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いかに大量の新機能を スピーディーに提供するか 21/03/13 株式会社Mobility Technologies Masaki Gota

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Mobility Technologies Masaki Gota (@go_go_pdm) うなぎ大好きプロダクトマネージャー システム企画・要件定義を約 10年経験 ・ソフトバンク:コールセンター DX企画(4年) ・Akerun:PdM 兼 カスタマーサクセス責任者( 3年) ・DeNAからMoT:タクシーアプリ「GO」PdM(3年)  ※ 20年4月にJapanTaxiと合併し現職 タクシーアプリ「GO」リリース時からPdMとして主にユーザ向 けネイティブアプリのプロダクトマネジメントを担当

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Mobility Technologies(通称:MoT)とは? Mobility Technologiesは、 タクシーアプリ『JapanTaxi』などを運営するJapanTaxiと、 DeNAのタクシーアプリ『MOV』、 次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』などが事業統合し、 2020年4月から新体制でスタートした モビリティDXカンパニーです。

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事業一覧 ユーザ向けアプリだけでなくタクシー会社のDXも (BtoBtoC) 配車関連事業 広告決済事業 乗務員向け ソリューション事業 DRIVE CHART・ ドラレコ事業 次世代向け R&D事業

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事業一覧 ユーザ向けアプリだけでなくタクシー会社のDXも (BtoBtoC) 配車関連事業 広告決済事業 乗務員向け ソリューション事業 DRIVE CHART・ ドラレコ事業 次世代向け R&D事業 IoT機器などのハードウェア開発 AIを活用した予約機能や乗務員様向けの探客機能など 最新技術が盛り沢山

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出典『CBインサイツ』February 11, 2021 <アジア太平洋地域> 資金調達額の多いスタートアップ 日本で唯一のランクイン

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いかに大量の新機能を スピーディーに提供するか

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2019年pmconf 「打席に立ち続けられるプロダクトチームを作ろう」 変化や多様なプロダクトに柔軟に対応できるか ● 高い打率で、打席に立ち続けるために ● 専門家×多様性:80点を出さない ○ PdMグループにデータアナリスト・ UXリサー チャー・デザイナーが存在している https://type.jp/et/feature/12069/ 今日は以下の続編の位置付け

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実際の現場では どのように動いてきたか

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大量の新機能って いかほどよ?

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大量っていかほど? 一例をお伝えすると…ユーザ向けアプリ ● 3年連続3回  リブランディングと大型UI変更 ● 上記やりながら、わかりやすい新機能と小改善もどんどん出す

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大量っていかほど? ユーザ向けアプリ以外にも、プロダクトが沢山ある(他にもある) 12 Wi-Fi Direct Taxi Meter Taxi Printer MOV後部座席 タブレット 乗務員端末 決済機 外部デバイス 車両信号 DRIVE CHART Bluetooth機器 AWS IoT 4G

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大量っていかほど? 2020年4月に合併したので

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大量っていかほど? 14 AWS IoT 4G 4G Bluetooth機器 Taxi Meter Taxi Printer JapanTaxi タブレット 乗務員端末 JapanTaxi ドライブレコーダー 4G 運行管理ソフト 扱っているプロダクトが 倍!(統合進めているが)

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大量っていかほど? ちらっ。 すべて新機能。改善系などはまた別にある。

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どうやって こなしてきたのか?

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Ⅰ.組織体制

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前提 徐々に組織が変わっていったという前提で。

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① PdM・PjM・PMMが分かれている Takaaki Umada, Director at The University of Tokyo 「PM と PMM のためのコミュニティマネジメント」より引用 https://now.mo-t.com/n/n7b29430b438b ※ PMMはビジネス組織に所属。PdM等はPdM専門組織に所属。

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② PdM組織に多様なスペシャリスト人材  → PdM本来の業務に集中ができる

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③ プロダクトマネージャーの人数も多い! PdM 部門 ビジネス 部門 開発部門 管理部門 PjM デザイナ アナリスト リサーチ QA PdM ユーザ 向け 乗務員 向け 管理者 向け 決済PF ハードウェ ア AI機能 広告Tab 他も…

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Ⅰ.組織体制 ① PdM・PjM・PMMが分かれている ② PdM組織に多様なスペシャリスト人材 ③ プロダクトマネージャーの人数も多い! プロダクトマネージャーとして ロードマップや1つ1つの機能要求に集中することができる。 それでもやることいっぱいで大変(笑) ・新機能はいっぱい ・開発中/済機能のデリバリー(問合せ対応含め) ・ロードマップ調整 などなど

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Ⅱ.PdM個人としてのスキル

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1年間に約40の 要件定義をした ※大小問わず

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毎日新しい機能の実現方法と 新しい課題の解決方法を考え る日々

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① (かつて)個人的な横の動きと連携強化 PdM 部門 ビジネス 部門 開発部門 管理部門 PjM デザイナ アナリスト リサーチ QA PdM ユーザ 向け 乗務員 向け 管理者 向け 決済PF ハードウェ ア AI機能 広告Tab 他も… ドメイン知識獲得・相談のしやすさ → 各作業を高速化 今ではこれが組織と してできてるよ

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② コスパの良い開発QAとMVP意識 必要なこと ● アーキテクチャやシーケンス、各APIなどの理解 意識すること ● MVP ○ 1つ機能の中でもさらにPriorityをPRDに記載 ● あるものを利用する ○ 前作ったあの機能を利用したら実現できるんじゃん? ● 分岐と画面を減らす(QA効率化にもなる) ○ この画面、本当に必要か? ○ エラー画面むやみに増やしすぎない、など

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Ⅱ.PdM個人としてのスキル ① 個人的な横の動きと連携強化 ② コスパの良い開発QAとMVP意識  ※ でも理想は捨てない!! おかげさまで課題解決・要件定義のスキルがだいぶ向上

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いかに大量の新機能を スピーディーに提供するか

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いかに大量の新機能をスピーディーに提供するか ① 組織化・役割分担によって各作業を効率化 ② 個人・組織的な横の動きと、各人のコスパ意識 プロダクトマネージャーとして「ロードマップ」「要件定義」に集中するこ とができる!  ↓ 組織の利益拡大に繋がる!

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