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iOS Creators' Meetup 2017/1/24 株式会社ookami 安部 昌乗

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会社概要

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自己紹介 安部 昌乗(あべ まさのり) 前職、Webマーケティングのコンサルタント 2014年7月、大学時に事業をした仲間にジョイン ookami 共同創業者 エンジニアとビジネスの中間人間 ハンドボール、ランニング、トライアスロンを好む “Handball Japan”というハンドボール界No.1のメディア運営者 ちょうど100日前に、100kmマラソンを完走 以後、今日に至るまで謎の痛みに悩む

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2. サービス概要 6

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本題 アプリアップデート文の魂の込め方 ~グロースハッカーのポエムを添えて~

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本題 怒り

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本題 世の中のアプリアップデート文 気を抜きすぎな件について

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よくあるアップデート文 2.3 バグを修正しました 3.4 安定性を向上しました

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ユーザーの思うところ

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大事なポイント ・アプリは削除された場合 再利用コストがべらぼうに高い ・アプリはアップデートにより 常に改善し続けられる

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大事なポイント 削除されないアプリは 継続的な改善で、 いつか使ってもらえる チャンスを得られる

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削除されず、復帰のキッカケを チャンスは アプリアップデート文

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補足資料 アプリアップデート文は、 アプリを使っていないけど、とりあえずアプリがスマホにDL済みのまま というユーザーの復帰を促す効果があるというお話です。 具体的にどの位効果があるかは、ぶっちゃけよく分からんです!! ただ、副次的な効果として ・アプリアップデート中にユーザーが暇つぶしとして読める ・”はやえもん”のように、それを楽しみにしてくれてるユーザーを作り出せたり、 それが元に新規ユーザー獲得に繋がる例もあります ただ、気をつけなければならないのは、アプリのレビューで低評価をもらう可能性もはらんでます。 ここらへんは恋愛と同じですね。 好きな方にラブレターを送っても、それをどう感じるかはその人によって当然異なります。 なので、アップデート文を改善していった時に、低評価レビューをもらった場合の閾値を 決めとくのも良いかもしれませんね。 なんかこう「すれ違った時に挨拶を出来ない位避けられたら諦めよう」みたいな。

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ベスト5のご紹介 ここで、 良い感じのアプリアップデート文 ベスト5のご紹介

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第5位:Smooz ブラウザ

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第5位:Smooz ブラウザ

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第4位:Tumblr

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第4位:Tumblr

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第3位:Waaaaay!(うぇーい!)

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第3位:Waaaaay!(うぇーい!)

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第2位:ハヤえもん

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第2位:ハヤえもん

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第2位:ハヤえもん

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第1位:Player!

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第1位:Player!

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第1位:Player!

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補足資料 今回ランクインしなかったオススメのアプリを挙げますと、 ・2.2.0以前のfreee この頃のfreeeは、非常にユニークなアプリアップデート文でした。 僕はfreeeを使ってないにもかかわらず、当然のごとくDLしてました。 ただ、残念なことに、ここ最近のアップデート文は味気ないですね。 また、かつての栄光時代(と、僕が勝手に読んでる)に戻る日が来るのを楽しみにしてます。 ・2.5.7のTimeTree 僕はこのアップデート文を読んで「お、新進気鋭のアップデート文来たぞ」って TimeTreeのアップデート文の将来を楽しみにしていました。 ただ、これまた残念なことに、そのアップデート文の良さを継続できていないです。 2.5.7で発揮したチャレンジ精神を、再び盛り返してもらえればと切に願います。

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疑問に思うところ アプリアップデート文は サービスのグロースにとって 本質的なところ??

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僕のポエム アプリアップデート文は、 サービスのグロースにとって 本質的なポイントではないが、 本質的なポイントでもある。

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僕のポエム サービスのグロースにとって 本質的なポイントとは、 サービスそのものの改善 と考えると、本質的ではない。

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僕のポエム でも、 グロースの現実って サービスの改善だけで 成立するほど 甘くない

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僕のポエム 今の市場って なぜグロースが難しいのか??

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僕の仮説ポエム グロースハッカーという 概念が広まったことで 逆にグロースが難しくなった

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僕の仮説ポエム 世に出回っているグロースハックは 真似しやすいポイントが多い ex) AARRR,レビュー依頼方法など

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僕の仮説ポエム 真似しやすいとは 同じことをする競合が多く 大多数の1つとして埋没してしまい グロースしづらい

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僕のポエム どうやって グロースさせるの??

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僕のポエム 僕も知りたい というより グロースの正解なんて存在しない

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僕の仮説ポエム それでも グロースハッカーの存在価値は グロースさせること

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グロースハッカーに求められる人物像 グロースハッカーとは グロースの責任が自分にあると明確にし その重責を担える人

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グロースハッカーに求められる人物像 明確な答えがない中で グロースのために 周りを巻き込み、自分で手足を動かし 泥臭く動ける人

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僕のポエム グロースハッカー以外の人も サービスの本質的な改善に繋げるために グロースハック的な考えは 共通認識として持つべき

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僕のポエム アプリアップデート文は、 サービスのグロースにとって サービスの本質的な改善ではないが 競合との差別化によるグロース と考えると 本質的なポイントでもある

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まとめポエム ・サービスの本質的な改善は必須 ・グロースの現実は、そんな甘くない ・グロースハッカーとは サービスのグロースの責任を担い、 泥臭く動ける人 岡崎慎司のように

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補足資料(個人的な雑記) 懇親会で様々な方とお話をしていて感じたのは、 僕の考えるグロースハッカーに求められる姿は、裁量が大きく、横断的に影響力のある方 が合致するんではかなかろうかという点です。 つまり「グロースハック的なことはやってるけど、グロースハッカーではない」という方が多いのは、 それを専任で設置出来る会社、サービスの条件が暗黙的にあるのではないでしょうか。 その最たる例が「グロースハッカー」と名乗る方がほぼいない。という事実です。 なので、組織によって求められるグロースハッカー像は自ずと変化するものだと思います。 そして、このPlayer!というサービスを通じて、 泥臭くやったからといってグロースするわけではないものの、 グロースするには泥臭くやらなきゃいけない。 ということを感じています。 特に何か手軽にやってうまくサービス伸びた!みたいな美味しい話しはほぼないです。

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ないと困る サービスをつくろう

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補足(個人的な思い) スポーツ領域において「ないと困るサービス」って、今までなかったんじゃないかなと思います。 というのは、スポーツって生活に必須のものではなく、娯楽の領域に入るものだったからです。 ただ、これからの時代、娯楽は生活に必須なものになると考えています。 人工知能などが人々に仕事を代わりに行い、医療の発展で寿命が伸びます。 そうすると、娯楽だったものが、 より長い人生のより長い余暇時間を埋めるため、生活における必須なものに変わります。 結果、スポーツという娯楽は、生活にとって欠かせないものになるのです。 スポーツの観戦におけるインフラとしてPlayer!が、より存在感を発揮していきます。 「Player!があるから、スポーツの観戦が楽しい」 こう言われる日は、もうそこまで来ています。 一緒に「ないと困るサービス」を作りたい方、是非ご連絡ください。