 ■ メンバー間の進捗共有 ● 日例(毎日) ● 進捗共有会(週1) ● 技術スタック ○ Terraform ○ Python ■ 運用自動化を目的としたスクリプト作成に利用 ■ 特に制約がない場合の最初の選択肢。他の言語を利用することのメリットが大きい 場合は積極的に採用 89

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主な業務内容 ● 依頼作業 ○ 各開発セクションからの依頼対応 ■ 新規サービスの提供に向けた新規構築・既存環境の構成変更 ○ 学園イベントによるアクセス増への対策として一時的なインフラ増強対応 ● 通常運用作業 ○ 障害未満のアラート発報時の未然対応 ○ 障害発生時の復旧対応・再発防止のための根本対処 ○ AWSから通知されるEOLやEC2のリタイアメントへの対応 ● 運用負荷軽減を目的とした改善作業 ○ 各種監視強化やデプロイ改善 ○ 定期的にアラートが発生する事象に対する自動対処の導入 ○ IaCのリファクタリング 90

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直近の取り組み事例 ● 依頼作業 ○ ZEN Compass及びZEN Improt環境構築 ○ 学園の単位認定試験実施に伴うアクセス増対策のインフラ増強 ● 通常運用作業 ○ PostgreSQLのマイナーバージョンアップ対応 ○ Redis v2 -> v6のバージョンアップ ● 運用負荷軽減を目的とした改善作業 ○ Zabbixで監視していた項目をすべてCloudWatchへ移行 91

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SRE 今後の活動 ● Kubernetesを始めとした各箇所で利用するサービスのバージョン更新 ○ アプリ開発者と協力した積極的にバージョンを追従していく手順と体制の構築 ● 通常運用作業の比率が高く、運用改善がのんびりペース ○ チームの強化・体制の見直しを通して改善スピード Up 92

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選考・応募について
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選考の流れ 94 1次面接 面接官 マネージャー 現場エンジニア 最終面接 面接官 テクニカルディレクター 書類選考 ※1次面接までに適性検査を受検いただ きます ※面接はすべてオンラインです ※選考の過程でコードテストを実施する場合があります ※選考の状況により選考の流れが変更される場合があります

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その他の参考資料 ドワンゴ採用情報サイト https://recruit.dwango.co.jp/ 教育プロジェクト採用サイト https://www.nnn.ed.nico/recruit/ 開発者ブログ https://blog.nnn.dev/ ドワンゴ技術発信 Twitter アカウント https://twitter.com/dwango_tech 95

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未来の「当たり前」の教育をつくる Vision / Mission ほんの少し先の未来、 ネットで学ぶときに「当たり前」とされるようなサービスを創るのは、 私たちにしかできない。 日々そう考えて企画開発しています。 それは教育の「当たり前」を変えること。 この前人未到の挑戦に、加わってみませんか。 96