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いまさら仕事術#7 生産性向上と「脳」の働きの関係を 理解する いまさら仕事術#7 ©2022 NobuhisaObara 1

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「いまさら仕事術」とは 社会人になると「仕事のやり方」を当たり前のように知っていることになっていま す。 しかし、実際には教わることも・学ぶ機会も無く、なんとなく手探りでやっているこ とが少なくありません。 その中でも特に「暗黙知」的な仕事術をピックアップし、連載形式で紹介していきま す。 今回のテーマは、「生産性向上と「脳」の働きの関係を理解する」です。 いまさら仕事術#7 ©2022 NobuhisaObara 2

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丨もくじ:生産性向上と「脳」の働きの関係を理解する 生産性向上=「作業」を減らして、「仕事」をする 仕事=考える、判断するが本質 思考は、集中力が影響する 集中力は「脳」の特性に影響される 残業がムダである理由を、「脳」の特性で理解する いまさら仕事術#7 ©2022 NobuhisaObara 3

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生産性向上=「作業」を減らして、「仕事」をする 生産性↑=成果↑/工数・コスト↓ 作業時間=工数・コスト 仕事=成果 まずはこの計算式が、生産性向上を理解するうえでの大前提 いまさら仕事術#7 ©2022 NobuhisaObara 4

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仕事=考える、判断するが本質 成果を上下させるのは、考えること・判断すること 作業はそれをカタチにするための、付随的なこと この違いを理解せずに、例えばキーボードショートカットキーをたくさん覚えて作業 効率を高めようとするのは、本質から外れた行動に過ぎない いまさら仕事術#7 ©2022 NobuhisaObara 5

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思考は、集中力が影響する 思考は、かける時間の長短とは相関しない 集中しているか・していないかが、質に反映される つまり、成果は仕事時間における「集中の割合」に左右される いまさら仕事術#7 ©2022 NobuhisaObara 6

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集中力は「脳」の特性に影響される 集中状態に入るには、23分かかる メールチェックなどの中断から再度集中するには、やはり23分かかる 集中の持続時間は、25分から長くても45分程度が限界 いまさら仕事術#7 ©2022 NobuhisaObara 7

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残業がムダである理由を、「脳」の特性で理解する 脳の働きは朝から夜に向けて徐々に低下し、残業時間帯は飲酒状態と同じレベル 脳はブドウ糖をエネルギー源とするが、水分不足でも頭の働きが鈍る 頭を使うと一般的に甘いもの=ブドウ糖が欲しくなる ただし、ほとんどの場合は水分不足をブドウ糖不足と誤認識したもの←脳の バグ しかも、血糖値の乱高下は脳の働きを著しく阻害する いまさら仕事術#7 ©2022 NobuhisaObara 8

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次回は、『「脳」の働きとストレスの関係』をテーマに学んでいきます。 いまさら仕事術#7 ©2022 NobuhisaObara 9