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プロダクトが日の目を見るまでに
 PMがやっていること
 みんなのマーケット株式会社 
 プロダクトマネージャー・たざき 
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はじめに
 今回の話は、こんな人向けです。 
 
 ・PMに興味がある人 
 ・PMが具体的に何をしているかわからない、知りたい人 
 
 
 ちなみにここでいうPMとは、「プロダクトマネージャー」です。PdMとも書きます。 
 名前が似ているものとしてプロジェクトマネージャーがありますが、以下の点が異なります。 
 
 プロダクトマネージャー:プロダクトの成長に責任を持つ人 
 プロジェクトマネージャー:開発の進行に責任を持つ人 
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はじめに
 最近よく聞くPMですが、実際に何をしているか分からないという人は多いと思います。 
 
 そこで今回は、当社のPMが、プロダクトを企画しリリースするまでの各段階において、 
 
 何をしているのか、
 どんなことに気をつけているか、 
 誰と関わるのか
 
 を紹介します。
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企画
 まずは企画を立てます。 
 新しいプロダクトの開発でも、既存の機能の改善でも、 
 何かしらの問題からスタートします。 
 
 たとえば・・・
 
 ・キャンセル率が高い 
 ・既存の機能では対応できない分野に参入したい 
 
 PMは問題に対して、課題は何か、どうやって解決するかを考えていきます。 
 
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企画
 課題の定義には裏付けが必要です。 
 
 例えば「なぜキャンセル率が高いのか?」を知るために、 
 
 キャンセル率が高いグループと低いグループに分けて様々な指標を比 較してみたり、
 
 実際に使っているユーザーやその分野に詳しい専門家にヒアリングを 行ったりして、
 
 課題を具体化していきます。 
 
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企画
 課題が明確になったら、どうやって解決するかを考えます。 
 
 解決方法は必ずしもプロダクト開発だけではなく、 
 セールスの強化などの方法を取ることがあります。 
 またコストとインパクトを考慮して、あえて解決しないという選択肢を取ることもあります。 
 
 
 以降はプロダクト開発によって解決することになった場合の流れを説明します。 
 
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要件定義
 開発をする場合は、必ず要件定義を行います。 
 
 当社の場合は自社開発ですので、自社のエンジニアに 向けて、
 
 ・なぜ開発するのか
 
 ・どんな画面構成か
 
 ・それぞれの画面でどんなことができるのか(機能) 
 
 という点が伝わるように、ドキュメントにまとめていきま す。
 
 7 (画面構成図のイメージ)

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デザイン
 PMは要件定義の際に簡単な画面イメージを作りますが、 
 それだけでは実際にwebページを作ることは難しいので、 
 デザイナーに画面のデザインの作成を依頼します。 
 
 デザインを作る際は、デザイナーとそれぞれの画面の役割をす り合わせながら、
 どんな文言を表示するか、 
 ボタンにするかテキストにするか、 
 画面遷移に違和感はないか 
 などを一緒に考え、チェックしていきます。 
 
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開発
 要件定義が終わり、開発の承認が取れたら、 
 エンジニアが要件定義とデザインを基に設計・開発をします。 
 
 PMは、開発中に疑問点が生じたり、変更が必要な箇所が出てきたりした際に、 
 都度エンジニアと話し合いながら、どう対応するか決めていきます。 
 
 要件の修正を行うこともありますが、当初の開発の目的からブレないように注意が必要です。 
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テスト
 開発が終わったら、QAエンジニアがテストケースを作成し、テスターがテストを実施します。 
 
 PMは必要に応じてテストケースのレビューを行い、 
 想定している動きと一致しているか、ユースケースが漏れていないかをチェックします。 
 
 また、テスト中にバグが見つかった時、優先度の判断を行います。 
 
 たとえば・・・
 影響度が大きいもの→リリースを遅らせてでも先に修正する必要がある 
 使用感に大きく影響しない軽微なもの→リリースしてから修正を行うという判断もあり 
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リリース
 テストが終わったらついにリリースです! 
 
 ユーザーにリリースのお知らせが必要な場合は、メールやよくある質問、サイト上など、 
 どのような方法で周知を行うか、どの時期に行うか(事前かリリース後か)、 
 影響度に応じてお知らせする方法を検討しておきます。 
 
 また、プロダクトはリリースしておしまいではありません。 
 使われてこそのプロダクトなので、 
 セールスやカスタマーサクセスなどの部署と事前に運用面のすり合わせを行い、 
 リリースしてすぐに走れるように準備しておく必要もあります。 
 
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効果検証・改善
 PMはプロダクトの成長を追う必要があるため、 
 リリース後には効果検証を行います。 
 
 検証の結果、思ったように使われていないところや 改善が必要なところがあれば、また企画に戻って課 題の解決方法を考えていきます。 
 
 場合によっては機能自体の改善ではなく、他の面の 改善が必要になることもあります。 
 当社においては出店者の売上アップ・フォローを担 うコンサルティング本部や、ユーザー獲得を行うマー ケティング本部と連携して改善していくケースも多々 あります。
 
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まとめ
 ・PMはプロダクトの成長について責任を負っています。 
 
 ・プロダクトを成長させるためには、色々な人を巻き込んでいく必要があります。 
 ここまで読んで、「各ステップに色々な人が登場するな」と思った方もいるかもしれません。 
 その通りで、関係者が多いです! 
 PMは色々な人と関わり、調整を行う仕事です。 
 
 ・プロダクトはリリースして終わりではありません。 
 成長させていくために効果を検証し、プロダクトを見直し、改善するのを繰り返していきます。 
 
 当社のPMの業務のイメージはつきましたか? 
 最後に我々のプロダクトと会社についてご覧いただけると嬉しいです! 
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会社紹介
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私たちのプロダクト 生活の「困った」を解決できるプロが集まる プラットフォーム「くらしのマーケット」 頼める出張サービスの種類 事業者の数 300種類以上!
 70,000事業者を突破!
 エアコンクリーニング、引越し、庭木剪定..などの生活関連サービス 日本全国の事業者が登録、売上を伸ばしている 15

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私たちのビジョン 正直者が馬鹿を見ない世界を作る
 テスト前に必死で勉強したのに、先輩から過去問をもらっていた友達が自分よりいい成績を取った…
 会社のことを思って地味な仕事も引き受けてきたのに、上司に気に入られている同期が昇進した…
 
 世の中では、不条理なことが起きます。
 でも、悪賢い人が得をして、正直な人が損をする世界なんて嫌です。
 
 江戸時代の思想家、石田梅岩は「二重の利を取り、甘き毒を喰ひ、自死するようなこと多かるべし」
 つまり、悪賢い者には必ず報いがあると説きました。
 さらに「実の商人は、先も立ち、我も立つことを思うなり」とも表し、
 まず相手の利害を優先し、その結果として自身も利益を得ることが商人の本文だと説きました。
 
 私たちは、先も立ち、我も立つ、正直な人が報われる世の中を作ります。
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私たちのミッション 「人と人」が関わるサービスを、
 安心して取引できる仕組みを提供する
 私たちは、くらしのマーケットを通じて、
 世の中のあらゆるサービスをインターネットで安心して取引できる仕組みを提供していきます。
 インターネットでモノを買う時、みんなが楽天市場やAmazonを利用するように、
 サービスを買う時は、みんながくらしのマーケットを利用してくれる…そんな世界を目指します。
 
 多くのベンチャー企業が、自社の成長をアピールしますが、いちばん重要なことは、
 その会社がその時に「どれだけ成長しているか」ではなく、その会社が今後「どこまで成長できるか」です。
 
 みんなのマーケットは巨大な市場に挑んでいます。私たちと一緒に、大きく成長していきましょう。
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書いた人 2015年 みんなのマーケット入社。 
 入社時はコンサルティング本部配属でしたが、育休を経て2019年よ りテクノロジー本部でPMをしています。 
 当社ではビジネスサイドからPMに転身した人が活躍しています! 
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