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© AP Communications Co., Ltd. 目次 自己紹介 このセッションの目的とターゲット Pythonエンジニアを育成する目的 施策を成功させるための3つのコツ 危機的な状況とターニングポイント 施策運営のこだわり 施策の効果 まとめ

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自己紹介

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© AP Communications Co., Ltd. 名前 関口貴幸 33歳 住所 茨城県取手市(東京まで1時間弱) 経歴 インフラSI経験5年(設計・構築・保守) 大手ISPでの仮想化運用経験5年 開発案件のPL プログラム経験はないまま10年以上インフラエンジニアとして業務を行う 自己紹介

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© AP Communications Co., Ltd. 所属会社 株式会社エーピーコミュニケーションズ(通称:APC) インフラを強みとする会社で350名程度のエンジニア集団 関連会社はOpenStackで有名なミランティスジャパン株式会社 会社での役割 働き方改革の推進や社内の文化/風土を作る・支援する 特にGoogle Apps Scriptを使用しての業務改善を行う 現在は在宅Work 自己紹介 ×

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© AP Communications Co., Ltd. REALFORCE MX Master メインディスプレイ サブディスプレイ サブディスプレイ2 ノートPC カメラ付きマイク APCの戦略冊子 自己紹介

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このセッションの目的とターゲット

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© AP Communications Co., Ltd. 対象 管理職の方 ターゲット 組織にプログラムスキルを根付かせたい と考えているリーダ 目的 当社の事例を今後の施策の参考にしていただく このセッションの目的とターゲット

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Pythonエンジニアを育成する目的

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© AP Communications Co., Ltd. 背景 従来のインフラ・ネットワークからクラウド ネイティブなインフラへ新しい市場にシフト していけるよう、Infrastracture as codeの ベーススキルの獲得が必要 インフラエンジニアがNWとSVだけできれば よかった時代は終わり、マルチにスキルを持 つ必要性が出てきている Pythonエンジニアを育成する目的 SRE -Site ReliabilityEngineering-

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© AP Communications Co., Ltd. 1. Cloud Nativeのインフラ案件を受注するためのエンジニア育成 - 今後の成長市場であるCloud Nativeへ対応できるようにする - OpenStackやAnsibleはPythonで記述されておりトラブルシュート時の ソース解読など深いかかわり方が可能 2. Pythonエンジニアへの顧客や市場からの高いニーズ - 顧客へも高単金での提案が可能で 市場価値が高くなるためエンジニアニーズも高い Pythonエンジニアを育成する目的

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© AP Communications Co., Ltd. *&"! ( ($#& &( )& & '* *#$#& %' % "& ! " $ PYPL PopularitY of Programming Language 出 典 :http://pypl.github.io/PYPL.htm l Pythonが第一位、 次いでJAVA、JavaScriptと続く Pythonエンジニアを育成する目的

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© AP Communications Co., Ltd. このような目的達成のために 「Python 3 エンジニア認定基礎試験」を 50名が取得する という施策が始まり、私が抜擢され施策の推進に取り組みました! Pythonエンジニアを育成する目的

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© AP Communications Co., Ltd. ) # " ' &(%$ ! 資格取得を組織的なGoalにした理由 高すぎるハードルを設定すると、一部の人しか飛べない可能性もあるので まずは優しいハードルを設定し長期的な視野で定着を行う Pythonエンジニアを育成する目的

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施策を成功させるための3つのコツ

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© AP Communications Co., Ltd. 1.チーム制の導入 2.Python研修の新設 3.一斉受験日の設定 施策を成功させるための3つのコツ

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© AP Communications Co., Ltd. 1.チーム制の導入 ● 80名の参加者を5人一組のチームに分け、全員合格が早いチームからインセ ンティブを付与 ● 選挙ボード風合格掲示板を本社に張り出し、社員一丸となり施策に望む 5人1組のチーム制 施策を成功させるための3つのコツ

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© AP Communications Co., Ltd. 選挙ボード風合格掲示板 取締役副社長 執行役員 施策を成功させるための3つのコツ

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© AP Communications Co., Ltd. 2.Python研修の新設 100種類以上ある社内の研修にPython資格に特化した研修を新設! ● 「入門」初めてのPythonプログラム ü ● 「対策」Pythonエンジニア認定試験対策講座 ü 施策を成功させるための3つのコツ

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© AP Communications Co., Ltd. 3. 一斉受験日の設定 資格試験も同時受験日を設けることで、先延ばしになりがちな資格試験の 支援体制を構築(申し込みは運営が代行して行う) 施策を成功させるための3つのコツ

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© AP Communications Co., Ltd. 受験開始前に万全の対策で施策推進に とりかかりました!・・・・が・・・。 施策を成功させるための3つのコツ

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危機的な状況とターニングポイント

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© AP Communications Co., Ltd. 施策が始まり5か月経過した時点の10月末時点で取得者24名 未経験な人ほどプログラム資格への敷居の高いイメージから勉強への着手が遅 れ支援が必要に迫られる状況 危機的な状況とターニングポイント 10月末 24名

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© AP Communications Co., Ltd. 施策達成への雰囲気が360度からの刺激により生まれた! チームリーダー合格 採用スタッフ合格 副社長合格 先輩エンジニア合格 勉強着手が遅れている 社員たち 危機的な状況とターニングポイント 若手社員合格

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© AP Communications Co., Ltd. 1.副社長合格 副社長が社員と同じ目線で資格試験を学び取得するという衝撃 更に未経験エンジニアでも取得できる勉強法の公開 危機的な状況とターニングポイント

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© AP Communications Co., Ltd. 【勉強の手順】 未経験でも20~30時間の勉強時間で 合格を目指すことが可能 危機的な状況とターニングポイント 試験範囲を理解する 学習環境を準備する Python3エンジニア認定基礎試験の 効率的な勉強方法を学ぶ PyQを始めて、並行して電子書籍を読む Dive to Exam模擬試験を1回実施する Pythonチュートリアルを一通り読む Dive to Exam模擬試験を繰り返す Pythonチュートリアルを一通り読む

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© AP Communications Co., Ltd. 2. チームリーダ合格 副社長からの勉強法を基にチームリーダも合格し、グループ内にもより詳しい 勉強法が展開されていく 効果 チームのリーダが積極的に支援することで合格者数が加速 危機的な状況とターニングポイント

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© AP Communications Co., Ltd. 3. 先輩エンジニア合格 資格試験に合格した経験のあるエンジニアがSlackでグループを作り問題をだし たり、質問を受け付けたりして学習の支援を行った 効果 自発的に施策達成に向けた支援グループが誕生 危機的な状況とターニングポイント

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© AP Communications Co., Ltd. 4. 若手社員合格 副社長やリーダの合格を受け、新卒社員の合格者も増加していきました 効果 新卒社員が合格したことで、先輩社員にも焦りが生まれ 学習をしないと!という意識が高まる 危機的な状況とターニングポイント

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© AP Communications Co., Ltd. 危機的な状況とターニングポイント 5. 採用スタッフ合格 非エンジニアである採用スタッフも施策推進を促す目的で、 Python資格を取得!(採用への活用) 効果 勉強をしていなかったメンバーもエンジニア魂に火が付き、 施策実現に向けて加速化

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© AP Communications Co., Ltd. 施策達成への雰囲気が360度からの刺激により生まれた! チームリーダー合格 採用スタッフ合格 副社長合格 先輩エンジニア合格 勉強着手が遅れている 社員たち 危機的な状況とターニングポイント 若手社員合格 %, - & +( # *$"! )' $%

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© AP Communications Co., Ltd. このようなターニングポイントがあり、合格に向けた雰囲気が生まれ 約9か月で73名の合格者を出すことができました! 危機的な状況とターニングポイント 出 典 :https://japan.zdnet.com /release/30239325/

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© AP Communications Co., Ltd. 危機的な状況とターニングポイント 選挙ボード風合格掲示板

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施策運営のこだわり

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© AP Communications Co., Ltd. 施策運営のこだわり 1 過去問配布はあえてしない!? ● 多くのメンバーが受験する中で、資格試験だけを合格するための問題集をつ くることは可能 ● それを社内に公開すればもっと早く目標達成できたかもしれない 目的は資格取得ではないため、試験のための勉強にはさせない

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© AP Communications Co., Ltd. 施策運営のこだわり 2 絶対に資格取得の強制はしない ● 雰囲気的には暗黙の強制感も漂っていた ● 業務繁忙の為、辞退する社員もいた 業務時間外に勉強してもらうので、自発的な意見を尊重することにこだわった

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施策の効果

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© AP Communications Co., Ltd. 施策の効果 資格取得を推進したことによる組織にとっての効果 1. Python専門のチームが発足 2. プログラミングに取り組む社員の増加

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© AP Communications Co., Ltd. 施策の効果 1. Python専門のチームが発足 インフラ会社の中にPythonを専門的に扱うチームが発足し案件を行った ● 機械学習を使って機器の故障予知を行う案件 ● OpenStack上での案件管理ツールの開発案件 ● Zabbixによる監視自動化をPythonで行う運用改善 ● DDoS対策サービスのユーザ向けアラート・レポート通知システム開発 強みのインフラ技術を活かしながら開発を行うという組織技術の幅が広がった

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© AP Communications Co., Ltd. 施策の効果 2. プログラミングに取り組む社員の増加 私自身もほとんどプログラム経験がありませんでしたが、資格取得をきっかけ に、働き方改革を進めるための改善依頼が社内の各部から殺到 ● 面談記録(Googleフォームを使用)をDBへ自動格納 ● DBへ格納した情報をWebから表示させるシステム

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まとめ

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© AP Communications Co., Ltd. 対象 管理職の方 ターゲット 組織にプログラムスキルを根付かせたい と考えているリーダ 目的 当社の事例を今後の施策の参考にしていただく まとめ

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© AP Communications Co., Ltd. まとめ 管理職の方 ● 施策の目的を明確にしてぶれないようにすることは必須 ü ● 運営をする中で、てこ入れが必要な時が絶対でてくる その際は偉い人からメンバーまで思い切って巻きこみましょう エンジニアの方 ● プログラム技術を持つと市場価値の高い重宝される人材へ成長 ● プログラムを学びたいと考えている方はすぐに実践してみることが大切

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© AP Communications Co., Ltd. ご清聴ありがとうございました!