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「デザインで社会的影響を実感」す る と は ? ? 社会を変えるサービスデザイン 大月雄介 サ ー ビ ス , プ ロ ダク ト

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大月 雄介 デザイングループ TL/ プロダクトデザイナー メーカーにてUI/UXデザイン、インタラクション設計、ビ ジョン構想など幅広くデザイン業務に関わる。その後ベン チャー企業にてサービスのUI/UXデザインとフロントエンド 開発を担当。2020年エムスリー入社。プロダクトデザイナー として主に電子カルテのデザインを担当。 担当プロダク… ‚ クラウド電子カルテ デジカs ‚ 診療DXアプリ デジスマ診} ‚ エムスリー Global 海外向け医療メディア

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アジェンダ 6 エムスリーとデザイングループについ 6 デジカルでやってきたこ3 6 気づきとまとめ

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mission インターネットを活用し、 健康で楽しく長生きする人を1人でも増やし、 不必要な医療コストを1円でも減らすこと エムスリーとは?

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事業展開している国の数 15カ国 全世界での医師会員合計 600 万人以上 世界の医師の50%がエムスリーと関わっている 日本の医師のエムスリー会員率 90%以上 エムスリーが展開する医療従事 者向け情報サイト「m3.com」 は31万人を突破。 エムスリーとは?

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MEDICAL TRANSFORMATION by DESIGN デザインの力で医療の前進を加速させる エムスリー デザイングループについて

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自分がつくりたいでなく ユーザーが喉から手が出るほど欲しいものをつくる エムスリーデザイングループ が大切にしていること User First

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エムスリーデザイングループ が大切にしていること 2割共有 対話 観察

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医師の診療をラクにする、AI搭載クラウド型電子カルテ

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デジカルの特徴 膨大なカルテの入力と管理 をもっとラクに 複雑すぎる電子カルテを 極限までシンプルに 医療業界の商習慣を テクノロジーで解決 勤務医の時間外労働の発生理由 57.1%※ が「診断書やカルテ等の書類作成」。デ ジカルでは、管理、入力をラクにする機 能を次々開発しています。 医師のカスタムニーズに応え誰も使いこ なせない、煩雑なシステムとなりがちの 電子カルテを、機能、使い勝手、デザイ ンにこだわり極限までシンプルかつ汎用 的な電子カルテとして開発 オンプレミスの電子カルテでは従来数年 に一度のリプレースが必要で、その度 に、数百万円のコストが発生していまし た。デジカルはクラウドだからこそ、そ うしたコストは0です。 ※2018年版「過労死等防止対策白書」より(複数回答)

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数千万人の健康をサポートしている電子カルテ 累計カルテ数 1億枚以上

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デジカル開発チームでの役割 デジカルチームで、デザイナーとしてどう動いているか? PdM 2名 Eng 9名 QA 4名 Design 1名 16名

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リサーチ 価値を早く届けられるように、役割横断の’糊’となってなんでもやる c 市場、競合分U c NPS・ユーザー要望、営業の声を聞F c ユーザー理解(アンケート、インタビュー、観察5 c 医療業界動向の把握 c デザインシステムの整s c UIモックの作— c 実装観点での考慮点の整† c 検証すべき部分を議論・実装 c 定量 : データチェッƒ c 定性Œ c セールスからの評 c 問い合わせ確x c ユーザーインタビュー c CS、セールスヒアリン® c プロトタイプの作成とMVP仕様の検 c ユーザーインタビュー(検証5 c IA作成 c リリースノートの作— c CSとの連Æ c リリース方針の相Ò c リスクのチームとの相談 PdMと伴走 c 何を作るかî c なぜ作るかî c 何をどの順番でやるのかî c ユーザーは今何を求めているのか? PdM,Engと伴走 c どう作るかî c どう最低限の価値を最速で提供するかî c どう検証するかî c どう成長させるか? CSと伴走 c リスクは何かあるかî c どう伝えるかî c どう使ってもらうかî c どうサポートと連携するか? マーケと伴走 c どう購入に繋げるかî c どう魅力を伝えるかî c ブランドをどう築くか? 仕様検討 UIデザイン 価値 検証 リリース

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10s/患者 カルテの入力時間が減ると 10s × 100 人/日 × 240営業日 = 240,000秒/年 66 時間/年 デジカルの開発観点の例 患者さんとの対話や患者さんの受け入れ量が増える

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秒単位でこだわる必要のあるプロダクト

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よく使うアクション 傷病名を追加 B ファイルを追加 A 会計 K 保存 S 患者メモ Shift + M 受付メモ M 患者リスト L 受付画面に移動 U カルテ左パネル 患者情報 Shift + 1 保険等 Shift + 2 問診 Shift + 3 副作用薬等 Shift + 4 バイタル Shift + 5 検査結果 Shift + 6 診療履歴 Shift + 7 投薬履歴 Shift + 8 ファイル Shift + 9 サマリー Shift + 0 傷病名 Shift + - 定期 Shift + ^ カルテ右パネル セット 1 診察 2 在宅 3 投薬 4 注射 5 処置 6 手術 7 麻酔 8 検査 9 画像 0 リハ他 - 自費 ^ 全て ¥ よく使うアクション 傷病名を追加 B ファイルを追加 A 会計 K 保存 S 患者メモ Shift + M 受付メモ M 患者リスト L 受付画面に移動 U カルテ左パネル 患者情報 Shift + 1 保険等 Shift + 2 問診 Shift + 3 副作用薬等 Shift + 4 バイタル Shift + 5 検査結果 Shift + 6 診療履歴 Shift + 7 投薬履歴 Shift + 8 ファイル Shift + 9 サマリー Shift + 0 傷病名 Shift + - 定期 Shift + ^ カルテ右パネル セット 1 診察 2 在宅 3 投薬 4 注射 5 処置 6 手術 7 麻酔 8 検査 9 画像 0 リハ他 - 自費 ^ 全て ¥ よく使うアクション 傷病名を追加 B ファイルを追加 A 会計 K 保存 S 患者メモ Shift + M 受付メモ M 患者リスト L 受付画面に移動 U カルテ左パネル 患者情報 Shift + 1 保険等 Shift + 2 問診 Shift + 3 副作用薬等 Shift + 4 バイタル Shift + 5 検査結果 Shift + 6 診療履歴 Shift + 7 投薬履歴 Shift + 8 ファイル Shift + 9 サマリー Shift + 0 傷病名 Shift + - 定期 Shift + ^ カルテ右パネル セット 1 診察 2 在宅 3 投薬 4 注射 5 処置 6 手術 7 麻酔 8 検査 9 画像 0 リハ他 - 自費 ^ 全て ¥ よく使うアクション 傷病名を追加 B ファイルを追加 A 会計 K 保存 S 患者メモ Shift + M 受付メモ M 患者リスト L 受付画面に移動 U カルテ左パネル 患者情報 Shift + 1 保険等 Shift + 2 問診 Shift + 3 副作用薬等 Shift + 4 バイタル Shift + 5 検査結果 Shift + 6 診療履歴 Shift + 7 投薬履歴 Shift + 8 ファイル Shift + 9 サマリー Shift + 0 傷病名 Shift + - 定期 Shift + ^ カルテ右パネル セット 1 診察 2 在宅 3 投薬 4 注射 5 処置 6 手術 7 麻酔 8 検査 9 画像 0 リハ他 - 自費 ^ 全て ¥ ショートカットメニュー コマンドでも、クリックでも使える、覚える必要のないショートカット Ctrl Ctrl Ctrl D D D A A A 事例

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仮説 開発の中でのアクション みんなと伴走するコツは ユーザーを理解、共感し、 ユーザー像を共有していくこと f 開発前インタビュー/医療機関観察の実t f ミニマムな仕様の検f f プロトタイプと検証インタビュ” f リリース方針の検f f リリースノートの作U f 使い方のチュートリアル動画の作U f 開発後検証インタビュー、アンケートの実t f UI、機能改C f PRバナー、WPの作成

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気づきとまとめ

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気づき この2年間でデザインの社会的影響を ようやく、 できるようになった 実感

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実感するとは? 開発に横断的に関わることとで理解が深まり、ユーザー理解の徹底で、共感が育まれ、 社会への影響を実感できるように!! ƒ ビジネス的インパクb ƒ 社会的な意W ƒ 誰の役に立っているかの理e ƒ プロダクトの開発思想 Oxford Languadeの定義 ) 物事から得る実際の感じ。 実物に接したように、生き生きと感ずること ƒ 自分の目で見ることでの定性的な感 ƒ 課題の自分ごとˆ ƒ 深い意味でのユーザーの困りごとの理e ƒ プロダクトに関わる人たちの考えの理解 実感=理解+共感

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インタビューで医師に言われた言葉 U デザイナーでよかったという実感を得られA U ユーザーと一緒にいいものにしていく実P U ユーザーをさらに驚かせたいという 思いへ繋がる 「今までこんなに話を聞いてくれることはなかった」 「便利っすね〜ホント楽です!」「これからも期待しています」

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共感をいち早く作るために 足を使う 共感をチームに伝えていく 言葉を使う これからも大切にしていきたいこと

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ぜひご興味のある方カジュアル面談しましょう! https://jobs.エムスリー.com/designer/

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Thank you