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対話から改善を生み出し、ROIを高める 〜とあるプロダクトオーナーの軌跡〜 2019/02/25

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自己紹介 ● 鈴木 健太郎(Twitter:@suzukentaro) ● 年齢:36歳 ● 開発ディレクター歴:14年 ● 現職:株式会社Timers プロダクトマネージャー

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運営サービス紹介

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家族アプリ「Famm」

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家族アプリ「Famm」

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プロダクトオーナーについて

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プロダクトオーナーの種類 1. 最終責任者ではあるが、現場仕事はしない偉い人 ○ 社長や役員な人 2. 事業(営業)とプロダクトが分離している上で、プロダクト側の責任者 ○ B2Bサービスの企業など 3. PM制を導入していたり、複数プロダクトを持っている会社のプロダクト単位 の責任者 ○ B2Cサービスの企業など

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プロダクトオーナーの種類 1. 最終責任者ではあるが、現場仕事はしない偉い人 ○ 社長や役員な人 2. 事業(営業)とプロダクトが分離している上で、プロダクト側の責任者 ○ B2Bサービスの企業など 3. PM制を導入していたり、複数プロダクトを持っている会社のプロダクト単位 の責任者 ○ B2Cサービスの企業など 今日はここの話

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プロダクトオーナーの役割とは 開発チームのROI(投資対効果)を最大化し、 事業目標を効率よく達成する

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ROIを最大化するためには 「顧客」「ビジネス」「開発チーム」と対話を繰り返し、 R(効果)を最大に、I(投資)を最小にする方法を探す

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Timersと私流の対話法紹介

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顧客との対話 ● アクセスログ分析 ○ メインユーザーの動向を把握 ○ 指標に差が生まれた理由を認識 ● ユーザー問い合わせ ○ エスカレ以外の問い合わせ動向も見る ● ユーザーインタビュー ○ Timersでは月1~2回は定常実施 ○ ログでは見えない操作時の課題や思考を確認

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ビジネスとの対話 ● 経営陣との距離が近い ○ 迅速な意思決定ができる ○ フラットな席配置 ● 数字が調べやすい環境 ○ ログデータはGoogle BigQuery/Redash ○ KPI指標はGoogleスプレッドシート ○ 数値分析はレビュー制度あり

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開発チームとの対話 ● 対面での会話+記録を残す ○ 会話結果はSlackや社内Wikiに記録する ● チーム事化 ○ 極力個人宛に話さない、チーム全員宛に話す ● 360度評価 ○ Timersは上長よりメンバーからの評価を重視 ○ 評価内容は原文まま本人に開示される

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対話とROI 事例紹介

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対話により効果的なROIが作れた事例  機能リリース時に、リッチなTOP画面が必要だと考えていた 開発チーム: 本当にリッチに作る必要あるか?と提言 顧客: 数名のユーザーインタビューでモックを触ってもらい検証 ビジネス: 検証結果を共有し、プロダクトに反映 不要な工数を削減して早期にリリースできた

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対話がなくROIが低くなってしまった事例 ビジネスと開発チーム間の情報共有を、担当者同士で行ってもらおうとした ビジネス:開発チームに細かく開発進捗や仕様を確認したい 開発チーム: 細かく工数見積や仕様確認を求められる  開発チームに余計な仕事を生んでしまった プロダクトオーナーが正しくブリッジして情報を整理すべきだった

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まとめ

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継続的な対話を プロダクトネットワーク (プロダクトマネジメントトライアングルより ) https://ninjinkun.hatenablog.com/entry/the-product-management-triangle-ja ● ROIを最大化するためにはそれぞれと継続的な 対話が必要 ● フェーズやタイミングにより、求められる内容が 変化する ● プロダクトの問題を感じたときは、どこと対話が 足りてないかを見直し、補う

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最後に 最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるのでもない。 唯一生き残るのは、変化できる者である。 変化に適切に向き合うためには、対話が必要不可欠です。

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