Slide 1

Slide 1 text

クラスメソッド 人材育成室 豊崎 隆
 アスリートからエンジニアの道へ
 1

Slide 2

Slide 2 text


 名前:豊崎 隆
 所属:クラスメソッド株式会社 人事グループ 人材育成室
 役職:室長
 入社:2017年1月
 キャリア:
 ・2000年〜2009年 - スポーツ選手
 ・2009年〜2017年 - 前職 インフラエンジニア
 ・2017年1月〜現在 - 現職 AWSソリューションアーキテクト
 ※AWS認定資格(2021-2024 AWS ALL Certifications Engineer)


Slide 3

Slide 3 text

転機について


Slide 4

Slide 4 text

数年をかけての転機の中に2つのフェーズがあった
 
 Phase1
 30歳を手前にスポーツ選手としての生活に終止符を打ち、インフラエン ジニアに転職
 
 Phase2
 インフラエンジニアに転職後、AWSに特化したエンジニアへ転職
 4 転機について:アスリートからエンジニアへ


Slide 5

Slide 5 text

転職前(2000年-2009年)
 ● 時間の都合がつきやすい仕事の傍ら日々トレーニング
 ● 大会に出て結果を残すことにフォーカス
 
 転職後(2009年-現在)
 ● インフラエンジニア(オンプレ)→AWS SA
 ● 昨年、エンジニア組織の人材育成部門の部門長
 5 転機について


Slide 6

Slide 6 text

● 覚えることが無限にあるため学習と検証の日々
 ● 一方で自然に左右されずいつでも能力(知識)の研鑽ができる
 ● 常に技術的な正解と、(固有の要件がない場合の)基本となるべき論 があるので知識がそのまま武器になるとも感じた
 6 転機のインパクト


Slide 7

Slide 7 text

転機とシュロスバーグの4Sモデル


Slide 8

Slide 8 text

シュロスバーグの4Sモデルに照らし合わせて掘り下げます
 8 転機とシュロスバーグの4Sモデル
 転機の種類
 4つのS
 3つの支援システム


Slide 9

Slide 9 text

シュロスバーグの4Sモデルに照らし合わせて掘り下げます
 9 転機とシュロスバーグの4Sモデル
 転機の種類
 4つのS
 3つの支援システム


Slide 10

Slide 10 text

10 転機とシュロスバーグの4Sモデル
 予期していた出来事が起こる
 予期していなかった出来事が起こる
 予期していた出来事が起こらない
 イベント
 event
 ノンイベント
 non-event
 結婚・子の誕生・転居・引退・転職
 失業・病気・事故
 昇進できない・転職に失敗・世界大会での勝利


Slide 11

Slide 11 text

11 転機とシュロスバーグの4Sモデル
 転機の種類
 4つのS
 3つの支援システム


Slide 12

Slide 12 text

12 転機とシュロスバーグの4Sモデル
 4つのS 状況(Situation)
 自己(Self)
 支援(Support)
 戦略(Strategies)


Slide 13

Slide 13 text

原因:
 ● 大会で結果が出なかった
 ● 年齢の節目だった
 ● 選手としての将来を考え始めた
 予期:
 ● いつかは引退が必要と考えていた
 ● しかしタイミングは思ったより早かった
 経験:
 ● ここまで大きな判断をする機会は初めてで相当悩んだ
 認知:
 ● 異業種への転身タイミングとしては遅いと思っていた
 13 状況(Situation)


Slide 14

Slide 14 text

仕事感:
 ● 健やかに生きていけるならば仕事はなくてもいいと考えていたが「仕 事をする能力がある上で、やらない」を選べる状態であるべきだと考 えていた
 ● 一般的な社会人に比べ「仕事」をしてきた期間が短くビハインドの状 態
 ● 「できない」を「できる」に変えるまでやり切る力は一定量ある認識
 14 自己(Self)


Slide 15

Slide 15 text

人間関係:
 ● 選手時代の仲間、家族、(1社目の同僚)
 15 支援(Supports)


Slide 16

Slide 16 text

状況を変える対応:
 ● 10年分のビハインドを巻き返すための圧倒的なインプット
 ● 座学だけではなく、手を動かした検証
 ● それを踏まえた実践経験
 ● 特定の強みを作り出すための、熱中できる技術
 ● 「できる」まで、やり続ける
 16 戦略(Strategies)


Slide 17

Slide 17 text

弱み
 ● 圧倒的未経験であり初学者
 ● 実戦経験不足
 ● 業界知識の不足
 強み
 ● これまでの経験からくる「やり遂げるまで」の
 ○ アプローチを知っていることと
 ○ 実戦してきた経験があること
 状況
 ● 業界未経験という弱いステータス
 ● 前提として実戦経験できる環境に身を置くこと
 ● 経験を積む中で武器を手に入れることが必要
 17 現状の整理


Slide 18

Slide 18 text

● 準備:資格勉強からの知識インプット
 ● 模擬戦:検証端末を用意して検証しまくる
 ● 実戦:業務経験を積む
 
 18 Phase1 エンジニアとしての就職


Slide 19

Slide 19 text

● 準備:武器(特化した技術:AWS)を作る
 ● 模擬戦:AWSを触りまくる
 ● 実戦:業務経験を積む
 19 Phase2 技術をつけて再度転職


Slide 20

Slide 20 text

20 転機とシュロスバーグの4Sモデル
 転機の種類
 4つのS
 3つの支援システム


Slide 21

Slide 21 text


 ◆心理的支援
 スポーツ関係の仲間からの応援
 当時独り身だったため失敗しても自分にしか影響がない気楽さ
 
 ◆物資的支援
 最悪失敗してスポーツ周りの知人に仕事紹介してもらえる可能性があっ た(実際にはどうだったかは不明)
 
 ◆公的な支援 - なし
 21 3つの支援システム


Slide 22

Slide 22 text

転機の振り返り


Slide 23

Slide 23 text

分野違いのことも経験として役立つことを理解し応用をする ことができた
 23 転機の振り返り


Slide 24

Slide 24 text

自分と自分の置かれている状況を整理することで、どのよう なアプローチが必要かを検討することができた
 
 24 転機の振り返り


Slide 25

Slide 25 text

25 転機の振り返り
 ゴールに向けて戦略を練ることで選択と集中をすることがで きた


Slide 26

Slide 26 text

26 転機の振り返り
 戦略が決まって仕舞えば、決めたことに集中することができ た


Slide 27

Slide 27 text

27 転機の振り返り
 ある一定以上の武器を得てからはいろいろな選択肢が増え 自由度が高まるという感覚があった
 


Slide 28

Slide 28 text

以上
 ご静聴ありがとうございました!