Slide 1

Slide 1 text

特別企画 How to be a better Rubyist

Slide 2

Slide 2 text

カンファレンス開催前に Twitter上でRubyistの方達の 成長にまつわるお話を知りた いと思いアンケートを実施 し、その結果をまとめまし た。 ご協力くださった皆様ありが とうございました!

Slide 3

Slide 3 text

アンケート項目 Q1.開発者歴 Q2.成長を実感した瞬間 Q3.何が成長につながったか Q4.昔の自分に伝えたいこと

Slide 4

Slide 4 text

Q1. 開発者歴

Slide 5

Slide 5 text

Q1.開発者歴

Slide 6

Slide 6 text

Q2. 成長を実感した瞬間

Slide 7

Slide 7 text

Q2.成長を実感した瞬間 達成 変化 発見 決心 気づき

Slide 8

Slide 8 text

    達成 達成

Slide 9

Slide 9 text

何かを達成した① 3ヶ月:自分の担当してる保守案件でお客さんが喜んでく れた時 3ヶ月:1人で行うには難しいと思われていた機能追加を 独力で実装した 8ヶ月:スクラム開発に参加し初マージされた瞬間 1年 :ペアプロでロジックを淀みなく人に説明出来た時 1年 :先輩に相談しつつも、案件で一つの機能を自分で 考えて自分で実装できた 2年半:自分が今まで作ったことがない新しい何かを作り 出せた時 1年未満 自分の担当してる保守案件でお客さんが喜んでくれた時 1年未満 1人で行うには難しいと思われていた機能追加を独力で実装した 1年未満 スクラム開発に参加し初マージされた瞬間 1~3年 ペアプロでロジックを淀みなく人に説明出来た時 1~3年 先輩に相談しつつも、案件で一つの機能を 自分で考えて自分で実装できた 1~3年 自分が今まで作ったことがない新しい何かを作り出せた時

Slide 10

Slide 10 text

何かを達成した② 1~3年 Railsに初めてパッチを送ってコントリビュート出来た時 3~5年 OSSに送ったpull reqがmergeされるたびに成長を感じます 3~5年 Railsのバージョンアップを任された時、使用していたGemに バグがあったので、苦労したけど、PR出してマージされたので 嬉しかったです 6年 昔Railsアプリの大きめの改修を一人でやっていて、 2ヶ月かけて達成したときに成長を感じました

Slide 11

Slide 11 text

    達成 変化

Slide 12

Slide 12 text

昔の自分との変化に気づいた① 6ヶ月 :当初嫌いだったドキュメントを読む行為を楽 しいと感じたとき 8ヶ月 :初見で理解できなかった本が読めるように なった瞬間 8ヶ月 :gemの内部実装が気になった時にソースを読 む習慣がついてきた 1年8ヶ月:動くものを作る→変更のしやすさなど設計や 大局的な視点を考えるようになった 2年 :Ruby大好き✨✨✨と胸張って言える自分に気 づいた時 2年 :実装方法を複数通り思いつけてることに気づ いたとき 1年未満 当初嫌いだったドキュメントを読む行為を楽しいと感じた時 1年未満 初見で理解できなかった本が読めるようになった瞬間 1年未満 過去に書いたコードがダメに思えたとき 1年未満 gemの内部実装が気になった時にソースを読む習慣が ついてきた 1~3年 動くものを作る→変更のしやすさなど設計や 大局的な視点を考えるようになった 1~3年 Ruby大好き✨✨✨と胸張って言える自分に気づいた時

Slide 13

Slide 13 text

昔の自分との変化に気づいた② 2年半:ベンチマークを貼らなくてもどのメソッドを使う のが一番適切なのか、大体わかってきた 4年 :RailsDM2019の内容を理解できて、仕事に活かす ことができた。(Day4に参加した時はさっぱりわ からなかった。) 7年 :自分自身の評価が「オレすげー」から「まだまだ 過ぎて恥ずかしい」に変わった時 12年 :発生した課題に対してどのくらいの予想を立て られるようになったか、その数が増えたなと思う 時 23年 :以前書いた自分のコードにダメ出ししたくなっ た時 1〜3年 実装方法を複数通り思いつけてることに気づいたとき 1~3年 ベンチマークを貼らなくてもどのメソッドを使うのが一番適切 なのか、大体わかってきた 3~5年 RailsDM2019の内容を理解できて、仕事に活かすことができた。 (Day4に参加した時はさっぱりわからなかった。) 7年 自分自身の評価が「オレすげー」から「まだまだ過ぎて恥ずか しい」に変わった時 12年 発生した課題に対してどのくらいの予想を立てられるように なったか、その数が増えたなと思う時 23年 以前書いた自分のコードにダメ出ししたくなった時

Slide 14

Slide 14 text

    達成 気付き

Slide 15

Slide 15 text

新しい発見があった・人から指摘された 1~3年 GitHub等で他の人のコード見て今まで知らなかった書き方を知っ た時 3~5年 仕事で尊敬する先輩に褒められた(る)ときに成長を実感できるな と思います 18年 前職のリーダーに「変わったね」と言われた瞬間

Slide 16

Slide 16 text

    達成 決心

Slide 17

Slide 17 text

8年:when start working on hanami and decided not to follow the rails way (2 years without it)[Hanamiに取り組み始め、Rails wayを辞めると決心したとき ] 17年:The moment I decided not to follow the Rails way (seriously) and things worked surprisingly well.[Rails wayに従わないことに決めてから ] 8年 Hanamiに取り組み始め、Rails wayを辞めると決心したとき (原文:when start working on hanami and decided not to follow the rails way (2 years without it)) 17年 Rails wayに従わないことに決めてから (原文:The moment I decided not to follow the Rails way (seriously) and things worked surprisingly well.) 何かを決心した

Slide 18

Slide 18 text

Q3. 何が成長に繋がったか

Slide 19

Slide 19 text

Q3.何が成長につながったか 人との 関わり 行動 継続 孤独 PDCA 挑戦

Slide 20

Slide 20 text

    達成 人との 関わり

Slide 21

Slide 21 text

人との関わり① 3ヶ月:人からのアドバイス全部 6ヶ月:コミュニティーの存在 1年 :コミュニティで得られた知見 1年 :Rubyコミュニティでのすべての出会い、会社の サポート 2年 :人の思考経路を知ること 2年 :コードレビュー等周囲からの技術的なサポート 自分よりできる人がどう考えてリファクタ してる のか知れたこと 2年半:わかるまでレビュアーに食い下がって教えてもら うこと 1年未満 人からのアドバイス全部 1年未満 コミュニティーの存在 1~3年 コミュニティで得られた知見 1~3年 Rubyコミュニティでのすべての出会い、会社のサポート 1~3年 人の思考経路を知ること 1~3年 コードレビュー等周囲からの技術的なサポート自分よりでき る人がどう考えてリファクタしてる 1~3年 わかるまでレビュアーに食い下がって教えてもらうこと

Slide 22

Slide 22 text

4年 :適切なフィードバック 4年 :優れた方々と一緒にお仕事ができかたからでしょ うか 5年 :webエンジニアに転職し、周りに仲間がいる環境 で知りたいことがすぐ聞ける場に飛び込んだ こと 5年 :できる人からレビューしてもらう 7年 :尊敬する人と交流すること 12年:初めての勉強会(Tama.rb)から色々な勉強会や カンファレンスに参加するようになり、刺激 を受 け続けていること 4年 適切なフィードバック 3~5年 優れた方々と一緒にお仕事ができかたからでしょうか 3~5年 webエンジニアに転職し、周りに仲間がいる環境で 知りたいことがすぐ聞ける場に飛び込んだこと 3~5年 できる人からレビューしてもらう 7年 尊敬する人と交流すること 12年 初めての勉強会(Tama.rb)から色々な勉強会やカンファレンス に参加するようになり、刺激を受け続けていること 人との関わり②

Slide 23

Slide 23 text

    達成 行動 継続

Slide 24

Slide 24 text

行動と継続① 1年未満 続けること 1年未満 期待する結果を認識した後は結果が得られるまで忍耐強く試す 1年未満 コードをたくさん読む&見てもらう 1~3年 諦めない心 1~3年 本を読むのと実務の繰り返し

Slide 25

Slide 25 text

行動と継続② 1~3年 AtCoder等の競プロの問題を400問位解いたのは力になった 3~5年 書籍を通しての体系的な学習 5〜10年 技術書でinputし仕事でoutputを続けること 5〜10年 できる人のコードを読む 20年以上 コードを読む・書く、設計を勉強する

Slide 26

Slide 26 text

    達成 挑戦

Slide 27

Slide 27 text

挑戦① 1年未満 LTのためにRails1.0のソースコードを読んだ経験がきっかけ になりました 1~3年 Rubyの挙動を更に知るためにメタプロRubyを読んだり RubyGold取った 8年 どんなgemを使うべきか考えるのではなく、根本にある問題に ついて考え始めました。それからエコシステムのためのもの をたくさん作り始めました (原文:Started thinking about problems instead of thinking what gem to use here. Started building a lot of stuff for ecosystem)

Slide 28

Slide 28 text

挑戦② 17年:An alternative approach towards engineering,    questioning many concepts and approaches     [代替アプローチを試みたり、多くの概念とアプ     ローチへの疑問を投げかけるようになったこと] 18年: 同人アンソロの主催 27年:TDD is most effective way to build complex software for me [TDDは私にとって複雑なソフトウェアを作 るの に最も効果的な方法だった] 17年 代替アプローチを試みたり、多くの概念とアプローチへの疑 問を投げかけるようになったこと (原文:An alternative approach towards engineering, questioning many concepts and approaches) 18年 同人アンソロの主催 27年 TDDは私にとって複雑なソフトウェアを作るのに最も効果的な 方法だった (原文:TDD is most effective way to build complex software for me)

Slide 29

Slide 29 text

    達成 孤独

Slide 30

Slide 30 text

自分が頑張るしかない状況 1~3年 頼れる人がすぐ近くにいない、自分がやらざるを得ない環境 6年 孤独な闘いが成長につながったと思います

Slide 31

Slide 31 text

    達成 PDCA

Slide 32

Slide 32 text

PDCA 1年未満 ゴール設計及び現時点とのギャップの洗い出しを徹底。最終的 に欲しいデータと、そのデータを導くための必要情報の仮説立 てを常に意識 1~3年 解決までの試行回数

Slide 33

Slide 33 text

Q4. 昔の自分に伝えたいこと

Slide 34

Slide 34 text

Q4.昔の自分に伝えたいこと 考え方 Do it 発見 ねぎらい 挑戦

Slide 35

Slide 35 text

    達成 考え方

Slide 36

Slide 36 text

考え方① 6ヶ月:不必要に人と比べて立ち止まるのほんとやめよう(今     もだ) 1年 :色々あるけど1つずつ解消しよう! 2年 :不安がらず進んで大丈夫。後、目標は小さくて達成で きるのがいいよ! 2年 :まずは手を付けやすいところからはじめていこう 2年半:全てのドキュメントを神聖視するな! 1年未満 焦らず1個ずつわからないところを潰していこう 1年未満 不必要に人と比べて立ち止まるのほんとやめよう(今もだ) 1~3年 色々あるけど1つずつ解消しよう! 1~3年 不安がらず進んで大丈夫。 後、目標は小さくて達成できるのがいいよ! 1~3年 まずは手を付けやすいところからはじめていこう 1~3年 全てのドキュメントを神聖視するな!

Slide 37

Slide 37 text

考え方② 2年半:周りのやり方にとらわれずに、自分のやり方でやりた いようにどんどん進む方がずっと楽だよ 4年 :選択と集中。いろんなものに手を出し過ぎるのはよく ない 4年 :「そのままでいい」って言いたいかなぁ 5年 :間違ってもいいので肩の力を抜いて楽しむといいよ 7年 :周囲の言葉は聞きつつもやりたいことは結局やった方 が良い 18年 :楽しめば成功体験と自信はついてくる 1~3年 周りのやり方にとらわれずに、自分のやり方で やりたいようにどんどん進む方がずっと楽だよ 4年 選択と集中。いろんなものに手を出し過ぎるのはよくない 4年 「そのままでいい」って言いたいかなぁ 5年 間違ってもいいので肩の力を抜いて楽しむといいよ 7年 周囲の言葉は聞きつつもやりたいことは結局やった方が良い 18年 楽しめば成功体験と自信はついてくる

Slide 38

Slide 38 text

    達成 Do it

Slide 39

Slide 39 text

具体的にこれやろう 8ヶ月  :exercismでRuby力を鍛えて欲しい(今もや 1年8ヶ月:テストを書く習慣をもっと早くから身に付けような、、、 5年 :「落ち着いてREADMEとエラーメッセージとコードを読むん だ …!」と伝えたいです 8年 :forget about frameworks 17年 :Read more engineering books 27年 :learn english. 1年未満 exercismでRuby力を鍛えて欲しい(今もや 1~3年 テストを書く習慣をもっと早くから身に付けような、、、 5年 「落ち着いてREADMEとエラーメッセージとコードを読むんだ …!」と伝えたいです 8年 forget about frameworks 17年 Read more engineering books 27年 learn english.

Slide 40

Slide 40 text

    達成 行動

Slide 41

Slide 41 text

行動しよう 1年未満 人のアドバイスは素直にきいてすぐ実行しましょう! 1年未満 手を動かせ 1~3年 ネットには色々情報があるけど、情報をアシで稼ぐのはとても大事 (コミュニティええんやで) 6年 外の世界に出て行け、と伝えたいです

Slide 42

Slide 42 text

    達成 ねぎらい

Slide 43

Slide 43 text

自分へのねぎらい 1~3年 よくがんばった。私も見習う(当時寝ずにコード書いてたので) 12年 SIerにいた時代を無駄だと感じたことは今の所ない。 役立ってることは存外に多い。絶対戻りたくはないけど。 あとIEは思った以上にしぶとい

Slide 44

Slide 44 text

Special Thanks

Slide 45

Slide 45 text

__castagna _1grc anton_davydov cangineer chinatz_ chmv71 coe401_ dimn_zkym fuqda90 hoppiestar kasei_san ken3ypa Kodad_log hayashiyoshino yuki3738 maciejmensfeld makicamel neko314_ okuramasafumi pismenny s_naga03 shin1rok sofar_ray tmd45 treby006 tsuka two_sann Usa_Momokawa y_s______731 yu_suke1994 yuzoiwasaki _1grc

Slide 46

Slide 46 text

Thank you!! 

Slide 47

Slide 47 text

参加者の皆さんも、 これを機会に自分自身の成長を 振り返ってみませんか? #tamark01のハッシュタグをつけて つぶやいてみてください!

Slide 48

Slide 48 text

ご清聴ありがとう ございました 引続きTama Ruby会議を お楽しみください

Slide 49

Slide 49 text

No content