Slide 1

Slide 1 text

自称日本一 GitHub Projectsを 使っている で魅力を伝えたい! GitHub dockyardコミュニティイベント 2023/08/05 コワーキングスペース茅場町 Co-Edo 株式会社アンチパターンCEO兼VPoE 小笹佑京

Slide 2

Slide 2 text

#GitHubDockyard 小笹 佑京(Ozasa Yuki) 株式会社アンチパターン CEO兼VPoE 日本 CTO 協会 Contributor X: @yukiozasa ■主な登壇暦 ・Regional Scrum Gathering Tokyo 2022 ・B Dash Camp 2022 Summer ・AWS DevDay Online Japan 2022

Slide 3

Slide 3 text

#GitHubDockyard GitHub Projects 使っている人 ノシ

Slide 4

Slide 4 text

#GitHubDockyard 今日お話しする内容 ● どんな場面でGitHub Projectsを使っている か? ● 何故GitHub Projectsを選んだ か? ● 前提となるチーム 状況 ● Tips ● 実際 画面で説明(※録画データから 削除予定) ● 今後について

Slide 5

Slide 5 text

#GitHubDockyard どんな場面でGitHub Projectsを使っている か? 株式会社アンチパターンで 、 B2B SaaS 開発 / 運用 / 販売を支援する SaaS などを開発しています。 そ 開発においてGitHub Projectsをフル活用しています。 ど SaaSにも必要な共通機能を SaaS 化し管理画面と SDK/API を提供

Slide 6

Slide 6 text

#GitHubDockyard 何故GitHub Projectsを選んだ か? ● ソースコード 管理と同じプラットフォームでネイティブに連携していること ● 複雑な要求に応えようとすると管理も複雑になるが、 機能がシンプルなため思考 制限がかかってちょうど良かったから => 複雑なワークフロー、本当に必要ですか? ● 定期的にアップデートがあって今後も期待できる🙏

Slide 7

Slide 7 text

#GitHubDockyard 前提となるチーム 状況 ● 創業当初からコロナ禍に見舞われたこともあり、フルリモート ● フルフレックス制度を敷いている ● スタートアップであるため、正社員をどんどん増やす で なく、副業 メンバーに 多く参画いただいている => 時間的に固定 コミットができないケースが多いため、Scrumで なく、カンバン に近い運用をしてアジャイル開発を実現しています。 (な で、ちょっとだけOSS 運用に近いかも🧐です)

Slide 8

Slide 8 text

#GitHubDockyard Tips -下準備- ● ISSUEラベル ● Task lists(親子ISSUE) ● イテレーション ● Workflows ● ビュー ● ISSUEテンプレート

Slide 9

Slide 9 text

#GitHubDockyard 下準備 -ISSUEラベル- ISSUEにラベルを付けてフィルタなどをしやすく整えましょう! 以下 ようなも を使っています。 ● 開発対象ラベル(ex. Front / API / OpenAPI Definition / Infra) ● サイズラベル (S / M / L) ● アサインラベル(ex. anyone) ● 資産計上判断ラベル(新規開発か保守か) ● ISSUE種別ラベル(ex. 親ISSUE / 子ISSUE / 独立ISSUE / バグ)

Slide 10

Slide 10 text

#GitHubDockyard 下準備 -Task lists(親子ISSUE)- Task listsを活用することで親子ISSUEをトラッキングすることができます。 親 子ISSUEが紐づいて閲覧でき、子 親がど ISSUEか閲覧できます。 これ ビューでも可視化できる でとっても強力な機能になっています。

Slide 11

Slide 11 text

#GitHubDockyard 下準備 -イテレーション- 1週間で区切るように設定います。 1週間ごとにCloseしたISSUEに対してイテレーションを付与しています。 つまり、完全に実績ベースで活用している形になっています。

Slide 12

Slide 12 text

#GitHubDockyard 下準備 -Workflows- Auto-archive itemsをアクティブにしています。 60日以上前にCloseされたISSUE アーカイブされていきます。 アーカイブされるとビューやInsightsからも見えなくなる ですが、 それくらい前 も であれ 特に影響ないなと思っています。

Slide 13

Slide 13 text

#GitHubDockyard 下準備 -ビュー- ● カンバンビュー ○ 作業 流れを見る際に使います。 ● リストビュー ○ 任意 項目に値を入れたり、親ISSUEに紐づいた子ISSUE 状況を可視化し ています。 ○ こ リストビューにおいてPoint列を追加しています。 ○ これ ISSUE 総量を定量的に可視化するために使っています。 ○ サイズラベルをもとにそれぞれ1/4/8ポイントとして集計する際に利用します。 ● ロードマップ ○ 親ISSUEごと 進捗を確認する に使います。

Slide 14

Slide 14 text

#GitHubDockyard 下準備 -ISSUEテンプレート- 今までご紹介したようなラベルなどをフルに活用するために 、 ISSUEに十分な情報を記載されメンバーレベルでラベル 判断がつけられることが望ま しいです。 具体的に 下記 ようなも を用意しています。 ● 機能開発 - 親ISSUE(parent / independent) ● 機能開発 - 子ISSUE ● バグ

Slide 15

Slide 15 text

#GitHubDockyard Tips -分析(Insights)- ● Burn up / CFD ● イテレーションごと ポイント総計 ● 着手可能なISSUE ポイント総計

Slide 16

Slide 16 text

#GitHubDockyard 分析(Insights) -Burn up / CFD- 作成されているISSUEとCloseしている ISSUE 傾斜を大体把握できます。 作成されているISSUE 方が進みすぎる と、ISSUE 作りすぎ、待ち 無駄になり ます。   Closeしていくほうが進んでしまうとプロ ダクトマネジメントでボトルネックになり、 開発者 時間的待ち 無駄が発生しま す。

Slide 17

Slide 17 text

#GitHubDockyard 分析(Insights) -イテレーションごと ポイント総計- イテレーションごと ポイント総計を集計し可視化しています。   ベロシティ 未来 予想に使うも で評価などに使うも で ないですし、細かいレベ ルで追っていく必要 ないと考えています。 上がったり下がったり 理由 振り返って何が原因か ディスカッションします。 例え 、 レビュー待ち 滞留が多い、 夏休みだったよ 、 などがあったりします。

Slide 18

Slide 18 text

#GitHubDockyard 分析(Insights) -着手可能なISSUE ポイント総計- サイズラベルが付与されて着手可能な状態であるISSUEをポイント集計して分析しま す。 ど 種別 タスクが多いかを把握することができるため、 チーム ケイパビリティと照らし合わせてアクションを取ることができます。 ex) APIが圧倒的に多いから フロントだけじゃなくて APIも書けるエンジニアを増やそう

Slide 19

Slide 19 text

#GitHubDockyard 今後について DORAメトリクスを計測したり、レビューが滞留していたらレビュアーにメンションするなど 開発生産性を高める活動ができるといいかなと思ってます。 こ 辺Projectsが進化したらなぁと思っていたところ、、、 「Issue Metrics GitHub Action」という が 出てきまして、 やりたいことができるようになりそう! https://github.blog/2023-07-19-metrics-for-issues-pull-requests-and-discussions/

Slide 20

Slide 20 text

#GitHubDockyard ありがとう GitHub

Slide 21

Slide 21 text

#GitHubDockyard GitHub Projects みんな使ってみて