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グリー株式会社 藤田 快己 よくわかる!「データアナリスト」の作り方 〜とある新卒の成長物語〜 ふじた かいき

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藤田 快己 / Kaiki Fujita #新卒3年目 #データアナリスト 2
 入社時を思い返すと・・・


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2020年4月「アナリシスグループ」に配属 3
 データ分析を行う部署

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不安なスタート 4
 文系だしな・・・


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 多くのアナリスト業務を独力で担えるように! 約2年半が経過し・・・ ⇒ 当たり前じゃない

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グリー株式会社 藤田 快己 よくわかる!「データアナリスト」の作り方 〜とある新卒の成長物語〜 ふじた かいき

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グリー株式会社 藤田 快己 よくわかる!「データアナリスト」の作り方 〜とある新卒の成長物語〜 できる限り
 再現性を持たせて
 ふじた かいき

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グリー株式会社 藤田 快己 よくわかる!「データアナリスト」の作り方 〜とある新卒の成長物語〜 私の経験ベースで
 ふじた かいき

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このセッションについて 未経験から一人前のデータアナリストに成長するための要素は? 9
 問い

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このセッションについて データ分析に関わる基本用語の説明は省略 10
 前提

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このセッションについて 質問や感想はDiscordへ (発表後に「Ask The Speaker」で回答) 11
 補足

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1. グリーにおける「一人前のデー タアナリスト」とは
 
 2. データアナリストの
 作り方:3要素 12
 アジェンダ

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1. グリーにおける「一人前のデー タアナリスト」とは
 
 2. データアナリストの
 作り方:3要素 13
 アジェンダ

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2020年4月「アナリシスグループ」に配属 14


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そもそも「アナリシスグループ」とは 15
 グリー株式会社 ┗ 開発本部 ┗ データテクノロジー部 ┗ アナリシスグループ ┣ ゲームアナリシスチーム ┣ コマースアナリシスチーム ┣ メタバースアナリシスチーム ┗ マンガアナリシスチーム グリー本体にある組織 全事業が対象


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そもそも「アナリシスグループ」とは • 事業部自身で意思決定力を高められる体制作りを行う • 分析システム化の導入と展開を行う • 分析による意思決定の質を高めて事業部をリードしていく 16
 ミッション

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そもそも「アナリシスグループ」とは • 事業部自身で意思決定力を高められる体制作りを行う • 分析システム化の導入と展開を行う • 分析による意思決定の質を高めて事業部をリードしていく 17
 ミッション 手段 目的

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ミッション達成のためのタスク分類 • データ基盤系 • ログ定義書の作成 • KPI策定 • KPIダッシュボードの作成 • など • 分析系 • 施策の効果検証分析 • 売上予測の分析 • 仮説検証分析(A/Bテストなど) • など 18
 ⇒これらを独力でできれば、
  グリーにおける一人前のデータアナリスト


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ミッション達成に必要な主なスキル 19
 タスク分類 スキル データ基盤系 SQL データ構造の理解 分析系 コミュニケーション(ニーズ把握) 論理的思考力(仮説思考・目的思考) 資料作成 プレゼンテーション 数値解釈 統計学 機械学習

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ミッション達成に必要な主なスキル 20
 タスク分類 スキル データ基盤系 SQL データ構造の理解 分析系 コミュニケーション(ニーズ把握) 論理的思考力(仮説思考・目的志向) 資料作成 プレゼンテーション 数値解釈 統計学 機械学習 入 社 時

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ミッション達成に必要な主なスキル 21
 タスク分類 スキル データ基盤系 SQL データ構造の理解 分析系 コミュニケーション(ニーズ把握) 論理的思考力(仮説思考・目的志向) 資料作成 プレゼンテーション 数値解釈 統計学  機械学習 今 勉強中


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1. グリーにおける「一人前のデー タアナリスト」とは
 
 2. データアナリストの
 作り方:3要素 22
 アジェンダ

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1. グリーにおける「一人前のデー タアナリスト」とは
 
 2. データアナリストの
 作り方:3要素 23
 アジェンダ

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データアナリストの作り方:3要素 ① 手本の徹底活用 ② 思考回路の共有 ③ 理論と実践の反復 24


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データアナリストの作り方:3要素 ① 手本の徹底活用 ② 思考回路の共有 ③ 理論と実践の反復 25


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① 手本の徹底活用 26
 クエリ 色々ある中で・・・

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① 手本の徹底活用「クエリ」 27
 • 3ステップ • アクセス可能な場所に置く • 手本となるクエリを教える • 手本から書き方のレパートリーを 増やしてもらえるようにする

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① 手本の徹底活用「クエリ」 なぜ重要か? 28


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① 手本の徹底活用「クエリ」 29
 • 躓いたときに最短で解消しやすいため • 手本となるクエリから自力で解決法を見つけ られる可能性が高いため、検索 or 社内で質 問するよりも早く済みやすい なぜ重要か? • SQL力を効率的に向上しやすいため • 他人のクエリを見て良いところは取り入 れられるため、手本がない環境よりも、 SQL力を上げやすい

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① 手本の徹底活用「クエリ」 成長とのつながり 30


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① 手本の徹底活用「クエリ」 31
 タスク分類 スキル データ基盤系 SQL データ構造の理解 分析系 コミュニケーション(ニーズ把握) 論理的思考力(仮説思考・目的志向) 資料作成 数値解釈 ※ 入社時に比べて特に成長できたスキルを抜粋 成長とのつながり

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① 手本の徹底活用「クエリ」 32
 タスク分類 スキル データ基盤系 SQL データ構造の理解 分析系 コミュニケーション(ニーズ把握) 論理的思考力(仮説思考・目的志向) 資料作成 数値解釈 成長とのつながり ※ 入社時に比べて特に成長できたスキルを抜粋 特に成長したスキル

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① 手本の徹底活用「クエリ」 今からクエリを蓄積する癖をつければ、必ず役立つ 33
 もし手本となるクエリがなくても・・・

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データアナリストの作り方:3要素 ① 手本の徹底活用 ② 思考回路の共有 ③ 理論と実践の反復 34


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データアナリストの作り方:3要素 ① 手本の徹底活用 ② 思考回路の共有 ③ 理論と実践の反復 35


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② 思考回路の共有 36
 Topics定例 レビュー制度 2つの話 色々ある中で・・・

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② 思考回路の共有 37
 Topics定例 レビュー制度 2つの話

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② 思考回路の共有「Topics定例」 38
 • 概要 • 週1の1時間ミーティング • アナリシスグループ全員(7名) • 全体構成 • 売上トピック • 週替わりで、各事業の月次売上サマリを報告 • 個別トピック x2 • 各自の担当タスクを代表者2名が報告 • 各トピックで、前半は発表・後半は質疑応答&議論

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② 思考回路の共有「Topics定例」 39
 ゴール達成上の課題 目的(事業貢献は?) ゴール(達成するべき状態は?) 課題へのアプローチ

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② 思考回路の共有「Topics定例」 なぜ重要か? 40


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② 思考回路の共有「Topics定例」 • 分析に必要な思考回路が癖づくため • 目的から逆算して思考 • データありきではなく、仮説ベースで思考 41
 なぜ重要か?

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② 思考回路の共有 42
 Topics定例 レビュー制度 2つの話

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② 思考回路の共有 43
 Topics定例 レビュー制度 2つの話

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② 思考回路の共有「レビュー制度」 44
 • すべてのタスクで、必ずアナリシス内のレビューがある • とあるタスクでの例 • アウトプットの初版作成   ↓ • マネージャーのレビューで、修正点の指摘   ↓ • 修正して、再度マネージャーのレビューで完成   ↓ • 事業部側に提案して合意

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② 思考回路の共有「レビュー制度」 なぜ重要か? 45


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② 思考回路の共有「レビュー制度」 46
 • 論理武装しようという良いプレッシャーが働くため • (良くも悪くも)かなり理詰めされる • 学びを得る量が多いため • 1週間に複数回以上 • 毎回のタスクでフィードバックが得られる • 今後に活かせる一般性の高い学びが得られるため • 単に直すべき点を与えるだけでなく、思考プロセスから遡って レビューをもらえる なぜ重要か?

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② 思考回路の共有 47
 Topics定例 レビュー制度 2つの話

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② 思考回路の共有 48
 タスク分類 スキル データ基盤系 SQL データ構造の理解 分析系 コミュニケーション(ニーズ把握) 論理的思考力(仮説思考・目的志向) 資料作成 数値解釈 成長とのつながり ※ 入社時に比べて特に成長できたスキルを抜粋

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② 思考回路の共有 49
 タスク分類 スキル データ基盤系 SQL データ構造の理解 分析系 コミュニケーション(ニーズ把握) 論理的思考力(仮説思考・目的志向) 資料作成 数値解釈 成長とのつながり ※ 入社時に比べて特に成長できたスキルを抜粋 特に成長したスキル

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② 思考回路の共有 未経験者同士でも自分にない視点を得られて学びになる 50
 もし先輩がいなくても・・・

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データアナリストの作り方:3要素 ① 手本の徹底活用 ② 思考回路の共有 ③ 理論と実践の反復 51


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データアナリストの作り方:3要素 ① 手本の徹底活用 ② 思考回路の共有 ③ 理論と実践の反復 52


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③ 理論と実践の反復 53
 輪読会

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③ 理論と実践の反復「輪読会」 54
 • 進め方 • 週1で開催 • メンバーは3名 • 私、マネージャー、先輩 • 事前に、各自で同じ本の1章分を読んでくる • 私は資料(要約とディスカッションテーマ)も作成 • 当日は、ディスカッションテーマに沿って議論 • 1冊終わったら、学びになった点・業務に活かす点をまとめる

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③ 理論と実践の反復「輪読会」 55


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③ 理論と実践の反復「輪読会」 56


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③ 理論と実践の反復「輪読会」 57


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③ 理論と実践の反復「輪読会」 58
 • 反復サイクル

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③ 理論と実践の反復「輪読会」 なぜ重要か? 59


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③ 理論と実践の反復「輪読会」 60
 • 業務内の成長の限界を超えられるため • 業務内だけでは成長しにくい点を補完できる なぜ重要か?

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③ 理論と実践の反復「輪読会」 61
 タスク分類 スキル データ基盤系 SQL データ構造の理解 分析系 コミュニケーション(ニーズ把握) 論理的思考力(仮説思考・目的志向) 資料作成 数値解釈 成長とのつながり ※ 入社時に比べて特に成長できたスキルを抜粋

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③ 理論と実践の反復「輪読会」 62
 タスク分類 スキル データ基盤系 SQL データ構造の理解 分析系 コミュニケーション(ニーズ把握) 論理的思考力(仮説思考・目的志向) 資料作成 数値解釈 成長とのつながり ※ 入社時に比べて特に成長できたスキルを抜粋 特に成長したスキル

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③ 理論と実践の反復「輪読会」 63


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データアナリストの作り方:3要素 ① 手本の徹底活用 ② 思考回路の共有 ③ 理論と実践の反復 64


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3要素と特に成長したスキルの対応 65
 タスク分類 スキル 要素 データ基盤系 SQL ① 手本の徹底活用 データ構造の理解 分析系 コミュニケーション(ニーズ把握) ② 思考回路の共有 論理的思考力(仮説思考・目的思考) ② 思考回路の共有 ③ 理論と実践の反復 資料作成 ③ 理論と実践の反復 数値解釈 ※ 入社時に比べて特に成長できたスキルを抜粋

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3要素と特に成長したスキルの対応 66
 タスク分類 スキル 要素 データ基盤系 SQL ① 手本の徹底活用 データ構造の理解 分析系 コミュニケーション(ニーズ把握) ② 思考回路の共有 論理的思考力(仮説思考・目的思考) ② 思考回路の共有 ③ 理論と実践の反復 資料作成 ③ 理論と実践の反復 数値解釈 ※ 入社時に比べて特に成長できたスキルを抜粋

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3要素と特に成長したスキルの対応 67
 タスク分類 スキル 要素 データ基盤系 SQL ① 手本の徹底活用 データ構造の理解 分析系 コミュニケーション(ニーズ把握) ② 思考回路の共有 論理的思考力(仮説思考・目的思考) ② 思考回路の共有 ③ 理論と実践の反復 資料作成 ③ 理論と実践の反復 数値解釈 ※ 入社時に比べて特に成長できたスキルを抜粋

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3要素と特に成長したスキルの対応 68
 タスク分類 スキル 要素 データ基盤系 SQL ① 手本の徹底活用 データ構造の理解 分析系 コミュニケーション(ニーズ把握) ② 思考回路の共有 論理的思考力(仮説思考・目的思考) ② 思考回路の共有 ③ 理論と実践の反復 資料作成 ③ 理論と実践の反復 数値解釈 ※ 入社時に比べて特に成長できたスキルを抜粋

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3要素と特に成長したスキルの対応 69
 タスク分類 スキル 要素 データ基盤系 SQL ① 手本の徹底活用 データ構造の理解 分析系 コミュニケーション(ニーズ把握) ② 思考回路の共有 論理的思考力(仮説思考・目的思考) ② 思考回路の共有 ③ 理論と実践の反復 資料作成 ③ 理論と実践の反復 数値解釈 ※ 入社時に比べて特に成長できたスキルを抜粋

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1. グリーにおける「一人前のデー タアナリスト」とは
 
 2. データアナリストの
 作り方:3要素 70
 まとめ

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まとめ ▼データアナリストの作り方:3要素   ① 手本の徹底活用「クエリ」   ② 思考回路の共有「Topics定例」「レビュー制度」   ③ 理論と実践の反復「輪読会」 71


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・グリー特有の環境 72
 Appendix 発表内では紹介しきれな かった「グリー特有の環 境」について紹介。本編で 紹介した3要素以外で、 データアナリストを作る上 で影響があったと思われる 内容になっている。


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グリー特有の環境 良かった点:3つ 73


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良かった点① グリー特有の環境 • 誰が言ったかではなく、何を言ったか、が重視される文化 • 新人だからといって、意見がぞんざいに扱われるようなことはない • ただし、発言に一定のロジックは必要(逆にロジックさえあれば立場は関係ない) • 成長とのつながりとして、仮に、意見が対等に扱われなければ、アウトプットに違 和感を抱きながら進めることになり、成長する上での障壁となるが、そのようなこ とは一切ないため、成長の確度が高まりやすい • どのスキルの成長にもつながった 74


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良かった点② グリー特有の環境 • 綺麗に整備されたペタバイト級データの累積 • リリース当初から、ほぼ欠損なくデータが揃っている • アプリ内のユーザーの細かな行動についてもログが落ちている • 成長とのつながりとして、他社では、分析の前処理に時間がかかりすぎるというこ とを聞くが、そのようなことは一切ないため、本質的なデータ分析に集中して時間 を割けることで、成長の確度が高まりやすい • 主に、分析系タスクに必要なスキルの成長につながった 75


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良かった点③ グリー特有の環境 • データ分析が活用される意思決定プロセス • 現場や経営層といったレイヤーを問わず、根拠となるデータに基づいて意思決定を 行うプロセスが定着している • 「感覚的には違和感ないですが、データとしてもそうなってましたっけ?」と いった発言など • 成長とのつながりとして、他社では、分析を行っても、最終的には勘と経験で物事 が進み、やりがいがないという話を聞くが、そういうことはほぼ起こらないため、 日々の業務にモチベーションを高く保てることで、成長の確度が高まりやすい • 主に、分析系タスクに必要なスキルの成長につながった 76


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グリー特有の環境 イマイチな点:3つ 77


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イマイチな点① グリー特有の環境 • 統計学・機械学習に精通した人が多くない • アナリシスグループの全員が、統計学や機械学習に詳しいわけではない • また、入社後の研修で学べる環境が整っているわけでもない • 現状、アナリシスグループ内で統計学や機械学習に詳しい方は、大学時代に専 攻されていた方が多い • 成長への影響として、自分の上司や担当の先輩が誰になるかによって、その方の統 計学や機械学習の知識量に差があるため、場合によっては成長の効率を下げる • (言わずもがな)主に、 統計学・機械学習の成長の妨げになりやすかった 78


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イマイチな点② グリー特有の環境 • データ基盤が事業によって統一されていない • 一部のゲーム事業ではHadoopをベースにした内製のデータ基盤を用いていたり、 メタバース事業ではBigQueryを用いていたりと、データ基盤が事業によって統一 されていない • 成長への影響として、SQL構文が微妙に異なるため、原因を特定しづらいエラーに 躓くタイミングが多く、成長の効率を下げる • 主に、SQLの成長の妨げになりやすかった 79


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イマイチな点③ グリー特有の環境 • 各個人が担当する業務領域が広すぎる • 事業別に担当を持つからこそ、データ基盤系のタスクから、分析系のタスクまで、 その事業内で、各個人が担当する業務の幅が広い • 成長とのつながりとして、業務領域が広い分、何でも屋にやりやすく、アナリスト としての専門性を磨くことに集中しにくい • どのスキルの成長にも妨げになりやすかった 80


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