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エムスリー×マネーフォワード 『社会を変えるサービスデザイン 』/m3design-digikar

大月雄介
December 01, 2022

エムスリー×マネーフォワード 『社会を変えるサービスデザイン 』/m3design-digikar

大月雄介

December 01, 2022
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Transcript

  1. デジカルの特徴 膨大なカルテの入力と管理 をもっとラクに 複雑すぎる電子カルテを 極限までシンプルに 医療業界の商習慣を テクノロジーで解決 勤務医の時間外労働の発生理由 57.1%※ が「診断書やカルテ等の書類作成」。デ

    ジカルでは、管理、入力をラクにする機 能を次々開発しています。 医師のカスタムニーズに応え誰も使いこ なせない、煩雑なシステムとなりがちの 電子カルテを、機能、使い勝手、デザイ ンにこだわり極限までシンプルかつ汎用 的な電子カルテとして開発 オンプレミスの電子カルテでは従来数年 に一度のリプレースが必要で、その度 に、数百万円のコストが発生していまし た。デジカルはクラウドだからこそ、そ うしたコストは0です。 ※2018年版「過労死等防止対策白書」より(複数回答)
  2. リサーチ 価値を早く届けられるように、役割横断の’糊’となってなんでもやる c 市場、競合分U c NPS・ユーザー要望、営業の声を聞F c ユーザー理解(アンケート、インタビュー、観察5 c 医療業界動向の把握

    c デザインシステムの整s c UIモックの作— c 実装観点での考慮点の整† c 検証すべき部分を議論・実装 c 定量 : データチェッƒ c 定性Œ c セールスからの評 c 問い合わせ確x c ユーザーインタビュー c CS、セールスヒアリン® c プロトタイプの作成とMVP仕様の検 c ユーザーインタビュー(検証5 c IA作成 c リリースノートの作— c CSとの連Æ c リリース方針の相Ò c リスクのチームとの相談 PdMと伴走 c 何を作るかî c なぜ作るかî c 何をどの順番でやるのかî c ユーザーは今何を求めているのか? PdM,Engと伴走 c どう作るかî c どう最低限の価値を最速で提供するかî c どう検証するかî c どう成長させるか? CSと伴走 c リスクは何かあるかî c どう伝えるかî c どう使ってもらうかî c どうサポートと連携するか? マーケと伴走 c どう購入に繋げるかî c どう魅力を伝えるかî c ブランドをどう築くか? 仕様検討 UIデザイン 価値 検証 リリース
  3. 10s/患者 カルテの入力時間が減ると 10s × 100 人/日 × 240営業日 = 240,000秒/年 66

    時間/年 デジカルの開発観点の例 患者さんとの対話や患者さんの受け入れ量が増える
  4. よく使うアクション 傷病名を追加 B ファイルを追加 A 会計 K 保存 S 患者メモ

    Shift + M 受付メモ M 患者リスト L 受付画面に移動 U カルテ左パネル 患者情報 Shift + 1 保険等 Shift + 2 問診 Shift + 3 副作用薬等 Shift + 4 バイタル Shift + 5 検査結果 Shift + 6 診療履歴 Shift + 7 投薬履歴 Shift + 8 ファイル Shift + 9 サマリー Shift + 0 傷病名 Shift + - 定期 Shift + ^ カルテ右パネル セット 1 診察 2 在宅 3 投薬 4 注射 5 処置 6 手術 7 麻酔 8 検査 9 画像 0 リハ他 - 自費 ^ 全て ¥ よく使うアクション 傷病名を追加 B ファイルを追加 A 会計 K 保存 S 患者メモ Shift + M 受付メモ M 患者リスト L 受付画面に移動 U カルテ左パネル 患者情報 Shift + 1 保険等 Shift + 2 問診 Shift + 3 副作用薬等 Shift + 4 バイタル Shift + 5 検査結果 Shift + 6 診療履歴 Shift + 7 投薬履歴 Shift + 8 ファイル Shift + 9 サマリー Shift + 0 傷病名 Shift + - 定期 Shift + ^ カルテ右パネル セット 1 診察 2 在宅 3 投薬 4 注射 5 処置 6 手術 7 麻酔 8 検査 9 画像 0 リハ他 - 自費 ^ 全て ¥ よく使うアクション 傷病名を追加 B ファイルを追加 A 会計 K 保存 S 患者メモ Shift + M 受付メモ M 患者リスト L 受付画面に移動 U カルテ左パネル 患者情報 Shift + 1 保険等 Shift + 2 問診 Shift + 3 副作用薬等 Shift + 4 バイタル Shift + 5 検査結果 Shift + 6 診療履歴 Shift + 7 投薬履歴 Shift + 8 ファイル Shift + 9 サマリー Shift + 0 傷病名 Shift + - 定期 Shift + ^ カルテ右パネル セット 1 診察 2 在宅 3 投薬 4 注射 5 処置 6 手術 7 麻酔 8 検査 9 画像 0 リハ他 - 自費 ^ 全て ¥ よく使うアクション 傷病名を追加 B ファイルを追加 A 会計 K 保存 S 患者メモ Shift + M 受付メモ M 患者リスト L 受付画面に移動 U カルテ左パネル 患者情報 Shift + 1 保険等 Shift + 2 問診 Shift + 3 副作用薬等 Shift + 4 バイタル Shift + 5 検査結果 Shift + 6 診療履歴 Shift + 7 投薬履歴 Shift + 8 ファイル Shift + 9 サマリー Shift + 0 傷病名 Shift + - 定期 Shift + ^ カルテ右パネル セット 1 診察 2 在宅 3 投薬 4 注射 5 処置 6 手術 7 麻酔 8 検査 9 画像 0 リハ他 - 自費 ^ 全て ¥ ショートカットメニュー コマンドでも、クリックでも使える、覚える必要のないショートカット Ctrl Ctrl Ctrl D D D A A A 事例
  5. 仮説 開発の中でのアクション みんなと伴走するコツは ユーザーを理解、共感し、 ユーザー像を共有していくこと f 開発前インタビュー/医療機関観察の実t f ミニマムな仕様の検f f

    プロトタイプと検証インタビュ” f リリース方針の検f f リリースノートの作U f 使い方のチュートリアル動画の作U f 開発後検証インタビュー、アンケートの実t f UI、機能改C f PRバナー、WPの作成
  6. 実感するとは? 開発に横断的に関わることとで理解が深まり、ユーザー理解の徹底で、共感が育まれ、 社会への影響を実感できるように!! ƒ ビジネス的インパクb ƒ 社会的な意W ƒ 誰の役に立っているかの理e ƒ

    プロダクトの開発思想 Oxford Languadeの定義 ) 物事から得る実際の感じ。 実物に接したように、生き生きと感ずること ƒ 自分の目で見ることでの定性的な感 ƒ 課題の自分ごとˆ ƒ 深い意味でのユーザーの困りごとの理e ƒ プロダクトに関わる人たちの考えの理解 実感=理解+共感