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函館(道南)とGX ~地域が持つポテンシャルを知ってくれ !!~ 商学実習I 薗班 山下 慶人

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主要国の1人当たりエネルギー起源CO₂排出量 (2021年)では、日本は 7.95トン であり、先進国 の中でも依然として高い水準にある 日本政府は、2050年カーボンニュートラルの実現 に向けて、2030年までに温室効果ガスを2013年 度比で46%削減することを目標としている 1.研究の背景 出所:株式会社日本デキシー「カーボンニュートラル実現にむけて」 https://www.dixie.co.jp/csr/carbon/tabid172.html 出所:環境省「世界のエネルギー起源CO2排出量(2021年) https://www.env.go.jp/content/000177854.pdf 引用:関西電力グループ 「GX(グリーントランスフォー メーション)とは?簡単にわか りやすく解説!注目される背景 や具体的な内容を紹介」 https://media.kepco.co.jp/st udy/17602213 このような背景から、産業や地域レベルで のGXの推進が急速に求められている

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1.研究の背景 GX 温室効果ガスを発生させる化石燃料から 太陽光発電、風力発電などの クリーンエネルギー中心へと転換し、 経済社会システム全体を変革しようとする 取り組み Green Transformation 出所: Panasonic(2025) GX(グリーントランスフォーメーション)とは?「意味やGXリーグなどの取り組みについて解説」 https://solution-cloud.hvac.panasonic.com/hc_blog/green-transformation

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GXのメリット・デメリット メリット ・温室効果ガスの削減により、気候 変動対策に貢献 ・再生可能エネルギー利用の拡大で 環境負荷の軽減経済面 ・新しい産業・雇用の創出 (再エネ・EV・蓄電池) ・省エネによるコスト削減や企業価値 の向上 ・環境意識の高まりによる企業ブラン ド・地域イメージの向上 デメリット ・設備投資・技術開発に多額の初期 費用が必要 ・中小企業や地方自治体には負担が 大きい ・再エネや水素などの技術がまだ発展 途上 ・安定供給、コスト面での不安定さ ・都市部と地方で導入可能性や支援 体制に差が出やすい ・制度設計や補助金の遅れ、国民・ 企業の意識改革が追いつかない 出所:EcoNiPass(エコニパス)(2024)「【徹底解説】GX(グリーントランスフォーメーション)の意味とは?GX推進法の歴史や 企業の取り組み事例も紹介」https://econipass.com › green_transformation_gx 1.研究の背景

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環境教育の人材育成に関する取組みとして 中島ら(2023)が実施した岩手大学の環境人材育成プログ ラムの研究 が挙げられる。環境関連の科目構成等のプログ ラム編成 に関して仔細にわたり紹介されている。 出所:「環境教育等促進法の施行状況」、p.20より引用、第1 回環境教育等推進専門家会議、2023年6月29日、環境 省大臣官房総合政 策課環境教育推進室、 https://www.env.go.jp/content/000142831.pdf 2.先行研究 GX人材の育成に関して 永野 聡(2023)は、18のスキルでの成長を計るプログラムを 開発し、効果検証を実施した。その結果、企業・自治体・地 域住民との連携した活動を多く実施したグループが高い評 価となる結果となった。 出所:永野 聡(2023)「グリーンソーシャルイノベーションの人材育成プログラムに関する実証研究 ~淡路島を事例として~」 『地域活性研究19 巻』1 号 p. 255-263

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2025年7月 松前・檜山沖 促進区域に指定 →洋上風力発電のポテンシャル 一方で、地域住民のGX認知度に関する 研究はほとんど存在していない 地域住民へのアンケート調査実施 →函館駅・シエスタハコダテ・五稜郭公園・函館大学 (約40名) 3.研究の目的 企業のイメージアップには市民の認知度 が土台となる 出所: 経済産業省(2025)「再エネ海域利用法に基づく促進区域を指定しました」 https://www.meti.go.jp/press/2025/07/20250730001/20250730001.html 出所:いらすとや https://www.irasutoya.com/p/figure.html

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Q1,GXという言葉をご存知ですか? Q2,函館市や道南地域で行われている GX活動についてご存知ですか? 道南地域に秘められたポテンシャルが地域住民に認知されていない 広く知ってもらうにはどうしたらいい? 4.アンケート調査結果 出所:報告者作成 出所:報告者作成

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Q3,どこで「GX」について知りましたか? Q4,現在、関心を持っている環境保全活動 はありますか? GXを知ったきっかけとしては、友人・知人からの情報やニュース番組が多く、 自治体のホームページやポスター等による啓発は少ないことが明らかになった。 現在、地域住民の関心が高い分野は、ごみの分別や再生可能エネルギーであることが分かった。 4.アンケート調査結果 出所:報告者作成 出所:報告者作成

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3本の矢〜地域のポテンシャルの周知を目指して〜 ①GX教室の実施 ②キャラクターの作成 ③ポスターの作成 GXとは何か・道南地域の取り組みなどを 広くさまざまな世代に知ってもらう 世代を問わず、地域を超えて 広く周知されるきっかけに 地域住民に加え、観光客にも アプローチが可能 5.政策提案 出所:いらすとや https://www.irasutoya.com/p/figure.html

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①GX教室の実施 ②キャラクターの作成 商業施設や学校などで市役所などが中心となって行う →実際にイベントを10月25日に開催 地域の方との対話を通して GXや地域について深く考える有意義な時間に 道南地域から生まれたキャラクター 名産品・名所などが 地域を超えて周知されるきっかけに キャラクターがもたらす効果は絶大なのでは? →地域住民などからの公募 5.政策提案 出所:報告者撮影

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ポスターの作成 デザイン・レイアウトを工夫して 目に留まりやすいものを目指す 社会福祉協議会などと連携し来年以降の完成を予定 行なったイベントを参考に GX教室の内容精査 地域住民との対話や意見交換を 有意義かつスムーズに行うために 函館市役所との 意見交換会 (10月31日) の内容反映 行政から見た本研究に関する意見や 現状行われている取り組みなどの整理 令和8年度にGXに関する部署が設置される 予算や効果・目的を整理する 今回の活動を通して 「認知度の低さ」と「市民の関心の薄さ」 が大きな課題であると分かった GXを進めるうえでは、地域住民が 主体的に参加できる仕組みづくりが重要 6.結論とまとめ