Slide 1

Slide 1 text

freee 株式会社 セキュアな Drive 外部共有に向けた freee の挑戦

Slide 2

Slide 2 text

新卒で国内大手金融機関システム子会社に入社。 前半8年間に基幹系システムの開発を担当し、 銀行合併も経験。 後半5年間は研究開発部門の担当マネージャーに従事。 その後 freee に転職。 当初は 会計freee の記帳系、請求書系の開発を担当。 兼務で CSIRT を担当し、銀行提携に関わるセキュリティ調整を担 当。その後、CISOに就任。さらに CIO も兼任。 妻と子供2人と猫2匹との6人家族。 Teppei Tosa 土佐 鉄平 freee株式会社 CISO 兼 CIO 2

Slide 3

Slide 3 text

3 Mission ビジネスに携わるすべての人が 「創造的な活動」にフォーカスできるよう 96億603万円 (資本準備金等含む) 従業員数 事業内容 クラウド型バックオフィスサービスの開発・販売 資本金 設立年月日 2012年7月 530名(2017年12月末時点) 生産年齢人口が劇的に減少し、慢性的な人手不足となる日本で 労働生産性向上は緊急の課題となっております。 その課題に対しfreeeは「人工知能」と「統合基幹業務システム」を クラウド技術を活用し全国へ提供し、 業務効率化を実現するサポートを続けることで、 中堅中小企業のバックオフィス業務効率化を目指しております。

Slide 4

Slide 4 text

市場からの評価:法人シェア No.1 4 * BCN調べ * MM総研調べ * 2017年8月より、クラウド給与計算ソフト freeeは、機能を強化し、新たに「人事労務 freee」というサービス名に変更しました。 クラウド給与ソフト 市場 40% クラウド会計ソフト 市場 35.2% 100万 事業所 以上 10万 事業所 以上  

Slide 5

Slide 5 text

会計freee と G Suite との API連携を促進して参ります G Suite ユーザは 会計freee をお安く利用いただけます 5

Slide 6

Slide 6 text

クラウドサービスを提供する freee が社内で利用するシステムは、G Suite を始めとして、 ほぼ全てクラウドサービスとなっています。 freee は G Suite を徹底活用しています 6

Slide 7

Slide 7 text

7 例:Google Form セキュリティ理解度確認に活用 - 定期的なセキュリティ教育を兼ねた理解度確認を実施 - Google Form の「テスト」モードの機能をフル活用

Slide 8

Slide 8 text

テストモードを使うと、回答者の成績や、正解/不正解時の解説などを表示できる Google Form のテストモード 8

Slide 9

Slide 9 text

チェックボックスによる回答スタイルにして、「選択する個数」を指定可能 回答者の無駄なケアレスミスを防ぐことができる 選択必須数を指定 9

Slide 10

Slide 10 text

簡単な分析結果も自動表示してくれて便利 簡単な分析結果 10

Slide 11

Slide 11 text

11 まとめ - 簡単にテストが作れる - 自社独自ルールを基にした実体的な理解度確認ができる - [要望] 文章の装飾ができたらありがたい - [要望] 各質問の後に解説を表示する機能が欲しい

Slide 12

Slide 12 text

12 Driveの外部共有を許可していますか? ✋

Slide 13

Slide 13 text

13 freee での Google Drive の外部共有は 「積極的 且つ 安全に使ってもらいたい」のスタンス - メール添付より圧倒的に安全 - 有効期限設定、コピー禁止・ダウンロード禁止等の設定ができる - 後から共有解除ができる - 実際に見られたかどうか、ダウンロードされたかをログで追える - とはいえ共有先を間違えるリスクはメール添付と同じなので、仕組みや運 用で従業員をフォローしてあげる必要がある

Slide 14

Slide 14 text

以下の4つの基本ルールに基づき、様々な運用を構築(一部進行中) Drive外部共有4つの基本ルール 14 1. 「ウェブで一般公開」「リンクを知っている全員」への共有設定は原則禁止 2. フォルダ単位の外部共有は禁止 3. 外部共有設定は必要最低限に 4. 外部共有ファイルのファイル名に [shared] と入れる

Slide 15

Slide 15 text

- G Suite Report API を叩く 日次スクリプトを用意して運用をサポート - その日に上記設定がされたファイルを抽出 - 例外登録(Google Form)されているか確認 - 例外登録が無いようであれば、設定者にメールして共有範囲の見直しを依頼 1.「ウェブで一般公開」「リンクを知っている全員」への共有 設定は原則禁止 15

Slide 16

Slide 16 text

- 外部共有設定しているフォルダから設定をひっぺがし、配下のフォルダに同じ設定をつ けて回るスクリプトを定期実行 - 受け取り専用外部共有フォルダを用意(後述) 2. フォルダ単位の外部共有は禁止 16

Slide 17

Slide 17 text

受取フォルダ ② ①で作ったフォルダのItemIdをURLから取得してそ れをフォルダ名にして外部受取親フォルダに、受取フォ ルダを作成 受け取り専用外部共有フォルダ 17 最終格納フォルダ ① 外部から受け取るファイルを最終的に格 納するフォルダを用意(外部共有設定しな い) 外部受取親フォルダー(CSIRTにて外部共有済) ③ ②で作ったフォルダのURL を相手に伝える ⑤ Botアカウントが 1時間毎にファイル格納を検知して、ファイ ルを移動させる ④ ③で伝えたURLに、 ファイルを格納してもらう

Slide 18

Slide 18 text

- 編集権限をつけないことで付与できる様々な制限について教育 - コピー禁止、印刷禁止、ダウンロード禁止 - 有効期限設定 - 外部共有不要では?と思われるファイルを一定条件で抽出するスクリプトを稼働させ、 設定見直し依頼メールを自動送信 - 一定日数、アクセスのないファイル - 一定日数、外部ドメインのアクセスしかないファイル 3. 外部共有設定は必要最低限に 18

Slide 19

Slide 19 text

- 外部共有しているのに、shared 入っていないファイルには強制的にファイル名を更新し て回るスクリプトを稼働 4. 外部共有ファイルのファイル名に [shared] と入れる 19

Slide 20

Slide 20 text

20 G Suite のサードパーティアプリ DriveChecker を導入 - G Suite Drive API だけでは、現状の外部共有状態を正確に把握できない (別途DBの用意がどうしても必要となる) - ファイル数が膨大でAPI利用制限に抵触してしまう - DriveChecker は 全ファイルの共有状態を CSV 出力できる

Slide 21

Slide 21 text

21 まとめ - freee での Google Drive の外部共有は「積極的 且つ 安全に使ってもらい たい」のスタンス - 4つの基本ルールに基づいて運用を構築 - G Suite API ではやりきれないので DriveChecker を活用

Slide 22

Slide 22 text

スモールビジネスに携わるすべての人が 創造的な活動にフォーカスできるよう