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QGIS講習会 デジタイズ編 Digitize 紙図面のデジタル化 2018.1.24 空知森林管理署 田中 淳

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2 はじめに 【QGIS】→【project】→【デジタイズ.qgs】ファイルを開く

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3 紙図面のデジタル化  国有林GISの地図データは 例えば  ・天1 植込箇所  ・森林作業道  ・歩道  などなど、  そもそもデータがない。もしくは、精度が当てにならない データがそれなりにあります。

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4 紙図面のデジタル化  例えば、森林作業道を デジタル化してしまえば 路網延長など 自動計算できて便利

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5 紙図面のデジタル化 大まかな手順  紙図面をスキャナでPCに取り込む(jpgファイルで)    ↓ 【ジオリファレンサ】を使用して、GISに取り込む    ↓  新規シェープファイルレイヤを作成し、トレースする

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6 ジオリファレンサ jpgファイル(1024事業実行図)を配布してあるので、 QGISの【ジオリファレンサ】を起動してみよう。 【ツールバー】→【ラスタ】→【Georeferencer】

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7 ジオリファレンサ 【ラスタを開く】 【1024事業実行図.jpg】を開いて  CRSを選択(EPSG:2454)

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8 ジオリファレンサ ポイントの追加 画像に座標を設定するための基準点を設定する

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9 ジオリファレンサ ポイントの追加 GIS・ジオリファレンサ 両方の地図を充分に拡大する

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10 ジオリファレンサ ポイントの追加 画像上の分かりやすいポイントをクリック

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11 ジオリファレンサ ポイントの追加 【マップキャンバスより】をクリック 紙図面上の座標値が明らかならば、手入力でも可

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12 ジオリファレンサ ポイントの追加 GISの地図上で同じ箇所をクリック

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13 ジオリファレンサ ポイントの追加 座標が設定されるので、【OK】をクリック

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14 ジオリファレンサ ポイントを5~6箇所設定 residualが精度の目安となるの で、値が大きい時はポイントを 取り直した方が良い。 平均誤差も計算されるので誤差 が大きい時は、ポイントを取り 直しましょう。

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15 ジオリファレンサ 変換方法の設定 【変換タイプ】 ・線形 ・ヘルマート ・多項式1~3 ・シンプレートスプライン ・投影変換 下の項目ほど 複雑な手法で変換するが 必ずしも 精度が上がるわけではない。

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16 ジオリファレンサ 変換方法の設定 【リサンプリング手法】 ・最近傍 ・線形 ・キュービック ・キュービックスプライン ・ランチョシュ 画像の歪みに応じて生じる ピクセルの重複もしくは ピクセルの空白を どのように埋め直すかの設定

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17 ジオリファレンサ 変換方法の設定 【変換先SRS】  EPSG:2454 【出力ラスタ】  変換した画像の  保存先・ファイル名 【完了時にQGISにロードする】  チェックを入れて、OK

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18 ジオリファレンサ 実行!

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19 ジオリファレンサ

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20 ジオリファレンサ  ポイントの数は多ければ多いほど良いわけではなく、変換設定 などに応じて必要な数は変わってくる。  また変換設定やリサンプリング設定も複雑な手法であれば良い わけでもない。  トライアル&エラーが基本。  とりあえず変換してみて精度が低ければ、ポイントや設定を 見直そう。

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21 デジタイジング Digitizing

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22 事前準備 スナップオプション

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23 スナップオプション 【ツールバー】→【設定】→【スナップオプション】 スナップオプションを設定することで、 マウスのポインタが許容範囲内まで近づくと、 自動的に頂点・線分に移動するようになる。

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24 スナップオプション スナップモード 【カレントレイヤ】  選択中のレイヤのみスナップ 【全ての可視レイヤ】  表示中の全てのレイヤにスナップ 【アドバンスト】  レイヤ毎に設定

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25 スナップオプション スナップ どこにスナップさせるかを設定 今回は【全ての可視レイヤ】    【頂点と線分】に設定 スナップさせたくないレイヤ(等高線など)の 表示を消しておきましょう。

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26 スナップオプション 設定しないとどうなるか? 小縮尺では問題なさそうに見えるが… 実際には、線が繋がっていない

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27 というわけで 森林作業道  と土場  を デジタル化していきます

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28 森林作業道 線データ

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29 線データのデジタイズ 森林作業道のデジタイズ 【レイヤ】→【レイヤの作成】→【新規シェープファイルレイヤ】

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30 線データのデジタイズ 【タイプ】… ライン 【CRS】… EPSG:2454 【フィールドリスト】   ←画像を参考に、不要な項目を削除    必要な項目を追加    各森林作業道に林小班のデータを    埋め込みます    【OK】をクリックし、名前をつけて保存

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31 線データのデジタイズ 【sinrinsagyodo】 追加されたレイヤを選択 【編集モードを切替】 【地物の追加】 ① ② ③

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32 線データのデジタイズ マウスカーソルを始点へ近づけて いくと、 林道にポインタがスナップされる ので、左クリックして描画を開始 する。

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33 線データのデジタイズ 下図をトレースする 小班界で ラインを区切るので 終点を左クリックしてから 右クリックする

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34 線データのデジタイズ 林班・小班を入力 属性データの入力

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35 線データのデジタイズ 続きをトレース 終点で右クリックしたら 属性データを入力

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36 線データのデジタイズ 順次、全ての路線をトレース トレースが終わったら、 【編集内容を保存】 【編集モード切替】   編集モードを終了させる

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37 線データのデジタイズ

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38 土場 面データ

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39 面データのデジタイズ 土場のデジタイズ 【レイヤ】→【レイヤの作成】→【新規シェープファイルレイヤ】

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40 面データのデジタイズ 【タイプ】… ポリゴン 【プロジェクトCRS】… EPSG:2454 【属性リスト】   ←画像を参考に、不要な項目を削除    必要な項目を追加    【OK】をクリックし、名前をつけて保存

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41 面データのデジタイズ 【doba】 追加されたレイヤを選択 【編集モードを切替】 【地物の追加】 ① ② ③

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42 面データのデジタイズ 下図をトレースする 4点を左クリックしたら 最後に右クリック

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43 面データのデジタイズ

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44 面データのデジタイズ 土場を正確な長方形で描きたい場合  先ほどは、フリーハンドでトレースしたので  土場は正確な長方形ではないし、面積もテキトーです。  実際は、実行図と共に土場の面積(縦・横の長さ)も  報告されてくるはずなので、  報告どおりの土場を描いてみよう。

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45 面データのデジタイズ 【編集モード】  ↓ 【地物の追加】 【先進的なデジタイズ  ツールを有効にする】

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46 面データのデジタイズ 【角度90°にスナップする】にチェック 【先進的なデジタイズ】ウィンドウが開くので 600平米(30m×20m)の土場を描いてみよう

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47 面データのデジタイズ 【d】… 30と入力してから、 水平にラインを引く 始点をクリック(どこでも良い)

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48 面データのデジタイズ 【d】… 20と入力してから、 垂直にラインを引く

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49 面データのデジタイズ 【d】… 30と入力してから、 水平にラインを引く

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50 面データのデジタイズ 長方形を描いたら、右クリック 属性データを入力

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51 面データのデジタイズ 【地物の移動】 【地物の回転】

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52 路網延長 & 土場面積

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53 路網延長 森林作業道レイヤの属性テーブルを開く 編集モードをONにして、 フィールド計算機を開く

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54 路網延長 【新しいフィールドを作る】 【出力フィールド名】… 延長 【出力フィールドタイプ】… 整数 【出力フィールド幅】… 任意 【関数】…ジオメトリ → $length

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55 路網延長

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56 土場面積 【新しいフィールドを作る】 【出力フィールド名】… 面積 【出力フィールドタイプ】… 小数 【出力フィールド幅】… 任意 【精度】… 2 【関数】…ジオメトリ → $area      $area/10,000         ※単位が平方メートルなので          1万で除してhaにする。

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57 土場面積

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58 路網 全延長の集計

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59 路網延長の集計 【ツールバー】→【ビュー】→【パネル】→【統計パネル】

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60 路網延長の集計 森林作業道レイヤを選択 属性データ【延長】を選択  総延長 4,811m

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61 路網延長の集計 Excelファイルとして出力する方法 その1 森林作業道レイヤを右クリックして 【名前をつけて保存する】 【形式】  MS Office Open XML spreadsheet 【保存されたファイルを地図に追加する】  チェックを外す

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62 路網延長の集計 Excelファイルとして出力する方法 その1 あとはご自由に集計してください

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63 路網延長の集計 Excelファイルとして出力する方法 その2   森林作業道レイヤの属性テーブルを開く 表の左上をクリックして 地物を全て選択する 選択した地物をコピーする

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64 路網延長の集計 Excelファイルとして出力する方法 その2 Excelを開いて、ペーストする

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65 路網延長の集計 Excelファイルとして出力する方法 その2 あとはご自由に集計してください A列に不要な座標情報があるので削除

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66 完