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GraphQLでの型渡しとデータフェッチの最適化 株式会社PICK 林憲吾 Hayashi Kengo

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https://twitter.com/kenbu05 株式会社PICK CTO 林憲吾 Hayashi Kengo 自己紹介 ①経歴 ②趣味 学生時代  スペースマーケット (インターン ) 2018-2019  ヤフー 2019-2022 スリーシェイク 2022-現在  PICK CTO 筋トレ・バイク・釣り

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はじめに GraphQLでの型渡しとデータフェッチの最適化 01. AtomicDesign と colocationの相性 02. 03. 目次 まとめ 04.

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01. はじめに

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PICKはどんなプロダクトを作っているのか? 01. はじめに 電子契約 案件管理 顧客管理 and more…

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PICKの技術スタック 01. はじめに

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GraphQLを効率的に扱う為にしたこと 01. はじめに データフェッチ最適化 → colocationの概念取り入れた コンポーネントでの Propsの扱いを楽に → fragmentとgraphql-codegenを取り入れた

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02. GraphQLでの型渡しとデータフェッチの最適化

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colocationとは? 02. GraphQLでの型渡しとデータフェッチの最適化 データの取得ロジックと、そのデータを使う UIコンポーネントを 同じ場所にまとめて管理するという考え方。

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なぜ取り入れたか? 02. GraphQLでの型渡しとデータフェッチの最適化 - コンポーネント内にデータ取得ロジックが集約 → 開発効率とメンテナンス性の向上 → データフェッチの最適化

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colocation具体例(ヘッダーの場合) 02. GraphQLでの型渡しとデータフェッチの最適化

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コンポーネントのデータ定義が共通化できる 02. GraphQLでの型渡しとデータフェッチの最適化

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共通化される場合の GraphQLの定義 02. GraphQLでの型渡しとデータフェッチの最適化

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graqhpl-codegenとは? 02. GraphQLでの型渡しとデータフェッチの最適化 GraphQLスキーマやクエリをもとに、 型安全なコードを自動生成するライブラリ

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graqhpl-codegenをなぜ取り入れたか? 02. GraphQLでの型渡しとデータフェッチの最適化 - フロントエンド側で、 GraphQLを型安全に扱う為。 → GraphQLのメリットを最大限享受 → Fragmentの型生成が colocation と相性良かった

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graphql-codegen実装例①( hooks編) 02. GraphQLでの型渡しとデータフェッチの最適化

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graphql-codegen実装例②( fragment編) 02. GraphQLでの型渡しとデータフェッチの最適化

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まとめ 02. GraphQLでの型渡しとデータフェッチの最適化 - colocation・graphql-codegen 導入すると → データに依存した Component Propsの型生成を自動化 → 保守性・開発効率上がる → Queryの使いまわしが減り、データフェッチの最適化

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03. AtomicDesign と colocation の相性

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AtomicDesignにおけるcolocation相性 03. GraphQLでのデータフェッチ最適化 - 必ずしも相性が良いとは限らない、、、 - データの再利用性 vs UIの再利用性の衝突 - 各階層にFragmentが絡むことでのデータ階層の複雑性の増加 - 依存関係の複雑化

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AtomicDesignにおけるcolocationの落とし所 03. GraphQLでのデータフェッチ最適化 - Fragmentルール化 - 上位コンポーネントに集約 - 必要な場合にのみ Colocationを使う - Prop Drillingを活用する

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04. まとめ

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まとめ 04. - colocation と graphql-codegen を導入すると、 GraphQLの メリットを享受できる - AtomicDesign と colocation は必ずしも相性が良い訳ではなく、 導入時には要検討

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最後に 04. - Twitter/Zennやってます!ご興味あれば見てみてください! - https://x.com/kenbu05 - https://zenn.dev/kenghaya -

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ご清聴ありがとうございました

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