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デジタル公共財について 一般社団法人コード・フォー・ジャパン / 関 治之 [email protected] 2024年1月23日官民共創イベントGovTech東京 Meetup

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© Code for Japan どうしたら、多様なステークホルダー に活躍してもらえるのか? 自治体の果たすべき役割は? 2

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© Code for Japan 3 出典:デジタル田園都市国家構想実現会議(第1回)牧島大臣資料

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© Code for Japan 4 出典:デジタル田園都市国家構想実現会議(第1回)牧島大臣資料

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© Code for Japan エコシステムづくりが重要 既存事業の予算付 け替えではダメ!

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© Code for Japan 6 自治体がすべきこと 皆がオープンに使える「デジタル公共財」を増やす 多様な主体が共創する機会を作る あるべき姿を捉え、ルールを変える

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© Code for Japan 7 官と民、双方の参加が必要 行政 市民や民間企業、大学等 透明性の高い情報発信 協働機会の提供 参加機会の提供 政策の理解 主体的な参加 適切なフィードバック 信頼 醸成

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© Code for Japan 重要な点 ● 市民の課題や、地球環境を中心に考える ● データで状況を把握し、仮説を作りシミュレーションする ● アイデアを考え、プロトタイプを作り検証を行う ● データを元に結果を評価し、住民との合意形成を行う ● 徐々に対象範囲を広げていく 8

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© Code for Japan 9 皆がオープンに使える「デジタル公共財」を増やす デジタル公共財とは? オープンソースソフトウェア、オープンデータ、オープン AIモデル、オープンスタンダード、オー プンコンテンツなど、プライバシーやその他の適用される法律やベストプラクティスを遵守し、 害を及ぼさず、SDGsの達成に貢献するもの ※国連事務総長の「デジタル協力のためのロードマップ(国連)」の発言から引用 https://www.un.org/sg/en/content/sg/statement/2020-06-11/secretary-generals-remarks-the-virtual-high-level-event-the -state-of-the-digital-world-and-implementation-of-the-roadmap-for-digital-cooperation-delivered

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© Code for Japan 10 デジタル公共財の例 インド India Stack Open Network for Digital Commerce source: iSPIRT source: ondc.org

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© Code for Japan 11 デジタル公共財の例 XRoad(エストニア) source: eestonianworld.com Array of Things(シカゴ) source: arrayofthings.github.io

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© Code for Japan デジタル公共財が保証すべきもの ● 誰もがオープンにアクセスできる ● 標準的で相互に運用性を持つ ● プライバシーへの配慮がされている ● コミュニティとの共創 12

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© Code for Japan 13 デジタル公共財は日本で育つか? ● 調達の問題 ● 公共財を支える仕組み ● 自治体間の共同化 ● 理想的なマーケットのありかた ● 競争領域、協調領域の整理