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B2B SaaSエンジニア Meetup - Sharing Issues #1 マネジメント ryoff 2019.10.29 

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目次 1 2:社内の良いなと思った取り組み 1:開発者としてやって良かった取り組み マネーフォワードのご紹介 自己紹介

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自己紹介

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● マネーフォワード入社前 ずっと広告エンジニア ● マネーフォワード入社後 ずっとBtoBサービス開発 クラウド請求書エンジニア -> クラウド給与・マイナンバー立ち上げ -> クラウドシリーズ基盤 -> クラウド開発本部長 & VPoE 自己紹介 3 ryoff (渋谷 亮) マネーフォワード VPoE

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マネーフォワードの ご紹介

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拡大する事業領域 4つの事業ドメインで事業を展開しています。 5

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サービスラインナップ 6 *2018年11月27日、当社サービスの名称を 『MFクラウドシリーズ』から『マネーフォワード クラウドシリーズ』に変更しました。

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1:開発者として良かっ た取り組み

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● Business向け ● 会社の業務フローに取り込まれる ● サービスの安定稼働 & 継続運営 短距離走ではなく、マラソンっぽい開発 BtoBサービス開発の特徴 8

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● 一瞬120%頑張る < ずっと80%頑張る ● 個人で最速で立ち上げる < チームに知見を残す ● 課題のキーワード ○ 暗黙知 ○ 立ち上がり ○ チームビルディング ○ 可読性 ○ メンテナンス性 ○ etc... BtoBサービス開発の特徴 9

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1−1:和英辞書を作る 10 【略さない】
 
 部門ID
 dept_id / department_id
 
 
 【具体化】
 sub_info / mail_setting
 
 【用語統一】
 
 性別 
 sex / gender
 
 手当
 payment / allowance
 
 苗字
 family name / last name


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1−1:和英辞書を作る 11 ● 変数名 Class名 の表記揺れ解消 ○ 誰が読んでも、意味のわかるコードへ ● レビューコスト減 & コードの可読性向上 ○ コードを書く時間 << コードを読む時間 ● 属人性排除 ○ 開発速度 & メンテナンス性の向上

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1−2:もくもく会 12 ● 「喫茶店で各自がもくもくと勉強したり、もくもくと本を読んだりする だけの会」 ● 会議室を半日確保 ○ 自分の作業もするが、気になったことは、その場で議論 ○ その場でモブプロ

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1−2:もくもく会 13 ● 気になるままにしない ○ 暗黙知を減らす

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1−3:やる意思決定 << やらない意思決定 14 ● 「長時間仕事をしたところで、仕事が終わるなんてありえない」
 
 ● 「なぜなら、問題を解決するたびに、次の問題が見つかるのだか ら」
 
 ● 「常に苦渋の決断をしながら、優先順位をつける」
 
 ● 「システム開発のような知的労働は、いくら時間をかけたところで 終わらないのだ」
 参照元:「いくら長時間働いても仕事は終わらない」と語る上司 https://www.hassy-blog.com/entry/long_time_work_cannot_finish_tasks/
 


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● リリースまで残り1ヶ月 ● タスク量はちょうど1ヶ月 ○ つまり、オンスケ (?) 1−3:やる意思決定 << やらない意思決定 15 ● 「10の仕事を終えれば、新たに3の仕事が生まれる」 ○ エンバグ / デグレ / 仕様変更 / 仕様漏れ

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1−4:その他 16 ● 新サービスを立ち上げる際、エンジニアとしてやって良かった 9個の事
 ○ https://moneyforward.com/engineers_blog/2015/03/31/launch-tips-9/ ● 2ヶ月でBtoBサービスをリリースしてみよう
 ○ https://speakerdeck.com/ryoff/2keyue-teb2bsahisuworirisusitemiyou

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2:社内の良いなと思っ た取り組み

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2−1:特殊用語の暗黙知を減らす試み 18 ● 社内用語集 ● 本部用語集 ● プロダクト用語集 ● 業界用語集 ● 新卒・今さら聞けない用語集 ● **さん用語集

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2−2:歴史オリエン 19 ● 聞けば一瞬で分かるのに、聞かないと謎な設計や仕様 ● 古株が懺悔の気持ちとともに、未来どうしていきたいかを伝える会 ● 新しい社員の立ち上がりをフォローする

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2−3:パルスサーベイ & オンボーディングFB 20 ● 毎日の体重測定のようなもの ● 組織の規模・フェイズ・文化が変われば、課題も変わる ● 今の課題に気づくために

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2−4:dmemo 21 ● https://github.com/hogelog/dmemo ● https://techlife.cookpad.com/entry/2016/08/08/103906

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2−5:未来の組織図会議 22 ● 3ヶ月に一度、未来の組織図を作ってみる ○ 30人見れるマネージャーがn人 ○ 10人見れるマネージャーがn人 ○ 5人見れるリーダーがn人 ● それぞれのレイヤーのマネージャーの期待グレードを考える ○ 30人見れる人は、グレードn以上、など ● 足りない人員の、教育・採用戦略を考える

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ありがとうございました