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Web ERPパッケージでの ロボット作成方法

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 鎌田 猛(カマタ タケシ) 東京都出身 埼玉県在住 妻1人、子供2人  職業:ソフトウェア開発 ファミコンソフト開発・ 金融系SEを経て、現在 RPAソフトウェアの開発 自己紹介

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Intra mart ■Webページの特徴 要素を解析してみるとIDの名前が・・・ *[@id=“tree_root/0+/1“] ⇒ / は要素の区切りに使用されるもの ■ロボット作成時 IDを使用せず構造で要素を記載する /html/body[1]/table/tbody/tr[2]/td /table[1]/tbody/tr[2]/td[2]/table[ 2]/tbody/tr/td/form[1]/table[2]/tb ody/tr/td[2]/input

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GRANDIT(旧バージョン) ■Webページの特徴 ・Internet Explorerにしか対応していない ・ダイアログ表示の中にhtmlソースが 埋め込まれている。 ■ロボット作成時 Internet Explorerでダイアログ表示中の htmlソースを解析できるように RPAツール側が対応している必要がある。

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SAP ■Webページの特徴 非同期 IDが毎回変更する 構造まで変わる ■ロボット作成時 非同期の画面に対応するには ・要素が表示されるのをループで待つ ・表示途中でも要素が見つかってしまい、 クリックや値のセットが失敗するが 成功するまでループする

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■ロボット作成時 ID、構造が変化する対応は ・画面に表示されているテキストから 要素を特定する。 例) 「ログオフ」ボタンの要素 //*[text()="ログオフします"] ・テーブル内の要素も表示されている テキストから相対で要素を特定する

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ステータス ID 年月日 会社名 転記済 15 2019/12/16 株式会社AAA 未転記 16 2019/12/17 BBB株式会社 準備中 17 2019/12/18 株式会社CCC テーブルのタイトル「ステータス」文字列から データ行の会社名を取得 要素の指定 //*[text()=“ステータス"] /../../../../.. /../../tbody/tr[1]/td[3] テーブル構造の例

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■Web ERPパッケージでロボットを作成するには ・まずは製品が対応している事 ・web要素を特定するのに 「Xpath」 の 文法を理解する事 最後に