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ミスとの闘い Platinum Data Meetup vol.3 株式会社ブレインパッド 大和田 智士

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自己紹介  名前:大和田智士  一言:Excelが好きです(小声)

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ターゲット  現場で実際に手を動かしている人  手を動かしている人を見守るPMの人

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イントロ:それ、本当に合ってますか? 出典:arison.jp

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1. 実装のミス 2. 数字のミス 3. 要件定義のミス 分析中よく発生するミス

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1. 実装のミス  SQLのCASE文をコピペしまくったけど列名が 変わっていなかった  Pythonの参照渡し沼に沈んだ  ふかーくに埋め込まれたパラメータのハード コーディングに気付かなかった

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2. 数字のミス  説明変数の標準化を、学習時はしたのに 予測時はしていなかった  NULLを考慮せずに計算をしてしまった  集計対象のユーザーが多かった/少なかった  線形でないデータに対して重回帰をして しまった

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3. 要件定義のミス  相手が見たかった集計軸/予測粒度が違った  上司からの指示と違うことをしていた  コードを納品しないと思って雑に作っていたら 納品対象になっていた

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気を付けていてもミスは起きる…

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ミスを少しでも減らすために 「おふろ」を心がけましょう

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お. 思いこまない ふ. 複雑にしない ろ. 狼狽しない ミスを減らす 「おふろ」の心がけ

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お. 思いこまない  人間「これだ!」と思ってつくったもの/ やったことは間違っていても気づきにくい  自分のやったことには一度疑いの目を向けて、 なるべく客観的に見てみましょう

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お. 思いこまない 具体的にやること  俯瞰する  一晩おいてみる  第三者のレビューを受ける

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ふ. 複雑にしない  ものごとを複雑化すると、ミスの発見だけで なく修正も難しくなる  入り組んできたなと思ったら一度足を止めて、 より簡単なやり方がないか考えてみましょう (そしておそらくある)

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ふ. 複雑にしない 具体的にやること  思いついた手法/ロジックは他の方法で代替で きないか考える  第三者に説明してスッと通じるか確認する  関数の名前と操作を1対1で対応させる

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ろ. 狼狽しない  どれだけ気を付けてもミスは起きるので、 焦らずに対応することが大事  また、最初から気持ちに余裕を持つことで思い こみが少なくなり、ミスが起こりにくくなる  ずぶとくいきましょう

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ろ. 狼狽しない 具体的にやること  取り敢えず深呼吸  自分一人の責任にしないようにする  余裕をもったスケジュールをひく

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まとめ よくあるミス 「おふろ」の心がけ

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以上