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Googleドキュメントには、1つの開発に関する情報
をすべて残す。(ドキュメントタブを活⽤)
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解決策③:できる限りの情報を残す
技術設計にADRの活⽤
上流⼯程での取り組み
1つの機能開発単位での情報
ADR(Architecture Decision Record)
= アーキテクチャ決定記録
ADR-001: 外部システム連携のためのAPIアーキテクチャ
ステータス: 承認済み ✅
⽇付: 2025/09/26
1. 背景 (コンテキスト)
電⼦帳簿保存法の改正(特に2022年1⽉施⾏分)により、国税関係書類(請求書、領収書など)の電⼦データ保存が義務化‧促
進されています。多くの企業では、会計システム、経費精算システム、販売管理システムなど、複数のSaaSや業務システムを
利⽤しており、これらのシステムで発⽣する電⼦取引情報を、本ストレージシステムに集約‧保存するニーズが急速に⾼まって
います。
(中略)
2. 決定事項
外部システム連携機能として、RESTful API を採⽤します。具体的な技術仕様は以下の通りです。
- APIスタイル: REST (Representational State Transfer)
- HTTPメソッド (GET, POST, PUT, DELETE) を活⽤し、直感的で分かりやすい操作体系を提供します。
- データ形式: JSON (JavaScript Object Notation)
## 認証⽅式: OAuth 2.0 (Client Credentials Grant フロー)
- システム間の連携に特化した安全な認証フローを採⽤します。
- アクセストークンには有効期限を設け、必要に応じてリフレッシュする仕組みを導⼊し、不正アクセスリスクを低減
電⼦帳簿保存法対応:
タイムスタンプ付与: ファイル登録APIの実⾏時に、認定タイムスタンプを⾮同期で付与するプロセスを内部で実⾏します
テンプレートを元に必要事項をテキストで残す