Slide 1

Slide 1 text

ノンプログラマーが 2021/11/8(月) JAWS-UG 朝会 #27 で簡単アプリを作ってみた

Slide 2

Slide 2 text

目次 • Amazon Honeycodeとは • Amazon Honeycodeを触ろうと思ったきっかけ • アカウントの準備 • 主要概念 • 「AWS認定資格取得チェッカー」的なものを作ってみた • 外部連携と制約 • 利用料金 • 感想・まとめ

Slide 3

Slide 3 text

とは

Slide 4

Slide 4 text

Amazon Honeycode とは • ノーコードでアプリケーション開発ができるフルマネージド サービス • 必要なのはブラウザだけ • 2020/6/26 ベータ版リリース(約1年半ベータ版)

Slide 5

Slide 5 text

を触ろうと思ったきっかけ

Slide 6

Slide 6 text

きっかけ • 2021/10/06(水) • AWS Expert Online JAWS-UG: Honeycode & CI/CDパイプライン

Slide 7

Slide 7 text

きっかけ • 見積り作成ワークフロー開発事例 • https://www.honeycode.aws/customers/wwt-improves-operational- efficiency • パートナーと連携して作成する見積り管理アプリケーションを 数週間で開発 • 見積りプロセスの短縮、正確性の向上 すごい

Slide 8

Slide 8 text

ノンプログラマーの私 プログラムは大学時代に少し、基本情報処理試験の 勉強でちょっとだけやったことがある Windows サーバ構築 ネットワーク機器設定 オンプレミス機器 ラッキング・設定 bat、ps1スクリプト作成 ソフトウェア、ミドルウェアの インストールと設定

Slide 9

Slide 9 text

ノーコードならノンプログラマーの私でも できるかもしれない! • なんならエンジニアじゃなくてもできるかもしれない

Slide 10

Slide 10 text

アカウントの準備

Slide 11

Slide 11 text

Amazon Honeycodeアカウントの準備 • AWSアカウントとは別にHoneycodeアカウント (Team:チーム)を作成する必要がある 作成に必要なのはメールアドレスだけ クレカ登録など支払情報不要

Slide 12

Slide 12 text

• Amazon Honeycodeにアクセス⇒Sign in • https://builder.honeycode.aws/ Amazon Honeycodeアカウントの準備

Slide 13

Slide 13 text

• メールアドレスを入力 • パスワードを設定 Amazon Honeycodeアカウントの準備

Slide 14

Slide 14 text

• メールが届くので Confirm now をクリック Amazon Honeycodeアカウントの準備

Slide 15

Slide 15 text

• ブラウザで以下のように表示され、アカウント作成が完了する • 「Continue to log in」でログインする Amazon Honeycodeアカウントの準備

Slide 16

Slide 16 text

• 最初は説明のポップアップが出ます Amazon Honeycodeアカウントの準備

Slide 17

Slide 17 text

• Amazon Honeycodeの最初の画面 Amazon Honeycodeアカウントの準備

Slide 18

Slide 18 text

主要概念

Slide 19

Slide 19 text

主要概念 • Table:データストア • Builder:アプリ開発を行う • Automations:通知やイベント起点の処理を担う • Workbook:Table,Builder,Automationsを包括する

Slide 20

Slide 20 text

• 構造型データストア • CSVまたはTSVファイルのインポート、もしくはスプレッドシー トからコピペでデータ追加可能 主要概念 -Table

Slide 21

Slide 21 text

• アプリ開発ツール • 画面上に入力欄、ボタン、リストなどの部品を配置することでアプリ生成 • ソースコード不要、変更は即時アプリに反映 主要概念 -Builder

Slide 22

Slide 22 text

• Tableのデータに対する変更やアプリ上の操作を起点に処理を実行 • データ追加、変更、削除、メール通知可能 • Webhookの実行により外部システムとの連携も可能 主要概念 -Automations

Slide 23

Slide 23 text

• Table,Builder,Automationsを包括する枠組み • workbook内に複数のTable、アプリ、Automationsを含む • 開発者や利用者に対し、workbookもしくはアプリケーション単位に 権限付与 主要概念 -Workbook

Slide 24

Slide 24 text

「AWS認定資格取得チェッカー」 的なものを作ってみた

Slide 25

Slide 25 text

「AWS認定資格取得チェッカー」的なものを 作ってみた

Slide 26

Slide 26 text

「AWS認定資格取得チェッカー」的なものを 作ってみた

Slide 27

Slide 27 text

「AWS認定資格取得チェッカー」的なものを 作ってみた

Slide 28

Slide 28 text

「AWS認定資格取得チェッカー」的なものを 作ってみた

Slide 29

Slide 29 text

「AWS認定資格取得チェッカー」的なものを 作ってみた

Slide 30

Slide 30 text

外部連携と制約

Slide 31

Slide 31 text

• API APIでTableデータのCreate,Read,Update,Deleteができる 例えばLambdaからHoneycodeのAPIを叩いてデータ更新できる • Amazon AppFlow Amazon AppFlowを使ってS3からHoneycodeテーブルにデータを追加できる • Webhook AoutomationでWebhookアクションを指定し任意のURLにデータ送信可能 外部連携

Slide 32

Slide 32 text

• Honeycode利用可能リージョンは米国西部(オレゴン/us-west- 2)のみ • AWS SSO連携する場合はオレゴンリージョンでセットアップが 必要 制約 • 利用ユーザは認証が必要、不特定多数の公開Webアプリ非対応 • Honeycodeで作成したアプリを簡易移行する方法は現段階で存 在せず、手作業

Slide 33

Slide 33 text

利用料金

Slide 34

Slide 34 text

• 行:テーブル全体で水平方向に実行されるデータの範囲 • 有償プランの場合はAWSアカウントとの統合が必要 • 月額料金は統合したAWSアカウントで支払う • 1つのAWSアカウントに複数のTeamを登録し請求の集約が可能 利用料金 Basic PLUS PRO $0/月 $19.99/月 $29.99/月 2,500行/workbook 10,000行/workbook 100,000行/workbook 20人のメンバー含む 20人のメンバー含む 20人のメンバー含む - 追加メンバーごとに月額$9.99 追加メンバーごとに月額$19.99 - シングルサインオン シングルサインオン BasicプランならAWSアカウントも要らないぽい

Slide 35

Slide 35 text

使ってみてどうだった? ノンプログラマーが

Slide 36

Slide 36 text

感想 • BuilderからGUIでアプリを作成していくのが結構大変 • GUIなので感覚的に操作できるが、細かい設定はどこからどう 設定するのか迷うこと多々あり • 目的に近いサンプルからアプリを展開してmodifyしていくのが よさそう • アプリのドキュメントを残そうとすると大変な気 • プログラマーじゃなくてもなんとなく動く簡易アプリができて うれしい • ここまでBasicプラン(無料)で動いていてすごい

Slide 37

Slide 37 text

感想 • 日本語の情報がまだ少ない • ⇒Honeycode Folumという英語のフォーラムが一番情報が多いらしい • AWS SSOはリージョナルサービス(のはず)なのでもしGAされた らリージョンごとにSSOをセットアップする? • アプリ全体をexport・importなどできるといいな 使ったことはないのですがサイボウズさんの ビジネスアプリ作成クラウドサービスに 似ているという噂

Slide 38

Slide 38 text

まとめ • Amazon Honeycodeとは ノーコードでアプリケーション開発ができる フルマネージドサービス 必要なのはブラウザだけ • BETA版でSLAが出ておらずリージョンもオレゴン のみ、移行ツールがないなどの制約がまだ多い • 内部利用でパパっとアプリ作成するにはよさそう

Slide 39

Slide 39 text

参考 • Amazon Honeycode • https://builder.honeycode.aws/ • [AWS Expert Online for JAWS-UG #17 20211006] ノーコード、ローコー ド開発ってなに? Amazon Honeycode で何ができるの? • https://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/amazon- honeycode • Amazon Honeycode のご紹介 – コードを記述せずにウェブ & モバイル アプリを構築する • https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/introducing-amazon-honeycode- build-web-mobile-apps-without-writing-code/ • Pricing • https://www.honeycode.aws/pricing • Honeycode Folum(英語) • https://honeycodecommunity.aws/