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Microsoft 365 Virtual Marathon 2022 Microsoft Power Automate で 始める RPAと自動化 吉田 大貴 @TaikiYoshidaJP Senior Program Manager Microsoft Corporation #M365VM #JapaneseA

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M365VIRTUALMARATHON.COM #M365VM MICROSOFT 365 VIRTUAL MARATHON 2022 SPONSORS

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人間は創造的かつ戦略的な 思考に優れているが、 実際には多くの時間を反復的 かつ手作業で行っている 現代社会

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高い即効性 データの収集と処理は、 最も自動化の可能性が 高い活動の一つ 64%–69% より高い生産性 現在の技術を用いれば、 世界の約50%の労働活動が 自動化できる可能性がある と言われている 50% 仕事のイノベーション 全職業の60%が、技術的に 自動化可能な活動を30% 以上持っている 60% 自動化の波が来ている SOURCE: MCKINSEY

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AI RPA DPA BPM 自動化は単体のサービスでは実現しない クラウド ファースト プロセス マイニング

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AI RPA DPA BPM 自動化は単体のサービスでは実現しない クラウド ファースト プロセス マイニング

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デスクトップフロー(RPA) 生産性向上アプリなど、さまざまなシステムとの 多様なコネクターを提供 SAP、レガシー端末、JavaアプリやCitrixまで、 様々な業務システムへ対応 ローコードな開発環境 同一マシン上での並列実行・マルチタスク化 クラウドフローと連携することで 包括的な自動化を提供 検証を必要とする複雑なケースの自動化を 可能にする例外処理

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初心者にもやさしい、簡単なテンプレートから自動化

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作成したフローはクラウドで管理 デスクトップフローの実行状況 作成したデスクトップフローは すべて状況が確認可能 マシンの状況確認 特定のマシンでどんな自動化内容 を実行しているか確認

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豊富なAIモデルからデータ・ワークフロー を効率化 データサイエンティストを雇うことなく、 機械学習を導入 様々な自動化可能な業務へアプリまたは フローとして適用 Microsoft Confidential – for use under NDA only AI Builder で機械学習を使って自動化

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Adobe、Zendesk、オンプレ ミスソリューションなど、 あらゆる種類のAPIコネクタ を内蔵し、マイクロソフトや 他社サービスに接続 600以上の コネクタ 数百種類の トリガー ボタン、クラウドアプリ、ス ケジュールなど、最も便利な 方法でワークフローを開始す ることができます 数千のアクション クラウドサービスやオンプレ ミスのソリューションを使い、 標準搭載のアクションから 選択することも、独自の アクションを作成することも 可能。高度なシナリオを 無制限に自動化 事前に用意された 豊富なテンプレート 豊富なテンプレートが用意さ れているため、すぐに自動化 を開始することができ、 ニーズの変化に応じて カスタマイズすることも可能 あらかじめ用意されたアクション、テンプレート、コネクターにより、 すべてのユーザーが自動化の力を手にすることが可能 標準搭載したコネクタで無限に自動化

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さらに多くの事をPower Automateで実現 See what else you can do in Power Automate with premium capabilities 共有とコラボレーション デスクトップやクラウドのフローを 組織全体でコラボレーションし、 共有することが可能 セキュリティと ガバナンスの強化 Power Platform 管理センターからの集中管理、 データ損失ポリシー等 クラウドと連携 デスクトップフローを クラウドから実行

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AI RPA DPA BPM 自動化は単体のサービスでは実現しない クラウド ファースト プロセス マイニング

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自動化が可能な作業を特定 実際の操作を記録 タスクマイニング デスクトップの操作を取得し、分析する プロセスマップから洞察を得る 洞察や推奨内容から 自動化を始める

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様々なデータから情報を取得 プロセスマップにより 業務を可視化 プロセスマイニング 非効率な業務を特定し、効率化する 分析結果から洞察を得て、 推奨内容を確認 組織を跨ぐ業務を把握する

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22 Power Automate RPA 利用シーン:出荷情報の更新 顧客サポートは製品の出荷状況を常に把握する必要がありました が、以前はSAPなどの基幹システムと運送会社のサイトを手作 業で参照していました。 過去のRPAシステムを導入したものの、Power Automateへ更に移 行したことで以下のメリットが得られました: - ライセンスコストが10分の1に - 自動化に向けた開発時間が4分の1に(1年かかっていたものが 3か月で実現可能に) - クラウドを活用することで、業務量が6倍に膨らんだ場合にも 負荷へ柔軟に耐えることが可能に - より素早く対応 VDI 1 VDI 2 SAP 740 CLIENT 2 3 4 5 7 1 10 11 12 VDI 3 8 6 9 DOCUMENTS PDFSharp Single PODs Combined Invoices VDI x + 4 のボットを開発 10,000 以上もの請求書を処理 100 のボットを作成予定 99.98% 成功率 4倍 専属開発チームが拡大 3倍 自動化への要望

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デモ:Power Automate をフル活用するには?

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実際に社内全体でRPA導入を 成功させるには?

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業務自動化に向けた センターオブエクセレンス(CoE)戦略

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…でも最も重要なのはCoEによって、 組織がより広い範囲で活用できるようになること 自動化のセンターオブエクセレンスとは? 組織が自動化によるインパクトと生産性の向上を認識させること  セキュリティ  データの完全性  監査対応  エラーハンドリング、コンポーネント などの装備  KPIなどの指数の追跡  プロセスの合理化 3つの成功により実現: 管理・運用 再利用可能な テンプレートとパターン 継続的なメリットの把握

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市民開発者 Ideation 教育 設計 開発 テスト 展開 保守 自動化プロジェクト 事務局 レポーティング・分析 DevOps パイプライン 運用・保守 ログ テンプレート& パターン 設定内容 レビュー 上層部 自動化のセンターオブエクセレンス概要 インフラチーム ボット開発ライフサイクル インフラ整備・管理 アテンド型 環境 展開の自動化 セキュリティとガバナンス 本番環境 非アテンド型 データ損失 ポリシー 環境管理 マシン管理 アクセス 管理 育成 ダッシュボード データETL データ連携 ネットワーク アクセス管理 監視& アラート Office 365 / Power Platform 管理者

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HEAT Holistic Enterprise Automation Techniques (包括的企業向け自動化手法) https://aka.ms/rpapnpjp 育成 展開と 管理 セキュリ ティ保護 と管理 発掘と 計画 開発と テスト 設計 自動化を実現するためのベストプラクティス エンパワー

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エンパワー 発見と計画 設計 開発とテスト 展開と管理 • Power Platform の自動 化を学ぶ • 主な判断者をトレーニ ングする • RPA-in-a-day • 組織ガイドライン • 拡張性/スループット/耐 障害性のための設計 • コアの基本 - ロギング/ クレデンシャル管理/テ スト など • エラー処理/再試行 • 監視/アラート • APIとUIの比較 • チェンジボード/ コード レビュー • 再利用性・共有 • クラウドフローの開発 • デスクトップフロー • UAT • パスワード管理 • 再利用可能なテンプレート • ログ管理 • モニタリング • 例外処理 • 監査 • AI統合 • ROIの追跡 • 深層防護 • セキュリティコントロー ルとRBACポリシー • DLPポリシー • リアクティブおよびプロ アクティブな監視 • 監査 • コンプライアンス • アラート&バックアップ プラン • レポーティング • すぐに使える機能を活用 し、プラットフォーム拡 張用のAPIやツールを使っ てカスタマイズ可能 • ROI • プロセスの発掘 • ハッカソン • シナリオの特定 • チームを組む • プラットフォーム • 環境整備 • アカウント • ネットワーク • RBAC on users/ data • 開発環境 • 展開 • 管理 • セキュリティ • ガバナンス • 育成 • ALM • デプロイメントガイドラ イン • 有人/無人 • アカウント/接続 • マシンセットアップ/管理 • 監視 (リアルタイムかどう か) • ROIの測定 • アップグレード • アラートとデバッグ • 自動化の最適化 • HA/ BCDR 保護と管理 育成 • センター・オブ・エク セレンス戦略を確立し、 従業員の育成とスキル アップを図る • チャンピオンのコミュ ニティを形成する • 全従業員を対象とした マイクロソフトの無料 トレーニングリソース の活用 • COEツールキットを活 用し、歓迎イベントの テンプレートやハッカ ソン管理アプリの提供 COE 業務部門 COE 業務部門 COE COE COE 業務部門 HEAT の詳細 Holistic Enterprise Automation Techniques(包括的企業向け自動化手法) https://aka.ms/rpapnpjp 業務部門 COE 業務部門 COE 業務部門

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Amber Rodriguez Nathan Rigby Nasir Habib Felix Henderson Hanna Weber Boyan Maric Henry Ross 購買担当 Hafsa Hayek 売掛金担当 Lea Schneider Sara Perez Clara Vidal Victoria Burke Maria Sullivan Kayla Lewis 組織における自動化戦略

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自動化プロジェクトを定義し、 実行頻度、回数、見込まれる 効果を定義 プロセス オーナー 自動化までの流れ 社長 社内の目標を 定める 自動化プロ ジェクト 事務局 事務局はプロジェクト 環境・ステークホルダーと のミーティングを開催 部門長 自動化プロジェクト の申請内容を 審査・承認 プロセス オーナー 開発環境で 自動化を構築 テスト環境へ移行、 テスト後に本番環境へ 本番環境で実行中の フローを監視 プロセス オーナー 部門長 社長 自動化プロ ジェクト 事務局 コンプライアンス遵守・ 効果測定をニア リアルタイムで実施 自動化プロ ジェクト 事務局 プロセス オーナー 却下 承認

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