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Oracle Cloud Infrastructure サービス基本情報 Service Essentials Level 100 Oracle Cloud Infrastructure 技術資料 2025年4月

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この資料は、Oracle Cloud Infrastructure (以下OCI) における技術説明資料です 内容は予告なく変更される可能性があるため、最新の情報や詳細については、下記のサイトをご覧ください • OCIドキュメント • https://docs.cloud.oracle.com/iaas/Content/home.htm はじめに Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 2

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https://www.oracle.com/ から 「Sign in to Cloud」を選択してサインイン Oracle Cloud Infrastructure へのログイン Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 3

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契約/トライアル取得時に指定した テナンシー名 (クラウド・アカウント) を入力 テナンシー名の入力 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 4

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ログイン情報の入力 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 5 ※Identity Domainの場合 ユーザ名、パスワード を入力してサインイン (初期ユーザーは通知メールに一時パスワードが記載) Identity Domainが複数ある場合、使用するIdentity Domainを選択 ※初期状態のDefault(Identity Domain)のみある場合は、 自動的に次の画面に遷移される

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ログイン情報の入力 Continue をクリック Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 6 ※Oracle Identity Cloud Service(IDCS)の場合 ユーザ名、パスワード を入力してサインイン (初期ユーザーは通知メールに一時パスワードが記載)

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MFAの登録 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 7 モバイル端末にOracle Mobile Authenticator or それ以外のモバイルアプリ(Google Authenticator 等)をインストールし、QRコードを読み取ります。

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MFAを使ったログイン Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 8 通知から許可する場合 ワンタイムパスワードの場合

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ログインの完了 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 9

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コンソール右上の「 」アイコンをクリックし、 表示させたい言語を選択して保存 コンソールの表示言語の変更 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 10

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リージョンの有効化 1つの契約において世界中のリージョンが利用可能 • 管理者ユーザーが「サブスクライブ」ボタンを押すことでホームリージョンに加えて、セカンダリのリージョンを有効化 • トライアル環境ではリージョンを追加はできない • デフォルト・アイデンティティ・ドメイン以外の追加ドメインはサブスクライブしたリージョンへのレプリケートが必要(OCIドキュメント) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 11

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各リージョンを接続する高速回線が利用可 • 低遅延、低ノイズ • 通信は暗号化、VPN構成不要 • オラクルが冗長化された占有回線を保持 OCIリージョン間のトラフィックは、自動的に全てバックボーン を経由し、インターネット回線は通らない(VCN間通信、パ ブリックIP通信なども) アウトバウンド・データ転送(Oracle Cloud Infrastructure – Outbound Data Transfer - Originating in APAC, Japan, and South America )料金が適用 • 最初の10TB/月 : 無料 • 10TBを超える分/月 : 3.875円/GB ベストエフォート • 帯域保障が必要な場合は FastConnect を推奨 リージョン間のバックボーン OCI リージョン OCI リージョン OCI リージョン Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 12

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1つのリージョンは障害要因の独立した1つまたは3つの可 用性ドメイン(AD) から構成 可用性ドメイン間は低レイテンシー、広帯域のネットワーク で相互接続 複数の可用性ドメインを用いるとこで、アプリケーションの 可用性を向上できる リージョンと可用性ドメイン(Availability Domains) 可用性 ドメイン 1 可用性 ドメイン 2 可用性 ドメイン 3 リージョン 帯域 遅延 同一ADの任意の2サーバー間 広帯域 < 0.1ミリ秒 AD間接続 1 Tbps 以上 < 0.5ミリ秒 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 13

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フォルト・ドメイン : 可用性ドメイン内で同時にハードウェア 障害やメンテナンス停止が発生する可能性のあるグループ インスタンスを別フォルト・ドメインに分けることで同時にイン スタンスに障害や停止が発生することを回避 フォルト・ドメイン 作成済のインスタンスにも フォルト・ドメインが割り当て られる フォルト・ドメ イン1 リージョンA AVAILABILITY DOMAIN 1 AD3 AD2 フォルト・ドメ イン3 フォルト・ドメ イン2 リージョンB AD 1 AD 2 AD 3 リージョンC AD 1 AD 2 AD 3 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 14

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東京リージョン、大阪リージョンは1AD構成で、 FastConnect接続点(PoP, Point of Presence)は 東京に2つ、大阪に1つ • 可用性ドメイン x 1 • フォルト・ドメイン x 3 • POP • 東京リージョン : Equinix TY4, NEC Inzai SI3 • 大阪リージョン : NTT Data 堂島DC 日本のOCIリージョンの構成 東京リージョン 大阪リージョン 可用性ドメイン1 可用性ドメイン1 フォルト・ドメイン1 フォルト・ドメイン2 フォルト・ドメイン3 フォルト・ドメイン1 フォルト・ドメイン2 フォルト・ドメイン3 Transit PoP Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 15 Transit PoP Transit PoP

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すべてのOCIのリソースは存在する場所(有効範囲) が決まっている、有効範囲は大きさ別に4段階存在 する • グローバル : 作成すると全てのリージョンで使えるように なるもの • リージョン : 作成するとそのリージョン内でのみ使えるよ うになるもの • 可用性ドメイン : 特定の可用性ドメインを指定して利 用するもの • フォルト・ドメイン : 特定のフォルト・ドメインを指定して 利用するもの リソースの有効範囲 Oracle Cloud Infrastructure リージョン - Phoenix リージョン - Asuburn AD 1 AD 2 AD 3 AD 1 AD 2 AD 3 グローバルに有効なリソース リージョンに 有効なリソース 可用性ドメインに 有効なリソース Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 16

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リソースの有効範囲 https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/General/Concepts/regions.htm#Resource 有効範囲 サービス リソース グローバル IAM* ユーザー, グループ, ダイナミック・グループ, コンパートメント, ポリシー, タグ・ネームスペース, タグ・キー, Federation, API signing key パブリックDNS DNSゾーン, DNSレコード, DNSトラフィック管理, エッジWAFポリシー リージョン IAM ユーザー, グループ, ダイナミック・グループ, コンパートメント, ポリシー, タグ・ネームスペース, タグ・キー, Federation, API signing key Compute イメージ Block Volume ブート・ボリュームおよびブロック・ボリュームのバックアップ Network VCN, ルート・テーブル, セキュリティ・リスト, DHCPオプションセット, インターネット・ゲートウェイ, DRG, CPE, Local Peering Gateway(LPG), 予約パブリックIP, リージョナル・サブネット Container クラスター, ノード・プール, リポジトリ Load Balancer パブリック・ロードバランサー, プライベート・ロードバランサー(w/ リージョナル・サブネット) Object Storage バケット 可用性ドメイン Block Volume ボリューム, ボリュームのクローン Network 可用性ドメイン固有サブネット, 揮発性(Ephemeral)パブリックIP Load Balancer プライベート・ロードバランサー(w/ 可用性ドメイン固有サブネット) フォルト ・ドメイン Compute コンピュート・インスタンス Database データベース・システム Container クラスター・ノード Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 17 *はDefault Identity Domainの場合

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リソース識別子 (OCID) https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/General/Concepts/identifiers.htm Oracle Cloud Identifier (OCID) – OCI内の(オブジェクト・ストレージを除く)リソースに割り当てられた内部識 別用のID • tenancy: ocid1.tenancy.oc1..aaaaaaaaxy6bh46cdnlfpaibasc6dotowv32hc2sbj4ph3ocxtfxhhva2hna • instance: ocid1.instance.oc1.iad.abuwcljtwfk7f5e2o3q6ircgpdty6rg52itdyg72tgdtbiwqlujt7vm5h3da ピリオドをセパレーターとする以下のような文字列で構成 • ocid1.<リソース・タイプ>.<レルム>.[リージョン].<ユニークID> • ocid1: OCIDのバージョンを表す固有文字列 • リソース・タイプ : リソースの種別 (例 : tenancy, instance, volume, vcn, subnet, user など) • レルム - エンティティを共有するリージョンのセット (商用リージョンはほぼすべて OC1 というレルムに所属) • リージョン - 所属するリージョン (例 : phx, iad, eu-frankfurt-1)、このフィールドはリソースが単一のリージョンや可用性ドメインに 属する場合にのみ表示され、その他の場合は空白になります • ユニークID - リソースを表すユニークなID、フォーマットや長さはリソースの種類により異なります APIアクセスやサポート問合せに利用 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 18

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インスタンスの OCID リソース識別子 (OCID) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 19

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サービス制限 (Service Limit) https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/General/Concepts/servicelimits.htm Oracle Cloud Infrastructureのすべての環境(テナンシ)には、初期状態でサービス 制限というリソースの作成上限がか けられている • リージョンや可用性ドメインあたりに作成できるリソースの最大数が設定されており、それを超えて作成を試みるとエラー メッセージと共に失敗する Pay-as-You-Goまたはトライアル環境の場合、テナンシにおけるリソースの消費量に応じて特定のリソースを使用できる量 が動的に変わる動的制限が設けられている リソース作成時にサービス制限値に達した際のエラーメッセージの例 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 20

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• コンピュート・インスタンス • 可用性ドメインあたりのコア・カウントや、メモリー・カウントの数 • ブロック・ボリューム • 可用性ドメインあたりのブロック・ボリュームの合計サイズや、バックアップの数 • データベース・システム • 可用性ドメインあたりのデータベース・サービスのインスタンス数、OCPUカウントの数や、ストレージの合計サイズ • アイデンティティ & アクセス管理 • テナンシあたりのユーザ、グループ、ポリシーの数など • ロードバランサー • リージョンあたりのロードバランサーの数、帯域幅の合計 • ネットワーク・コンポーネント • テナンシあたりのVCNの数や、VCNあたりのサブネット数など • オブジェクト・ストレージ • リージョンあたりのバケット数や、オブジェクトあたりの最大データサイズなど サービス制限 (Service Limit) の適用例 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 21

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現在のサービス制限と、コンパートメント毎の 割り当て制限(Compartment Quota) の 値(上限値)と使用量を確認するページ • ガバナンスと管理 ガバナンス → 制限、割当ておよび使用 状況 • リージョン/可用性ドメイン、リソース種類、 コンパートメントでフィルター可能 • テナンシ(Tenancy)の inspect limits 権限が必要 サービス制限の初期値はマニュアルに記載 (サービス)制限、割当ておよび使用状況の確認 上限値 現在の 使用量 リージョン/可用性 ドメインを選択 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 22

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サービス制限引き上げのリクエスト サービス制限の制限値は申請により増加できる OCI コンソール また My Oracle Supportのサービス・リク エストで申請 リクエストに対する対応は自動化されておらず、オペレー ターが実施するため、少し時間がかかる場合がある点に 注意 • マニュアル : Requesting a Service Limit Increase Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 23

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Oracle Cloud Infrastructure リージョン - Tokyo リージョン - Osaka テナント (Tenancy) コンパートメントA InstanceA InstanceB InstanceC InstanceD コンパートメントによるリソース管理の分離 コンパートメントB InstanceA InstanceB InstanceC InstanceD Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 24

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25 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates リソース・エクスプローラ(OCI Search) 詳細な条件によるリソースの絞り込み検索と、一括管理を行う機能 • タグ管理と作業リクエスト表示、コンパートメントの移動のアクションを一括実行 • 拡張問い合わせモードと基本検索モードのいずれかで検索 • また両方のモードで検索条件をリソース・コレクションとして保存 • 選択リストによる絞り込み検索 • リージョンやコンパートメント、リソース・タイプなど 拡張問い合わせモード 基本検索モード • クエリによる絞り込み検索 • サンプルのクエリが複数用意されている ガバナンスと管理>テナンシ管理 >リソース・エクスプローラ、またはホーム検索窓(右図)

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テナンシ・エクスプローラ テナンシ内の全てのリージョンのリソースを、絞り込んで表 示、管理する機能 • ネストされた子コンパートメント(サブコンパートメン ト)内のリソースも一覧表示 • リソース・タイプによるフィルタ検索(内部的には OCI Search を利用しているため、サポートするリソースタイ プは同じ) https://docs.oracle.com/ja- jp/iaas/Content/General/Concepts/compart mentexplorer.htm#support • 作業リクエストの表示、コンパートメントの移動、タグ 管理、削除などのアクション機能 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 26 ガバナンスと管理>テナンシ管理 >テナンシ・エクスプローラ

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コンピュート・インスタンスやAutonomous Databaseをスケジュール自動停止/起動するサービス • 管理対象リソースの指定方法は二パターン • パターン1 - 静的:チェックボックスで明示的に選択した全てのリソースを停止/起動の対象とする • パターン2 - 動的:以下項目を指定し、条件を満たす全てのリソースを停止/起動の対象とする • コンパートメント • リソース・タイプ(AutonomousDatabase/コンピュート・インスタンス/Functions) • ステータス(Available/Running/Stopped) • タグ • スケジュールの設定は、Crontab式か、以下の選択方式で設定を行えるUIフォームを利用 • One-time:一回きりの実行スケジュールを設定 • One-time以外の選択肢:繰り返し間隔(例えば毎月や2日おきなど)と実行タイミングを設定 • Hourly, Daily:実行時間(UTC)を指定 • Weekly:実行時間(UTC)と実行曜日を指定(複数曜日指定可能) • Monthly:実行時間(UTC)と実行日付を指定(複数日付指定可能) リソース・スケジューラー Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 27 DAILYスケジュールの表示例

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Cloud Shell コンソールからLinuxのシェル実行が可能 • デモや、簡単な確認の際にCLI操作用のインスタンスな どを用意しなくてもCLI実行ができる • 無償で使用可能 ただしサービス制限の適用あり : Active User Count, Usage Hours Count • OCICLIやSDKがコンソールを使用しているユーザーとし て認証済みの状態で利用可能 • ホームディレクトリ用の5GBのストレージ領域 • Oracle Linux 8上で各種パッケージが事前構成済 • 例)OCICLI, OCI SDK, Git, Java, Python, Oracle GraalVM JDK, SQLcl, kubectl, helm, maven, terraform, ansible, nodes, podman, buildah, skopeo, runc, iputils, jqmake, tmux, vim, NPM, wget, zip/unzip, nano, emacs, pip, bash, sh, tar, nvm, mysql- community-client,mysqlsh, ipython, oci-powershell- modules など • CPUアーキテクチャはARM、x86_64を選択可能 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 28 ※クラウドシェルのホームディレクトリのストレージはセッションをまたいで 利用できるが、クラウドシェルのセッションを6か月以上起動していない 場合はストレージが削除される旨のお知らせが通知される。 重要データは別途永続的なストレージ領域に保存することを推奨。

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クラウド・シェル利用に必要なIAMポリシー クラウド・シェルの3種類のネットワーク・モード • OCIサービス・ネットワーク • テナンシ内のホーム・リージョンのサービス・ネットワークにのみアクセス可能。 • 例えばホーム・リージョン宛てのOCI CLIを実行する場合はこのモードで実行可能。 • パブリック・ネットワーク • パブリック・インターネットへのアクセスを許可。 • パブリック・ネットワーク用の追加のIAMポリシーが必要 • プライベート・ネットワーク • VCNのプライベート・ネットワーク内のリソースにアクセス。 • 対象したVCNリソースにアクセスするためのIAMポリシーが必要 (要件およびIAMポリ シー) クラウド・シェルを利用するための権限とネットワーク・アクセス・モード Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 29 allow group to use cloud-shell-public-network in tenancy cloud-shell-public-networkのポリシー がないユーザでクラウドシェルを起動した場 合は、サービス・ネットワークもしくはプライ ベート・ネットワークのみが選択可能 allow group to use cloud-shell in tenancy

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コンソールからコードの編集、スクリプトの更新が可能 • 15 の言語(Java, Python, Docker (Dockerfile), JSON, YAML, Terraform等 )で構文の強調表示、コードの提案、カッコ合わせ、 静的解析、コードナビゲーションなど、インテリジェントなコード編集機 能をサポート • Oracle Functions, Resource manager, Data Science などOCI の主要なサービスと統合されている • Git との統合によるコードのバージョン管理や変更を行うことが可能 • Cloud Shellとの統合によるCloud Shellホーム・ディレクトリ内のファ イル編集や同梱されている30を超えるクラウドベースの開発者ツー ル (CLI、Git、GraalVM Enterprise JDK 17 など) を使用することが 可能 • 複数のコードプロジェクトを独立したワークスペースとして管理し、ワー クスペース内のフォルダに適用される設定の変更ができる • 開発環境のカスタマイズが可能(フォント、配色、画面レイアウト、 キーボードショートカット、言語) • 進行状況を自動的に保存し、複数のセッションにわたってユーザーの 状態を維持するため、起動時には最後に編集されたページを自動 的に開かれる Code Editor Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 30

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テナンシに影響する変更やユーザーで必要なアクションのお知らせをコンソール、CLI、REST APIで表示する機能を提供。 また、2つの方法で通知。 1. 契約に基づくテナンシ管理者へのメール通知 • 送信先:テナンシ管理者のメール・アドレス • テナンシ管理者のメール・アドレスを変更したい場合、サポートへの問い合わせが必要 • 送信元:リージョンごとに異なるお知らせ機能のメールアドレス(指定不可) • お知らせを受信するためのメールボックス・ルールを利用する際には受信漏れがないように注意 • 例) [email protected].{送信元リージョン名}.oci.oraclecloud.com • リージョン識別子のリストは、ドキュメントを参照 2. 通知サービスによる通知(ユーザーで設定が必要) • 送信先:サブスクリプションで指定した宛先 • 電子メール、SMS、Slackなど • 送信元:リージョンごとに異なる通知サービス機能のメールアドレスや電話番号など(指定不可) • お知らせを受信するためのメールボックス・ルールを利用する際には受信漏れがないように注意 • 例)noreply@notification.{送信元リージョン名}.oci.oraclecloud.com • リージョン識別子のリストは、ドキュメントを参照 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 31 お知らせ(Announcements) サービスのステータスや運用イベントに関する情報を提供 ドキュメント:https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/General/Concepts/announcements.htm#email

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お知らせのタイプ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 32 必須アクション 環境内で特定のアクションを実行する必要がある 緊急変更 環境に関連する変更が計画外かつ緊急に発生する期間がある 緊急メンテナンス延長 緊急メンテナンス期間が、お知らせしていた期間よりも延長された 緊急メンテナンス・スケジュール変更 緊急メンテナンス期間が、後日に延期された 推奨アクション 環境内で実行する特定のアクションがあるが、必須ではない 計画的変更 環境に関連する計画的な変更が発生する期間がある 計画的変更延長 計画的変更が、お知らせしていた期間よりも延長された 計画的変更スケジュール変更 計画的変更が、後日に延期された 本番イベント 環境に影響のある変化が発生した、もしくは発生している スケジュール済メンテナンス 計画的なメンテナンスを実施する期間がある(サービスの再起動など) 緊急メンテナンス完了 緊急メンテナンスが完了し、通常の運用が再開している 計画的変更完了 計画的変更が完了し、通常の運用が再開している 情報 役に立つと思われる情報。緊急性はなくユーザー側のアクションは不要 ドキュメント:https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/General/Concepts/announcements.htm#Types 情報のタイプ、重大度、実行が必要な操作があるかどうかを一目で理解するのに役立つ

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Main paragraph text • First level bullet (use indent) • Example of highlighted text • Second level bullet (use indent) • Third level bullet (use indent) • Fourth level bullet (use indent) • Fifth level bullet (use indent) • Sixth level indent (use indent) 33 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates お知らせのタイプをコンソールで確認 ガバナンスと管理>アカウント管理>お知らせ

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テナンシのメンテナンス情報をフィルタリング条件をつけながら任意の通知先に通知可能 • テナンシ管理者以外でも通知サービス(Notification)で設定した通知先にお知らせを受け取ることができる機能 • 指定可能な通知先:電子メール、HTTPSカスタムURL、PagerDuty、Slack、ファンクション、SMS • フィルタ機能で必要な情報のみ通知する設定も可能 • フィルタ・タイプ:お知らせタイプ、コンパートメント、プラットフォーム(IaaS/SaaS)、リージョン、リソースOCID、 サービス • 例)「特定のコンパートメント」内の「特定のサービス」に関する情報を「特定の担当者」に通知する お知らせのサブスクリプション Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 34 ブログ:https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/announcing-the-release-of-oci-announcement-subscriptions-ja

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コンソール画面からベルマークのアイコンをクリック お知らせのサブスクリプションを作成 1/4 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 35

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お知らせの画面から 「お知らせのサブスクリプションの作成」 をクリック お知らせのサブスクリプションを作成 2/4 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 36

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サブスクリプションの作成画面:名前入力>説明(オプション)>コンパートメント指定>サブスクリプション・タイプの選択 お知らせのサブスクリプションを作成 3/4 (1) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 37

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サブスクリプションの作成画面:フィルタ・グループ名入力 > フィルタ指定 フィルタを用いて、受け取りたい通知の条件をタイプと値で詳細に指定 お知らせのサブスクリプションを作成 3/4 (2) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 38

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サブスクリプションの作成画面:通知トピックの選択/作成 > サブスクリプション指定 > 作成をクリック お知らせのサブスクリプションを作成 3/4 (3) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 39 通知サービスを利用するため、必要な場合は新規トピックとそれに紐づくサブスクリプションを作成

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サブスクリプション承認メールから「Confirmation subscription」 をクリック > Subscription confirmedの画面に遷移 お知らせのサブスクリプションを作成 4/4 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 40 電子メールをサブスクリプションで指定した場合、 指定したメールアドレスに承認メールが届く 設定完了

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以下の手順で、トピックに紐づくサブスクリプションへの通知をテストできる 参照ドキュメント: https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Notification/Tasks/publishingmessages.htm サブスクリプション・プロトコルが電子メールの場合 「メッセージ公開」機能を使用した通知確認の手順 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 41 ①お知らせ>サブスクリプション>サブスクライブしたトピックを選択 ②トピックの詳細画面から「メッセージ公開」をクリック ③メッセージ:送信するコンテンツを入力 / タイトル:送信するタイトルを入力 ④「公開」をクリック ※メッセージのサイズ制限: 64KB

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サブスクリプション・プロトコルが電子メールの場合 メッセージの受信確認 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 42

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Oracle Cloud Infrastructure サービス・ステータス情報 http://ocistatus.oraclecloud.com/ 現在のサービス・ステータス をリアルタイムに情報公開 • サービスト毎、リージョン毎の現 在のサービス状態 • 障害発生時はリアルタイムに 状況をアップデート • 過去のインシデント履歴の閲 覧 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 43

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無償トライアル期間中も含め、OCIにはサポート・サービスが付属 (Always Free環境を除く) My Oracle Cloud Support、またはOCIコンソールからサポート・リクエスト (SR) 作成が可能 OCIコンソールからのSR利用には以下の手順でユーザー毎に事前リンク作業が必要 1. IAMユーザー・アカウントにメールアドレスを紐づけ 2. (存在しない場合)サポート・アカウントを作成 サポート・サービスへのリクエスト Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 44 新しいMy Oracle Cloud Supportについてのご案内 • 新クラウドサポートポータル (My Oracle Cloud Support) のご案内(PDF) • Oracle Cloud Support ご利用ガイド 全般_2024年11月11日版 (PDF)

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東京、大阪リージョンなどOC1レルムを利用するテナンシでは(OCIドキュメント)、「商用クラウド・アカウントでサインイン」 からテナンシのユーザー認証を行ってログインする My Oracle Cloud Supportへのログイン方法 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 45

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コンプライアンスに関する各種監査報告書やCertification ファイルがOCIコンソールからダウンロード可能 コンプライアンス対応情報 各種サーティフィケーションや基準などに対するOCIの対応状 況についての最新情報をポータルサイトから提供 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 46 https://www.oracle.com/jp/cloud/cloud-infrastructure-compliance/

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Oracle Cloud Infrastructure マニュアル (日本語 / 英語) • https://docs.cloud.oracle.com/iaas/api/ - APIリファレンス • https://docs.cloud.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/General/Reference/aqswhitepapers.htm - テクニカ ル・ホワイト・ペーパー • https://docs.cloud.oracle.com/iaas/releasenotes/ - リリースノート • https://docs.cloud.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/knownissues.htm - 既知の問題(Known Issues) • https://docs.cloud.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/General/Reference/graphicsfordiagrams.htm - OCIアイコン・ダイアグラム集(PPT、SVG、Visio用) ※ 日本語版は翻訳のタイムラグのため情報が古い場合があります。最新情報は英語版をご確認ください Oracle Cloud Infrastructure マニュアル・ドキュメント Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 47

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Oracle Cloud Infrastructure 活用資料集 • https://community.oracle.com/docs/DOC-1035494 チュートリアル - Oracle Cloud Infrastructureを使ってみよう • https://community.oracle.com/docs/DOC-1019313 Oracle 主催 セミナー、ハンズオン・ワークショップ • https://www.oracle.com/search/events/ (右側の Filter から Locations -> Asia Pacific -> Japan と絞り込み) Oracle Cloud Infrastructure – General Forum (英語) • https://cloudcustomerconnect.oracle.com/resources/9c8fa8f96f/summary Oracle Cloud Infrastructure トレーニング・技術フォーラム Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 48

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Thank You 49 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates

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