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失敗から振り返る1on1の中と外 株式会社Gunosy 渡辺謙太

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自己紹介 2

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自己紹介 自己紹介 - 渡辺謙太と申します - Gunosyへ新卒で入社し現在3年目 / 26歳 - Twitter:@k6nta 略歴 - 2013/3 鈴鹿高専 電子情報工学科 卒 - 2016/3 東京大学 工学部システム創成学科 卒 - 2016/4 株式会社Gunosy 入社 - ウェブメディア開発 => 女性向けアプリ「LUCRA」の立ち上げに参画 - 現在は執行役員・LUCRAの事業責任者 趣味 - 筋トレ 3

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1on1のテクニック 4

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1on1のテクニック 1on1の中で気をつけるポイントやテクニックは世の中に多い 話すより聞く 否定しない 相手の考えを 引き出す コーチング

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実際の1on1のプロセスを一歩引いて見てみる 6

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1on1のプロセス 理想の定義 ・メンバーの理想状態を描く 状態の把握 ・メンバーの状態を把握する 差分の示唆 ・差分を示唆し、理想状態に近づいてもらう 1on1 = ミッション達成に近づくための理想状態に近づいてもらうための場 1on1の外 1on1の中 1on1の質を高めるためには「1on1の外」での準備も重要 本日は「1on1の外」で意識している事を紹介します

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状態の把握 ・メンバーの状態を把握する 差分の示唆 ・差分を示唆し、理想状態に近づいてもらう 理想の定義 ・メンバーの理想状態を描く

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理想の定義 理想状態を適切に把握出来ていないと何に気づいてもらうべきか決めれない 背負っているミッションから「これ」と簡単に決めれるものでは ない 理想 ミッション バリュー 本人 チーム 部下 上司

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失敗例 - 過去自分が担当していた役職を担う部下に「自分のやり方」を押し付けていた - 皆自分のスタイルが理想だと考えがち - 異なるスタイルで成功することもある - アルバイトの部下が多いメンバーに対して、部下が社員の前提で取るべきアクショ ンを議論していた

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理想の定義 ・メンバーの理想状態を描く 状態の把握 ・メンバーの状態を把握する 差分の示唆 ・差分を示唆し、理想状態に近づいてもらう

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状態の把握 - 1on1中のポイント - 相手の話を深掘りして聞き、なるべく正確に状況を把握する - 1on1外のポイント - 第三者目線での情報を収集しておく - その人の思考性やバックグラウンドを把握しておく - 具体事象でロジックを説明できるようにする 状態の把握を適切に行えていないと与えるべき「気づき」を特定できない 事前の情報収集により、1on1中に解像度の高い議論をできる ようにする

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まとめ 13

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まとめ - 1on1の質を高めるためには1on1の外での準備が重要 - 目指すべき理想状態は様々な要素から構成されるため、フレキシブルに判断して いく - 本人の状態をよく知るために日々の情報収集を徹底する