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言語のプロである ソフトウェアエンジニア だからこそ対話のプロになれる ──NVCをきっかけに、言葉の力と向き合いはじめた話 Kinjo Shogo 1

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2 ● ソフトウェアエンジニア(以降文字数の関係でSWEと言う略称を使ったりしま す)と言う主語が大きい話し方をしてしまう点もありますが、あくまでN=1と言 う私自身の経験の話としてお話しします。 ● テーマ「強い言葉を使う人」を例に出しますが、決してその人を否定する意図は ないと言う事を最初にお話しさせてください。表現には細心の注意を払ってお話 ししますが、それでも気分を害してしまった方がいらっしゃいましたら、どんな 形でもいいので直接Feedbackをしていただけますと嬉しいです。 最初にお伝えしておきたいこと

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自己紹介 ● Shogo Kinjo ● Software Engineer@Rakuten Rakuma ● @ATOM03151 on X ● 北方謙三さんの水滸伝大好き ● ONE OK ROCK大好き ● 一児(もうすぐ二児)の父 3

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期待値調整 ● 自分の経験や学んだことを元に話します。 ● 参考にした文献はありますが網羅できてはいません。 ● NVCについての詳しい解説はしません。 4

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私はソフトウェアエンジニアだからこそ 対話のプロになれると思ってます 5

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私は実は 新卒の営業職時代に対話に絶望した →対話をしない仕事をしたい →エンジニアなら技術力あれば対話しないで 仕事ができそう! という発想でこの世界に飛び込んできました。 6

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これは対話に絶望して対話しないで済む職業として エンジニアを選んだ私が エンジニアとして働いていても対話の壁にぶつかり 悩みながら色々と実践していく中で 「ソフトウェアエンジニアが一番対話のプロだ」と 本気で思えるようになったお話です 7

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こんな経験ありませんか? ● 同僚のエンジニアにPRレビューやSlackなどで強い言葉をかけられたこと ○ 「ゴミコードですね」と言われたあの日 ● 同僚に「そんな事もわからないんですか?」と言われて、それ以来無視され て涙を流したこと ● 「それやる必要ありますか?」と相手のコンテキストを考えずにアイディア や開発依頼をぶった斬ったこと 8

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こんな経験ありませんか? ● 同僚のエンジニアにPRレビューやSlackなどで強い言葉をかけられたこと ○ 「ゴミコードですね」と言われたあの日 ● 同僚に「そんな事もわからないんですか?」と言われて、それ以来無視され て涙を流したこと ● 「それやる必要ありますか?」と相手のコンテキストを考えずにアイディア や開発依頼をぶった斬ったこと 9 全部私自身の経験です。

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実は当初は強い言葉でぶった斬る姿に憧れを持っていました 短く強い一言で場を一瞬でコントロールする事は、強さだと思っていました。 偉い人だったり、ビジネス側の方を一瞬で怯ませて何も言えなくさせてしまう 姿は、ある意味かっこいいとすら思っていました。 10 屈服させられていた人を見て、ある意味私は喜んでいた のかもしれません。 ※余談ですがこのように「他人の不幸を喜ぶこと」をシ ャーデンフロイデという心理状態らしいです。

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よし、自分もその憧れを目指そう! まさに一言で場をコントロールし、自分の思い通りに仕事をする。 そしてほとんど対話する必要もないこの姿、これこそ私の理想だ! バシバシぶった斬れるようになろう!! 11

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やってみたけど ● そもそもぶった斬ってはみたが、全然コントロールできないぞ!? ● というか結構心理的ハードル高いな ● そしてやってみた後の空気感と居心地の悪さに耐えられないぞ!? 12

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それは私がまだまだ未熟だからだ! 自分が憧れた人は確かに技術力があったから言葉に説得力があったんだ 技術力をもっと磨けばいいはずだ! そうすれば自分の言葉で場をコントロールできるはずだ! 13

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そうしてより技術を研鑽するために転職 ● 今の会社に入社(楽天グループ株式会社ラクマ開発課) よし、ここにいるエンジニアから技術力を吸収しまく って強いエンジニアになって一瞬で場をコントロール できるようになってやる! 14

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あれ?ここの人達、対話めっちゃするな? ● 技術に強いだけでなくすごい対話するな ● チームで仕事することをすごく大切にしてるな ● エンジニアだけに限らずエンジニア職以外の方にも敬意 を払ってコミュニケーションしてるな 15

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強烈に惹かれてその人たちが興味を持つものに興味を持つ スクラム・アジャイル モブプロ 教育心理学 コミュニティ活動 16

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チームではモブプロを実践、個人では人との関わり方に興 味を持ち実践し続けた Scrum Fest Osaka 2023 XP祭り2024 17

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スクラム、モブプロを実践する中でやはり対話にぶつかる 「こうした方が良いのでは?」という提案をチームメンバーに伝えることの難 しさを知る なぜ難しいのか ● こちらの意見が通らなかった時にストレスを感じてしまう ○ より良くしたいよりも、自分の意見が通ることに価値を感じていた ● そのために強い口調になってしまったり、不満が態度に出てしまう ● 相手も自分と同じように自分の意見が通ることに価値を感じてるのでは?と 邪推をしてしまって相手の意見を素直に聞くことができない 18

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そんな中コミュニティにて様々な形でNVCに出会う 19

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NVCや関連する書籍を読み漁る 20

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簡単にNVCとは NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)とは、1970年 代に、アメリカの臨床心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって体 系化され、提唱された、自分の内と外に平和をつくるプロセスです。 具体的には、観察(Observation)、感情(Feeling)、ニーズ(Need)、リク エスト(Request) の4要素に注目しながら、自身の内なる対話や、相手の言 葉の奥の意図の推測、相手との対話を行います。 21 https://nvc-japan.net/nvc/

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NVCの簡単な例 Aさん:「ねえ! 食器洗い頼んだよね!? なんでいつも言ったことやらない の? 本当にいい加減にして! ゲームばっかりして、私ばっかり家事をする なんて不公平だよ!」 22 Aさん:「Bさん、(観察)食器洗いを頼んだのに、今ゲームをしているのを見 て、(感情)少しがっかりしている。(ニーズ)私は、家事を分担して、協力 し合いたいと思っているんだ。(要求)もしよかったら、ゲームが終わってか らでいいから、食器洗いをしてくれないかな?」 NVCを使うと

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活用してみると正解がない技術的な議論ほどNVCが合うと実感 ● 例えばAさんが考えたソリューションに対して意見があり、それをAさんに伝 える時 23 Aさんが考えた案は〇〇がおっしゃるように良い点である点に賛 成ですが、反面ホゲホゲと言う将来的なリスクにつながる可能性 も同時にあるように見えます。(観察)トレードオフだとは思う のですが私はこのリスクがある状態だと少しすっきりした気持ち にならないです。(感情)このリスクに対してAさんと一緒に何 か解決策がないかを話せたらと思っています(ニーズ)。まずは このソリューションの話を具体化する前にリスクについて会話す る時間をもらえないでしょうか?(要求)

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NVCを学んで実践して感じたこと ● 相手の振る舞いに対して評価を交えずに観察することは思い込みを排除する きっかけとなって、いかに自分が思い込みや想像で相手を評価してやり取り していたかを知った ● 自分の中にある感情とニーズに気づくことができ、それに価値があることを 自分自身で思えるようになった。そのためそれを伝えることに遠慮がなくな った。 ● あくまで要求は要求。相手がそれに応じるかどうかは別であって、それを伝 える事自体で自分の中にあったモヤモヤが軽くなる感覚があった 24 相手をどうできたとかではなく自分をコントロールできるようになる きっかけとなった

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言葉の力に気づき対話に価値を感じ始める 25 言葉の使い方を変える事で相手の反応が変わる ことはもちろん知ってた。だけどそれ以上に自 分の中にある思いがこんなに伝えやすくなった り、それに価値を持てるようになるものなのか 。相手のため以上に自分のために言葉をちゃん と使いたいな。

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対話のスキルは才能じゃなくて後天的に身につけることが できるスキルだという気付き 私は過去対話の才能がないと絶望して対話から逃げてきていました。 ですがNVCを知り、実践していく中で「後天的に身につけることができるスキ ル」だと気付きました。 26 ちゃんと対話と向き合ってみよう

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対話とは、意見交換を通じてお互いを深く理解し、信頼関係を築くためのコミュニケーションです。例 えば、哲学者マーチン・ブーバーが提唱した「I-Thou」の関係や、ハーバーマスが重視する「理性的対 話」など、共通の目的や目標を持つ話し合いが該当します。 引用:https://tca.tokyo/news/dialogue-conversation/ 27 対話について深掘り

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対話とは、意見交換を通じてお互いを深く理解し、信頼関係を築くためのコミュニケーションです。例 えば、哲学者マーチン・ブーバーが提唱した「I-Thou」の関係や、ハーバーマスが重視する「理性的対 話」など、共通の目的や目標を持つ話し合いが該当します。 引用:https://tca.tokyo/news/dialogue-conversation/ 28 対話について深掘り あれ?これは設計の議論だったりPull Request上でのレビューのやり取り?

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私(SWE)の普段の仕事をおさらい 1. 要件を整理して設計に落とし 込む 2. コードを書いてソフトウェア を開発する 3. PR上でチームメンバーとレ ビューのやり取りをする 4. 他のメンバーが運用できるよ うに運用などを整備する 29 1. BizチームやProducerさんか ら要件をヒアリングしている 2. コードと言う言語を通してソ フトウェアと対話してる 3. チームメンバーと対話してる 4. 未来のメンバーと自分と対話 して運用を整備してる

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私(SWE)の普段の仕事をおさらい 1. 要件を整理して設計に落とし 込む 2. コードを書いてソフトウェア を開発する 3. PR上でチームメンバーとレ ビューのやり取りをする 4. 他のメンバーが運用できるよ うに運用などを整備する 30 1. BizチームやProducerさんか ら要件をヒアリングしている 2. コードと言う言語を通してソ フトウェアと対話してる 3. チームメンバーと対話してる 4. 未来のメンバーと自分と対話 して運用を整備してる 全部対話だった

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私(SWE)の普段の仕事をおさらい 1. 要件を整理して設計に落とし 込む 2. コードを書いてソフトウェア を開発する 3. PR上でチームメンバーとレ ビューのやり取りをする 4. 他のメンバーが運用できるよ うに運用などを整備する 31 1. BizチームやProducerさんか ら要件をヒアリングしている 2. コードと言う言語を通してソ フトウェアと対話してる 3. チームメンバーと対話してる 4. 未来のメンバーと自分と対話 して運用を整備してる ここをもっと深ぼってみる

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「コードという言語を通してソフトウェアと対話してる」 とは? ソフトウェア開発ってただエディタに向かってプログラミング言語をカタカタ入力してるだけ? 32 ● プログラミング言語は人間の意思を機械に伝えてくれる対話言語 ● 機械に対して何をして欲しいかを適切に伝えてる行為 ● それに対して「動作」するのか「エラー」が返るのかの反応がある ● その反応を得てまたこちらの意思(プログラム)を伝えてる

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つまりこういう事です 33 prin "Hello World" NoMethodError (undefined method `prin' for main:Object) print "Hello World" Hello World 私 ソフトウェア

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つまりこういう事です 34 prin "Hello World" NoMethodError (undefined method `prin' for main:Object) print "Hello World" Hello World 私 ソフトウェア 対話じゃん!!

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人だとこんなイメージ 35 6月16日(火曜)まで によろしくお願いしま す! 6月16日は月曜でした が、曜日と日付どち らか間違ってますか ? 月曜日の間違いで した! 了解です! 同僚 私

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ソフトウェアエンジニアの仕事全てが対話だった?? 36 相手がソフトウェアだっただけで、SWE の私は対話を仕事にしてお金を得ているプ ロだったことになる。 と言うことはSWEで仕事をしてるだけで すでに対話を普段から実施してる。

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ソフトウェアとの対話は人との対話にどう活きるのか 1. 小さな言葉の間違いなども許 さないの言葉の精度 2. 0.1%でも起こり得る未来を想 像して対策をとる力 3. 相手の返答を一字一句読み漏 らさずに意図を理解する力 37 1. 些細な言葉遣いで相手を気づつけ たり誤解させてしまう可能性を排 除する力 2. 相手が傷ついたり間違えてしまい そうな部分を補完する力 3. 相手の意図を正確に読み取ろうと する力

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ソフトウェアとの対話は人との対話にどう活きるのか 1. 小さな言葉の間違いなども許 さないの言葉の精度 2. 0.1%でも起こり得る未来を想 像して対策をとる力 3. 相手の返答を一字一句読み漏 らさずに意図を理解する力 38 1. 些細な言葉遣いで相手を傷つけた り誤解させてしまう可能性を排除 する力 2. 相手が傷ついたり間違えてしまい そうな部分を補完する力 3. 相手の意図を正確に読み取ろうと する力 特にこの1の力はNVCを使って 適切に活用することができる

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些細な言葉遣いで相手を傷つけたり誤解させてしまう可能 性を排除する力 ● 些細な言葉遣いで相手を傷つけたり誤解させてしまう可能性を排除する力と は 39 私はここをプログラムを書いてるときの「リンター」みたいなものだと思っています 。 リンターは確実にバグとなってるTypoみたいな所を見つけてくれることもあれば、 「こうしといた方が後々いいよ」みたいな将来的な事を見据えて即時にはわからない デメリットを潰してくれたりします。 ただ、システムみたいに自動で自分の言葉にリンターをかけることは難しいので、自 分の言葉をコードレビューするような気持ちで振り返ったり実装してます

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言葉のリンターのためにNVCから学ぶ ● 言葉のフレームワークを知る ● アンチパターンを知る 40

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NVCというフレームワーク 41 Aさん:「ねえ! 食器洗い頼んだよね!? なんでいつも言ったことやらない の? 本当にいい加減にして! ゲームばっかりして、私ばっかり家事をする なんて不公平だよ!」 Aさん:「Bさん、(観察)食器洗いを頼んだのに、今ゲームをしているのを見 て、(感情)少しがっかりしている。(ニーズ)私は、家事を分担して、協力 し合いたいと思っているんだ。(要求)もしよかったら、ゲームが終わってか らでいいから、食器洗いをしてくれないかな?」 NVCを使うと

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NVCというフレームワーク 42 Aさん:「ねえ! 食器洗い頼んだよね!? なんでいつも言ったことやらない の? 本当にいい加減にして! ゲームばっかりして、私ばっかり家事をする なんて不公平だよ!」 Aさん:「Bさん、(観察)食器洗いを頼んだのに、今ゲームをしているのを見 て、(感情)少しがっかりしている。(ニーズ)私は、家事を分担して、協力 し合いたいと思っているんだ。(要求)もしよかったら、ゲームが終わってか らでいいから、食器洗いをしてくれないかな?」 NVCを使うと 「観察、感情、ニーズ、要求」というフレームワークに言葉を実装している。

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NVCから対話のアンチパターンを知る 43 実装と同じです。アンチパターンを知ることでそのパターンによるリスクを理 解し、適切に使用可否を判断できます。 アンチパターン パターン なぜアンチパターンか 道徳を持ち出す 道徳にそぐわない振る舞いを裁くことにつながってしまう 比較する 比較は形を変えた評価である。評価は批判的に受け取られ てしまう可能性があるため 責任を回避する 自分の感情と思考に責任があるという自覚を鈍らせる 自分の願望を強要する 強要することはこれに従わなければ非難や罰が待っている という脅迫していることに近い

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観察と評価を混同したアンチパターンを知る 44 “評価と観察をいっしょにしてしまうと、こちらが伝 えたいメッセージを相手が聞き取ってくれる可能性 が減ってしまう。相手はむしろ批判として受け取り、 反発する可能性が高い。 あくまでも客観的な態 度を通しなさい、評価をいっさい下してはならない、 などというつもりはない。ただ、NVCを実践する のであれば、観察と評価をつねに分けることが必 要” マーシャル・B・ローゼンバーグ; 安納献. NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版 (日 本経済新聞出版) (Japanese Edition)

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フレームワークを活用しアンチパターンを避ける ソフトウェア開発にてますが、フレームワークはあくまでフレームワークであ って、必ず従わないといけないものではないと思っています。 またアンチパターンも何がなんでも必ず避けるべきということではなく、そこ に潜むリスクを知り、アンチパターンではあるが得られる効果にも目を向けて トレードオフでどちらを取るべきかを判断するものだと思います。 どちらも必ず従うものではないですが、知っていることで対話における一つの 判断基準となってより良い選択肢を自分で選べるようになると私は思っていま す。 45

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SWEがNVCを学んで実践してできるようになったこと ● 議論において自身の意見を相手に伝える技術を知って、議論におけるストレ スが減った ● ソフトウェアとしていた対話を人にも応用することができ、よりよい対話の 質に対して価値を持てるようになった ● 人との対話さえもエンジニアリングだと思えるようになって楽しめるように なった 46

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どちらも言語を操る事 47 ソフトウェアエンジニアリング 対話 プログラミング言語を操る 言葉・言語を操る どちらも言語を操る!!

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まとめ ● 言語のプロであるSWEこそ、対話のプロになるための力はすでに持っている ● NVCを活用すると人との対話が楽しくなるし、元から持ってる対話の力を人 にも上手く使うことができる ● 人と対話する事もエンジニアリングである ● つまり人と対話することが上手くなればエンジニアリングもより上手くなれ る ● SWEが人との対話のプロを目指すことは価値がある 48

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参考・関連書籍やリンク一覧 ● スライド ○ 不快ヲ抱擁セヨ "Embrace Discomfort” ○ 相互理解を目指す対話主体のコミュニケーションで心の負担を軽減し持続可能な組織変革を ○ アジャイルよもやま話 ~ 「笑顔の合意」に至るスキルを学ぼう ● 書籍 ○ NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版 ○ 「わかりあえない」を越える 目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーショ ン・NVC ○ EQ2.0 「感情的知性」を高める66のテクニック ○ EQ こころの知能指数 ○ サーチ・インサイド・ユアセルフ 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実 践法 ○ 恐れのない組織 「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす 49

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今日お話しするきっかけはKobaseさんが 「KinjoさんとNVCの事でお話ししてみたいです」 というお声がけからでした。 そこから色々と壁打ちに付き合ってもらって 今日のお話をさせてもらいました。 ぜひ、Kobaseさんと少しお話しする時間をください 50

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ご清聴ありがとうございました 51