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イノツメ タケシ デザイン戦略室 デザインプログラムマネージャー(以下略 DPM) 制作会社で3年、事業会社で6年のキャリアを積み、 2018年にマネーフォワード⼊社。 さまざまな組織にてデザインやマネジメントに携わり、 2022年6⽉より現職。主な業務はデザイン組織づくり。

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 おみやげ  スキルマトリックスを 活⽤する際の4つのポイント

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⽬次 1. 質問 2. 過去の取り組み 3. なぜ重要か? 4. 改良したこと

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⽬次 1. 質問 2. 過去の取り組み 3. なぜ重要か? 4. 改良したこと

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スキルマトリックスとは 業務で必要なスキルを⼀覧化したもの スキル名 習熟度 UIデザイン 4 ビジュアルデザイン 2 リサーチ 2 ビジネス理解 1 実装 3

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スキルマトリックスを つくったことはありますか?

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⽬次 1. 質問 2. 過去の取り組み 3. なぜ重要か? 4. 改良したこと

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以前マネーフォワードでは スキルマトリックスを 評価に活⽤していました

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各デザイナーのスキルを計測することで 評価の公平性や透明性を⾼めようとしました

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スキルマトリックスを評価に活⽤した際の問題 1. ミドル、シニアの活⽤ 2. 習熟度の認識合わせ 3. 結果の取り扱い

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 対策  評価育成制度の⾒直しを⾏い 同時にスキルマップの運⽤を ⼀時停⽌していました

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 その後  DesignOpsを整備する中で 改めて活⽤を再開

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⽬次 1. 質問 2. 過去の取り組み 3. なぜ重要か? 4. 改良したこと

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現在保有するスキルが明確になることで 今後強化すべきスキルが明確になるため

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 マネーフォワードのDesignOpsは組織づくり  『Measuring DesignOps Impact Webinar』参照 ワークフロー& デザイン‧オペレーション ‧プロセスの最適化 ‧デザインシステム管理 ‧ソーシングプロセス管理 ‧デザインスタンダード ‧部署間のコラボレーション ‧リサーチ&デザイン アセットマネジメント DesignOpsの業務内容(⼀例) ビジネス‧オペレーション ‧予算管理 ‧契約交渉 ‧⽀出ROI計算 ‧ツールのROI評価 ‧サードパーティーリスク  マネジメント ‧サプライチェーン分析 ピープル‧オペレーション ‧キャリアパス定義 ‧スキルマトリックス定義 ‧チームトレーニング ‧チームの⽂化づくり ‧知識‧経験の共有 ‧社内コミュニケーション ‧採⽤

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 マネーフォワードのDesignOpsは組織づくり  『Measuring DesignOps Impact Webinar』参照 ‧プロセスの最適化 ‧デザインシステム管理 ‧ソーシングプロセス管理 ‧デザインスタンダード ‧部署間のコラボレーション ‧リサーチ&デザイン アセットマネジメント DesignOpsの業務内容(⼀例) ‧予算管理 ‧契約交渉 ‧⽀出ROI計算 ‧ツールのROI評価 ‧サードパーティーリスク  マネジメント ‧サプライチェーン分析 ‧キャリアパス定義  ‧スキルマトリックス定義  ‧チームトレーニング  ‧チームの⽂化づくり  ‧知識‧経験の共有  ‧社内コミュニケーション ‧採⽤ ワークフロー& デザイン‧オペレーション ビジネス‧オペレーション ピープル‧オペレーション

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 マネーフォワードのDesignOpsは組織づくり  『Measuring DesignOps Impact Webinar』参照 ‧プロセスの最適化 ‧デザインシステム管理 ‧ソーシングプロセス管理 ‧デザインスタンダード ‧部署間のコラボレーション ‧リサーチ&デザイン アセットマネジメント DesignOpsの業務内容(⼀例) ‧予算管理 ‧契約交渉 ‧⽀出ROI計算 ‧ツールのROI評価 ‧サードパーティーリスク  マネジメント ‧サプライチェーン分析 ‧キャリアパス定義  ‧スキルマトリックス定義  ‧チームトレーニング  ‧チームの⽂化づくり  ‧知識‧経験の共有  ‧社内コミュニケーション ‧採⽤ ワークフロー& デザイン‧オペレーション ビジネス‧オペレーション ピープル‧オペレーション

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⽬次 1. 質問 2. 過去の取り組み 3. なぜ重要か? 4. 改良したこと

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スキルマトリックスを運⽤するための公式 × =

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スキルマトリックスを運⽤するための公式 × = スキル 習熟度 結果 体制

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スキルマトリックスを運⽤するための公式 × = スキル 習熟度 結果  マネジメントで対応   評価   知る‧できる‧教える   対象者が限定的  体制

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スキルマトリックスを運⽤するための公式 × = スキル 習熟度 結果  マネジメントで対応  DesignOps + マネジメントで対応 成⻑⽀援  評価  再現‧転⽤可能  知る‧できる‧教える  対象者を全員へ  対象者が限定的  体制

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体制 スキルマトリックスを運⽤するための公式 × = スキル 習熟度 結果  マネジメントで対応  DesignOps + マネジメントで対応 成⻑⽀援  評価  再現‧転⽤可能  知る‧できる‧教える  対象者を全員へ  対象者が限定的 

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🥚ジュニア 期待値 全社視点の課題に対して 付加価値を持続的にうむ 仕組みをデザインする 必要スキル 抽象化思考∕批判的思考∕ 交渉⼒∕マネジメント... 🐔シニア ステージごとの期待値と必要スキル 🐣ミドル 期待値 関連部署を巻き込みなが ら、課題解決の観点で デザインを活⽤する 必要スキル リーダーシップ∕ファシ リテーション∕論理的思 考∕サービスデザイン... 期待値 ⼩〜中規模プロジェクト において、サポートを 受けながら業務を推進 必要スキル UIデザイン∕リサーチ∕ 与件整理∕⼯程理解∕ コミュニケーション...

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成⻑に伴い重要スキルが変化する シニア スキルを発揮する割合 ミドル ジュニア テクニカルスキル 職務を遂⾏するのに 必要な専⾨知識や技術 ヒューマンスキル 対⼈関係能⼒ 集団を導く⼒ コンセプチュアルスキル 本質を正しく理解して 可能性を⾼める

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テクニカル スキル 専門 汎用 ヒューマン スキル コンセプチュアル スキル デザインリサーチ ユーザーの利用状況や本質的要求などを把握するための調査、分析をす る能力 UI 情報設計やUIを作成する能力 与件整理 提案する相手から与えられた前提条件をまとめ、満たすべき条件を明らか にする能力 工程理解 プロジェクト全体の流れを理解し、的確なタスクの洗い出しや行動ができる 能力(スクラム開発含む) ⼀部抜粋 リーダーシップ 目標達成のため、個人やチームを巻き込み行動を促す能力 ファシリテーション 様々な人の考えやアイデアの方向性を揃え、前進させる力 論理思考 複雑なものを整理し、シンプルにする能力 抽象化思考 具体的なものごとから共通点や本質、構造を見出し概念化する能力

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スキルマトリックスを運⽤するための公式 × = スキル 習熟度 結果  マネジメントで対応  DesignOps + マネジメントで対応 成⻑⽀援  評価  再現‧転⽤可能  知る‧できる‧教える  対象者を全員へ  対象者が限定的  体制

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- できない - サポートがあればできる - ひとりでできる - 教えられる 過去に運⽤していた習熟度

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スキルは課題と環境に左右される ⾃分⾃⾝ (スキル‧マインド) 環境 (⽀援∕⼈間関係) 課題 (⼤きさ‧種類) 『ニューウェルの三⾓形』を参照

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習熟度の計測指標 知識‧経験 再現 応⽤ 転⽤ 習熟度 ⼩〜中規模PJで活⽤ ⼤規模なPJで活⽤ 別領域で活⽤ 『成⼈発達理論による能⼒の成⻑』を参照

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スキルマトリックスを運⽤するための公式 × = スキル 習熟度 結果  マネジメントで対応  DesignOps + マネジメントで対応 成⻑⽀援  評価  再現‧転⽤可能  知る‧できる‧教える  対象者を全員へ  対象者が限定的  体制

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評価には使わない 成果を出すための成⻑⽀援ツールへ

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成果を出すことが⼤事

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成果を出すための要素とは?

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成果 スキル 振る舞い‧習慣‧⾏動 意識‧想い‧⼈⽣哲学 「成果」を⽀える3要素 『成⻑マインドセット − アイスバーグ(氷⼭)モデル』を参照 プライド‧夢‧希望を持ち、⼈⽣や仕事と向き合う 事前準備をして会議に参加する 与件整理、UIデザイン 成果物、売上

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成果 スキル 振る舞い‧習慣‧⾏動 意識‧想い‧⼈⽣哲学 『成⻑マインドセット − アイスバーグ(氷⼭)モデル』を参照 プライド‧夢‧希望を持ち、⼈⽣や仕事と向き合う 事前準備をして会議に参加する 与件整理、UIデザイン 成果物、売上 捉えやすいもの、捉えにくいものがある 捉えやすい 捉えにくい

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成果 スキル 振る舞い‧習慣‧⾏動 意識‧想い‧⼈⽣哲学 スキルに注⽬して評価をするのは難しい 『成⻑マインドセット − アイスバーグ(氷⼭)モデル』を参照 プライド‧夢‧希望を持ち、⼈⽣や仕事と向き合う 事前準備をして会議に参加する 与件整理、UIデザイン 成果物、売上

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成果 スキル 振る舞い‧習慣‧⾏動 意識‧想い‧⼈⽣哲学 『成⻑マインドセット − アイスバーグ(氷⼭)モデル』を参照 プライド‧夢‧希望を持ち、⼈⽣や仕事と向き合う 事前準備をして会議に参加する 与件整理、UIデザイン 成果物、売上 捉えにくい部分を含めて評価や成⻑⽀援をする

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スキルマトリックスを運⽤するための公式 × = スキル 習熟度 結果  マネジメントで対応  DesignOps + マネジメントで対応 成⻑⽀援  評価  再現‧転⽤可能  知る‧できる‧教える  対象者を全員へ  対象者が限定的  体制

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以前はデザインマネージャーが 運⽤していました

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現在はDesignOpsチームが 担当しています

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現場が活⽤できることが⼤事

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デザイナー マネージャー 各チームの使いこなし⽀援を⾏い 現場で活⽤できる状況を⽬指す デザインチーム デザイナー マネージャー デザインチーム デザイナー マネージャー デザインチーム DesignOps 連携 連携

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デザイナー マネージャー 共通のツールがあることで デザインチーム間の連携もスムーズに デザインチーム デザイナー マネージャー デザインチーム デザイナー マネージャー デザインチーム DesignOps 連携 連携 連携 連携

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 おみやげ  スキルマトリックスを 活⽤する際の4つのポイント

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スキルマトリックスを運⽤するための公式 × = スキル 習熟度 結果  マネジメントで対応  DesignOps + マネジメントで対応 成⻑⽀援  評価  再現‧転⽤可能  知る‧できる‧教える  対象者を全員へ  対象者が限定的  体制

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⽬指しているのは どこよりも成⻑できるデザイン組織

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デザイナー採⽤中 気軽にお声掛けください

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ご清聴ありがとうございました