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継続的テストモデル における 具体的な施策を学ぶ ブロッコリー (@nihonbuson)

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自己紹介 ● 風間裕也(ブロッコリー) ● @nihobuson ● 社外活動 ○ WACATE 2019 夏からWACATE実行委員 ○ JaSST Review 実行委員長 ○ 書籍『Agile Testing Condensed』翻訳 ○ 書籍『Testing in DevOps』翻訳 ● 猫派

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アジェンダ ● 継続的テストモデルという考え方 ● 継続的テストモデルを支える技術 ● 継続的テストモデルでの具体的な施策 ○ 開発を手助けする施策 ○ 一般的に行うテストの後に実施できる施策 ○ 新機能の利用者を徐々に広げる施策 ○ 本番環境で試す施策

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継続的テストモデル という考え方

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継続的テストモデル https://danashby.co.uk/2016/10/19/continuous-testing-in-devops/ 『Agile Testing Condensed』 第1章 P3より

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継続的テストモデル https://danashby.co.uk/2016/10/19/continuous-testing-in-devops/ テスト作業の 範囲に なりがち 『Agile Testing Condensed』 第1章 P3より

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継続的テストモデル https://danashby.co.uk/2016/10/19/continuous-testing-in-devops/ TDD など 『Agile Testing Condensed』 第1章 P3より

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継続的テストモデル https://danashby.co.uk/2016/10/19/continuous-testing-in-devops/ 設計 レビュー・ 実例 マッピング など 『Agile Testing Condensed』 第1章 P3より

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継続的テストモデル https://danashby.co.uk/2016/10/19/continuous-testing-in-devops/ 『Agile Testing Condensed』 第1章 P3より 今回の 範囲

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継続的テストモデル を支える技術

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継続的テストモデルを支える技術 ● リリース戦略 ● トグル

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リリース戦略 ● 目的・背景の違いにより、リリースまでの デプロイ先環境が異なってくる ○ デプロイ…開発したアプリケーションを      サーバー上に配置・展開すること ● どのような目的の環境を作成するのか、 どのタイミングでデプロイするのか考える必要がある ● リリース戦略とテスト戦略には関係性がある ○ 作成できる環境の制限やリリース戦略によって、 実施できるテスト戦略も制限される ○ テスト戦略によって作成すべき環境が変わる

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リリース戦略例1(本番環境に即時デプロイ) 開発 環境 本番 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ 時間軸 ※本来はブランチでの記載をした方が自然かもしれませんが、  普段の業務でコードを扱わない人もいるかもしれないため、  環境のタイムラインとして表現しています

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リリース戦略例1(本番環境に即時デプロイ) 開発 環境 本番 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ 時間軸 ※本来はブランチでの記載をした方が自然かもしれませんが、  普段の業務でコードを扱わない人もいるかもしれないため、  環境のタイムラインとして表現しています

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リリース戦略例2(検証環境で一旦確認) 検証 環境 開発 環境A 本番 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ 時間軸

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リリース戦略例2(検証環境で一旦確認) 検証 環境 開発 環境A 本番 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ 時間軸

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リリース戦略例2(検証環境で一旦確認) 検証 環境 開発 環境A 本番 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ 時間軸

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リリース戦略例2(検証環境で一旦確認) 検証 環境 開発 環境A 本番 環境 開発 環境B 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ 時間軸

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リリース戦略例2(検証環境で一旦確認) 検証 環境 開発 環境A 本番 環境 開発 環境B 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ 時間軸

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トグル(フラグ) ● 何らかの条件でスイッチすることで、 対象者によって見え方を変える仕組み ● 有名なものとして フィーチャートグル(フィーチャーフラグ)がある ● 開発やインフラの技術の制限によって、 トグルの実現ができない場合がある

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トグルの例 機能X ユーザーA トグルによって振り分け

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トグルの例 機能X ユーザーA 機能X' ユーザーB トグルによって振り分け

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継続的テストモデル での具体的な施策

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継続的テストモデル https://danashby.co.uk/2016/10/19/continuous-testing-in-devops/ 『Agile Testing Condensed』 第1章 P3より

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継続的テストモデルでの具体的な施策 ● 開発を手助けする施策 ○ ダークローンチ ○ A/Bテスト ● 一般的なテストの後に実施できる施策 ○ バグバッシュ ○ ドッグフーディング ● 新機能の利用者を徐々に広げる施策 ○ βテスト ○ カナリアリリース

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開発を手助けする施策

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開発を手助けする施策 ● ダークローンチ ● A/Bテスト

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ダークローンチ ● 本番環境のデプロイ内容に、 開発途中のコードを混ぜて載せる方法 ● 開発途中の機能はユーザーに見えないようにする

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ダークローンチのイメージ図 既存機能 新規機能 ユーザーは 既存機能しか 見えない

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ダークローンチのリリース戦略例 開発 環境 本番 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ

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ダークローンチのリリース戦略例 開発 環境 本番環境での フィーチャー トグルをON 本番 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ トグルがONの間 ユーザーには 見えていない

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ダークローンチのリリース戦略例 開発 環境 本番環境での フィーチャー トグルをON 本番 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ トグルがONの間 ユーザーには 見えていない

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ダークローンチのリリース戦略例 開発 環境 本番環境での フィーチャー トグルをON 本番 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ トグルがONの間 ユーザーには 見えていない

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ダークローンチのリリース戦略例 開発 環境 本番環境での フィーチャー トグルをON 本番環境での フィーチャー トグルをOFF 本番 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ トグルがONの間 ユーザーには 見えていない

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ダークローンチ無しのリリース戦略例 開発 環境 今までの開発した コードをいっぺんに 本番環境へデプロイ 本番 環境 開発中にデプロイ しないため 差分が溜まり続ける

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ダークローンチの利点と注意点 ● 利点 ○ 毎回の差分が少ないため、 レビューやテストがしやすい ● 注意点 ○ きちんと設定しないと、 お客様に開発途中の画面が見えてしまう ■ フィーチャートグルの仕組みが重要

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A/Bテスト ● 改善候補と既存の機能を 実際のユーザーに比較して試してもらい、 有用な改善か統計的に判断する方法

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A/Bテストのイメージ図 既存機能 ユーザーA 新規機能 ユーザーB 統計的に ランダムに振り分け

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A/Bテストのリリース戦略例 本番環境での A/Bテストの トグルをON 本番 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ

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A/Bテストのリリース戦略例(新機能採用) 本番環境での A/Bテストの トグルをON 本番 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ 既存機能より 新機能の方が 良い結果になった

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A/Bテストのリリース戦略例(新機能採用) 本番環境での A/Bテストの トグルをON 本番環境での A/Bテストの トグルを消す 本番 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ 既存機能より 新機能の方が 良い結果になった

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A/Bテストのリリース戦略例(新機能却下) 本番環境での A/Bテストの トグルをON 本番 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ リバートのデプロイ 既存機能より 新機能の方が 悪い結果になった

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A/Bテストのリリース戦略例(新機能却下) 本番環境での A/Bテストの トグルをON 変更前の 状態に戻す 本番 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ リバートのデプロイ 既存機能より 新機能の方が 悪い結果になった

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A/Bテストの利点と注意点 ● 利点 ○ 本格的な実装前に、有用か判断できる ● 注意点 ○ 統計的にランダムであることを保証する必要がある ○ 統計的に有意な差があることを確認する必要がある ○ バグ検出は目的でないのでバグが少ない前提が必要 ○ ユーザーに決定を委ねがちになる ■ 「もし顧客に、望むものを聞いていたら、 『もっと速い馬が欲しい』と答えただろう。」 byヘンリーフォード

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一般的に行うテスト の後に実施できる施策

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一般的に行うテストの後に実施できる施策 ● バグバッシュ ● ドッグフーディング

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バグバッシュ ● 短時間にみんなでテスト作業を行い、 新しいバグを見つける方法 ○ 開発者も開発の手を止めてバグバッシュに参加

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バグバッシュのリリース戦略例 検証 環境 開発 環境A 本番 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ バグバッシュ実施

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バグバッシュのリリース戦略例 検証 環境 開発 環境A 本番 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ バグバッシュ実施 →バグ発見

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バグバッシュのリリース戦略例 検証 環境 開発 環境A 本番 環境 開発 環境B 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ バグバッシュ実施 →バグ発見

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バグバッシュのリリース戦略例 検証 環境 開発 環境A 本番リリース 本番 環境 開発 環境B 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ バグバッシュ実施 →バグ発見

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バグバッシュの利点と注意点 ● 利点 ○ 動くプロダクトにみんなで向き合うことができる ■ 開発者がテスター任せにしないようになる ● 注意点 ○ ある程度、製品が安定している必要がある ■ バグが少ない製品である ● 些細なバグが大量に出ない前提 ■ バグバッシュ中に製品を更新しない ○ リリースサイクルがある程度長い必要がある

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ドッグフーディング ● 一般公開する前に、業務中や生活の中で 社員が製品を使ってみる方法

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ドッグフーディングのリリース戦略例 社内リリース 環境 検証環境 開発環境 次回分 検証環境 次回分 開発環境 本番 環境

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ドッグフーディングのリリース戦略例 社内リリース 環境 検証環境 ドッグフーディング期間 開発環境 次回分 検証環境 次回分 開発環境 本番 環境

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ドッグフーディングのリリース戦略例 社内リリース 環境 検証環境 ドッグフーディング期間 →期間中にバグ発見 開発環境 次回分 検証環境 次回分 開発環境 本番 環境 開発 環境

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ドッグフーディングのリリース戦略例 社内リリース 環境 検証環境 ドッグフーディング期間 →期間中にバグ発見 本番リリース 開発環境 次回分 検証環境 次回分 開発環境 本番 環境 開発 環境

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ドッグフーディングの利点と注意点 ● 利点 ○ 問題が一般ユーザーに流出するのを防ぐ ● 注意点 ○ 一般ユーザーと専門的な知識の量に差がある場合 適切にバグを見つけられない ■ 開発者が詳しく知りすぎている製品 ■ 専門家御用達の製品 ○ リリースサイクルがある程度長い必要がある

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新機能の利用者を 徐々に広げる施策

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新機能の利用者を徐々に広げる施策 ● βテスト ● カナリアリリース

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βテスト ● 新しいバージョンを特定のユーザーにリリースして、 対応できるかどうか確認する方法

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βテストのイメージ図 既存機能 一般 ユーザー 新規機能 βテスト ユーザー βテスト希望者は 新規機能に振り分け

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βテストのリリース戦略例 本番環境での βテストの トグルをON 本番 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ

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βテストのリリース戦略例 本番環境での βテストの トグルをON 本番 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ βテストユーザー によるバグ報告

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βテストのリリース戦略例 本番環境での βテストの トグルをON 本番 環境 開発 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ βテストユーザー によるバグ報告

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βテストのリリース戦略例 本番環境での βテストの トグルをON 本番環境での βテストの トグルを消す 本番 環境 開発 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ βテストユーザー によるバグ報告

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βテストの利点と注意点 ● 利点 ○ 特定のユーザーならではの多様な視点が入る ○ 早めに製品を公開することで差別化を測れる ● 注意点 ○ βテスト参加者は全ユーザーの代表者ではない ■ 新しいもの好きな性格 ○ 製品を熟知して初めて分かるバグを見つけられない ○ バグの一部が見過ごされる可能性がある ■ 示されている挙動が正しいと勘違いしてしまう

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カナリアリリース ● ユーザーの一部にリリースして、 状況を見て全体に対象を広げるか判断する方法 ○ 例)アクセス先が、 ■ Aサーバー…新機能を使える状態で画面を表示 ■ Bサーバー…新機能を隠した状態で画面を表示 ○ 新機能の対象者の振り分け方 ■ アクセスしたサーバーの所在地 ● 例)日本のサーバーでは新機能を利用可能 ■ 利用しているアプリのバージョン ● 例)新バージョンの一部ユーザーは利用可能

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カナリアリリースのイメージ図 既存機能 ユーザーA 新規機能 ユーザーB 対象者は 新規機能に振り分け

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カナリアリリースのリリース戦略例1 本番環境での カナリアリリースの トグルをON 本番 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ

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カナリアリリースのリリース戦略例1 本番環境での カナリアリリースの トグルをON 本番 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ カナリアリリース 対象者による 軽微なバグ報告

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カナリアリリースのリリース戦略例1 本番環境での カナリアリリースの トグルをON 本番 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ カナリアリリース 対象者による 軽微なバグ報告

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カナリアリリースのリリース戦略例1 本番環境での カナリアリリースの トグルをON 本番環境での カナリアリリースの トグルを消す 本番 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ バグ修正のデプロイ カナリアリリース 対象者による 軽微なバグ報告

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カナリアリリースのリリース戦略例2 本番環境での カナリアリリースの トグルをON 本番 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ リバートのデプロイ

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カナリアリリースのリリース戦略例2 本番環境での カナリアリリースの トグルをON 本番 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ リバートのデプロイ トラブルが 多発

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カナリアリリースのリリース戦略例2 本番環境での カナリアリリースの トグルをON 変更前の 状態に戻す 本番 環境 開発 環境 機能開発のデプロイ リバートのデプロイ トラブルが 多発

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カナリアリリースの利点と注意点 ● 利点 ○ 想定外の事態になった場合、 全体へのリリースを取りやめることができる ● 注意点 ○ ロールバックの仕組みを準備しておく必要がある ■ データの二重管理が必要になる ○ A/Bテストとの併用が難しくなる ■ 統計的にランダムである保証が無くなる

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おわりに

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まとめ 施策名 利点 注意点 ダークローンチ ・毎回の差分が少ない ・開発途中画面が見えるリスク A/Bテスト ・事前に有用な機能か判断可能 ・統計の考えが必要 バグバッシュ ・みんなで製品に向き合う ・長いリリースサイクルが必要 ドッグ フーディング ・一般ユーザーの使用前に  バグ検出 ・長いリリースサイクルが必要 ・一般ユーザーとの知識量の差 βテスト ・多様な視点が入る ・バグの一部が見過ごされる カナリア リリース ・全体のリリースの  取りやめ判断ができる ・ロールバックの仕組みが必要 ・A/Bテストとの併用が難しい

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おわりに ● リリース戦略とテスト戦略には密接な関係がある ○ リリース戦略の決定によって、 実施できるテスト戦略も変わってくる ○ テスト戦略の立案によって、 リリース戦略に影響を及ぼす ● 実現できる技術によって、テスト戦略も変わってくる ○ 例)トグルの実現により、ダークローンチが可能に ● 「QAだから/テストフェーズだからテストする」 ではなく、全体の戦略やリリース戦略まで踏まえた テストを考えよう!

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ふりかえり

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ふりかえり ● 自チームや自組織を思い出し、下記の2つを書こう ○ 【1】既に実施している内容 ■ 例)開発が完了した段階で、チーム全員で   バグが無いか確認する日を設けている ● →バグバッシュを既にやっているのかも? ○ 【2】これから実施したい/できそうな内容 ■ 例)毎リリースで差分が大きくて、   デグレが発生してしまう… ● →ダークローンチを試す価値があるかも? ● その他、感想等を書こう

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おしまい