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AWS発のAIエディタKiroを使ってみた JAWS-UG 名古屋 8月会② 入井 啓太(iridon0920)

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自己紹介 名前:入井啓太(iridon0920) 所属:クラスメソッド株式会社     新名古屋オフィス伏見に9/2オープン 業務:ゲーム開発・運用支援、SaaS導入支援など コミュニティ: JAWS-UG 名古屋、DAGYA TECH 趣味:ゲーム(スト6)、漫画、猫など

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3 Kiroとは?

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● AWSが開発したAIエージェント搭載IDE ○ Cursor等のようにVS Codeがベース ● 通常のVibe Codingだけでなく、「仕様駆動開発」を支援 ● ファイル保存などをトリガーに、AIに自動的にタスクを実行させるフックという機能 もあり ● 現在プレビュー版であり、利用にはウェイトリスト登録が必要 Kiroとは?

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Kiroの仕様駆動開発 要件定義 設計 タスク作成 コーディング

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従来のVive CodingとKiroの比較 適切なフレームワークで開発者を導く ● 決められた道筋に沿って迷わず開発を進 められる ● 最初に設計が強制されるので、大規模な 開発であっても一貫性を保って進められ る ○ 反面、小規模な開発だとオーバースペック 感あり ● 設計ドキュメントが統一されたフォー マットで残る ● 開発経験が乏しくても一定の クオリティの成果物が作りやすい ● 自由に開発を進められる ● 自由な分、どのように開発を進めるか決 めておかないと迷子になる可能性あり ○ 気づけば重要でない機能が作り込まれてい たり… ● 設計ドキュメントが残しづらい ○ 残そうと思わないと残らない ○ 残っていてもフォーマットに一貫性がない ● 小規模なツールの開発であればこちらの 方が早い 従来の Vive Coding Kiroによる仕様駆動開発

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7 実際に使ってみた

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五目並べゲームを作ってみた

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五目並べの構成要素 機能 ● Webブラウザ上で五目並べが遊べる ● 人対人/人対AIモードから選択 技術構成 ● TypeScript/Vite/Jest など 100% Kiroだけで実装できました

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五目並べができるまで - 要件定義 少しのプロンプトで要件定義書作成完了

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五目並べができるまで - 設計 プロンプトなしで設計文書作成完了

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五目並べができるまで - タスクリスト タスクもそのまま作成完了し、コーディングへ タスクリスト上で各タスクを クリックしてコーディング開始

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できあがったソースコード、アプリ ● 各コードはMVC構造をベースに整理 ● メソッドの責務も最低限 ○ クラスは少し大きいが、ちゃんと指示 すれば分割してくれそう ● UI/UXは特に指示しなかったが、良 い感じに作ってくれている ○ レスポンシブ対応 ○ 石を置いたときのちょっとした演出 ● 各種テストも完備 ○ 単体テスト ○ 統合テスト ○ E2Eテスト ○ パフォーマンステスト これだけの成果物が 2回のプロンプト送信とクリック操作で出力

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Kiroによるゲーム開発のメリット ● プロトタイプ版のスクラップビルドを高速化可能 ○ ゲームのアイディアが本当に面白いか検証するためのもの ○ 試行錯誤のために何度も作り直しが必要となる ● プランナー・デザイナーのみでもある程度複雑なロジックのゲー ムを作成可能 ○ エンジニア無しでもきちんと動くものを開発できる ○ 仕様書がそのまま動くので、細かな調整もしやすい

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まとめ ● Kiroは、フレームワークにより開発者を導いてくれるので、迷う ことなく開発を進められる。 ● AIなど、複雑なロジックであっても、自然言語からそれっぽいも のを作ってくれるため、開発のハードルが下がる。 ● Kiroによるゲーム開発は、少なくともプロトタイプレベルであれ ば十分なクオリティの成果物を出力してくれそう。 ● AIを活用することで、ゲームのプロトタイプ開発は効率化し、よ り手軽に行うことができるようになると思われる。

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ありがとうございました