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AWS発のAIエディタKiroを使ってみた

 AWS発のAIエディタKiroを使ってみた

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入井 啓太

August 29, 2025
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  1. 従来のVive CodingとKiroの比較 適切なフレームワークで開発者を導く • 決められた道筋に沿って迷わず開発を進 められる • 最初に設計が強制されるので、大規模な 開発であっても一貫性を保って進められ る

    ◦ 反面、小規模な開発だとオーバースペック 感あり • 設計ドキュメントが統一されたフォー マットで残る • 開発経験が乏しくても一定の クオリティの成果物が作りやすい • 自由に開発を進められる • 自由な分、どのように開発を進めるか決 めておかないと迷子になる可能性あり ◦ 気づけば重要でない機能が作り込まれてい たり… • 設計ドキュメントが残しづらい ◦ 残そうと思わないと残らない ◦ 残っていてもフォーマットに一貫性がない • 小規模なツールの開発であればこちらの 方が早い 従来の Vive Coding Kiroによる仕様駆動開発
  2. できあがったソースコード、アプリ • 各コードはMVC構造をベースに整理 • メソッドの責務も最低限 ◦ クラスは少し大きいが、ちゃんと指示 すれば分割してくれそう • UI/UXは特に指示しなかったが、良

    い感じに作ってくれている ◦ レスポンシブ対応 ◦ 石を置いたときのちょっとした演出 • 各種テストも完備 ◦ 単体テスト ◦ 統合テスト ◦ E2Eテスト ◦ パフォーマンステスト これだけの成果物が 2回のプロンプト送信とクリック操作で出力