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地域が抱える 課題の共有と今後の展望紹介 上川町役場職員より

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■Session Thema 域魅⼒創造課 魅⼒創造グループ 瀧様 地域おこし協⼒隊 松井様 地域魅⼒創造課 魅⼒創造グループ ⼾⽥様 地域魅⼒創造課 情報防災グループ 清光様 役場 ふるさと納税 開発チーム DX ふるさと納税 教育 エリア リノベーション ウェル ビーイング

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地域魅⼒創造課 情報防災グループ 清光様 DX

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■担当部署紹介/取り組み事例 地域魅⼒創造課 情報防災担当の業務(清光隆典) ①⾃治体DX業務 デジタルの⼒を活⽤し庁内DXを推進しています。段階的に、地域DXも推進していく予定。 ②防災業務 安⼼・安全なマチを⽬指し、防災体制の構築と住⺠の防災意識の向上を⽬指してます。 ・DX⼈材の登⽤ グッドパッチ、DMM.comグループ ・パイロットオフィスの設置 働き⽅改⾰、フリーアドレス、ノートPC導⼊ → 庁内DXから地域DXへ 担当部署 取り組み事例

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■解決したい課題/取り組みたいこと ・少⼦⾼齢化 ・担い⼿不⾜ ・⼈⼝規模と社会インフラのミスマッチ ・公共施設の⽼朽化 ・まち場と温泉場(層雲峡温泉)との物理的距離 ・上川⾼校定員割れ ・空き家の増 ・移動⼿段の確保(住⺠・観光客) ・防災対策 ・まち中の賑わいの創出 感じている課題 今回取り組みたいこと ■上川町×スタートアップ!! → 北海道の課題先進地、上川町での挑戦 スタートアップセンター設⽴?! ■⾃治体の広域連携「オンラインまち役場」 → ⾏政事務や計画策定を広域連携、予約機能等を活⽤し公共インフラのシェアリング?! ■ MaaS → 町内の移動や⾃治体間の⾏き来を最適化する?!

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役場 ふるさと納税 開発チーム ふるさと納税

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■ふるさと納税開発チーム 連携企業と職員が相互に協⼒し、職員の能⼒向上や上川町の魅⼒を さらに⾼めるために職員公募参加型の⼈材育成事業を実施 今年度は、ふるさと納税開発チームとして4名が参加(総務課、産業経済課、税務住⺠課、建設⽔道課)

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■ふるさと納税業界の現状 ふるさと納税とは、全国の応援したい地 域に寄附ができる仕組みのことです。寄 附⾦の使い道は選ぶことができ、その地 域に貢献することができます。 さらに寄附の返礼品として地域の特産物 などが貰えて、税の控除が受けられる魅 ⼒的な制度です。 ふるさと納税とは? 284,408,875 365,316,666 512,706,361 487,538,781 672,489,555 830,239,352 12,710,780 17,301,584 23,223,826 23,336,077 34,887,898 44,472,920 0 5,000,000 10,000,000 15,000,000 20,000,000 25,000,000 30,000,000 35,000,000 40,000,000 45,000,000 50,000,000 0 100,000,000 200,000,000 300,000,000 400,000,000 500,000,000 600,000,000 700,000,000 800,000,000 900,000,000 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 ⾦額 件数 (単位:千円) (単位:件) 引⽤︓総務省 各⾃治体のふるさと納税受⼊額及び受⼊件数 ■令和3年度ふるさと納税業界規模(全国計) 令和4年度実績は、約9,654億円、 約5,184万件(前年度⽐約1.2倍)。 業界全体の市場規模は2兆円以上。

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(単位:千円) (単位:件) 11,430 23,290 30,123 37,751 32,218 39,696 68,744 74,109 68,240 60 563 948 1,320 1,250 1,673 4,392 4,125 3,916 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 寄付額 寄付件数 ■上川町のふるさと納税の現状 9 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 ⾦額(円) 11,430,000 23,290,000 30,123,370 37,751,000 32,218,000 39,696,136 68,744,000 74,109,000 68,240,000 件数(件) 60 563 948 1,320 1,250 1,673 4,392 4,125 3,916 寄付額・寄付件数の推移

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Instagram開設・運⽤ webサイトリニューアル インタビュー記事 ポータルサイト素材制作 商品開発 ■各種施策 2021年に“⼤雪⼭レーベル”を⽴ち上げ、ブランディングを実施 ふるさと納税を中⼼に各種施策を展開

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■課題と挑戦したいこと 抱えている課題 チャレンジしたいこと 返礼品ラインナップでの勝負が難しい ふるさと納税三種の神器「⾁・カニ・⽶」 季節限定や数量限定の商品が多く、 年間を通して寄付を募れる返礼品が少ない 寄付⾦の使い道が不明確 寄付⾦の使途(⾃然環境保全・福祉の向上・ 観光振興etc.)をうまく伝えられていない プロモーションが寄付に直結していない SNSやLPを運⽤開始したものの、 実際の寄付には繋がっていない? 上川町の継続的なファンを増やし、 ふるさと納税寄付額の向上を⽬指す(KPIは1億円) 商品開発 使途のアップデート 町内寄付誘発 町外マーケティング 企業と連携し商品開発を 実施し、新しい商品の 寄付受付公開を⽬指す 寄付⾦の使い道を 明確化し、共感型寄付 の向上を⽬指す 年間数⼗万⼈が訪れる 層雲峡温泉を活⽤した 来訪者への寄付誘発 町外に住む⽅から 寄付をしてもらえる マーケティング

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地域おこし協⼒隊 松井様 教育

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■担当部署紹介/取り組み事例 地域魅⼒創造課 アカデミックプロデューサー(松井丈夫) ①地⽅創⽣推進交付⾦事業 ⾵⼟⽔×地⽅×都市が育むWell-beingな ライフスタイル推進プロジェクト〜未来の上川⼈育成推進事業〜 →町内の⼈材リソースを活⽤した『越境⼈材』『デジタル ⼈材』『グローバル⼈材』の⼈材育成の柱を設定し事業を実施。 ②⼤雪かみかわヌクモプログラミングファシリテーター ☆社会の最前線に向かう企業やNPO団体等に越境し、未来を考える視野を養うキャリア教育『ミライエンジン』 ☆⼤⼈や⼤学⽣とのナナメの関係性との深い対話を通して、⾃⼰理解や他者理解を深める『ミライ・キャンバス』 ☆地域課題にデジタルで解決することをテーマに、デザイン思考を学ぶ『クリエイティブチャレンジ』 ☆シニアを対象にデジタルを”⼿段”として使う機会を設け、幸福(Well-being)を図る『シニアデジタルスクール』 ☆⼩学⽣から⼤⼈まで年齢ごとのニーズに合わせた英語の授業(ALT)を実施『Coffee Talk』『Private lesson』 ☆放課後学習指導・地域資源をつかった探究学習、サードプレイス機能も持たせる『ミライ・キャンバス寄りみち』 担当部署 取り組み事例

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■解決したい課題/取り組みたいこと ・(どこの⾃治体もあると思うが)地域住⺠×教育施設×⾏政での教育においての連携。 ・⾃然フィールドがあるが、それを活⽤した⾃然教育があまり実施されていない。 ・GIGAスクール構想の実現。 ・不登校⽀援のサポート体制。 感じている課題 今回取り組みたいこと ■『ホンモノのオトナと交流する機会』を → 働き⽅を知ることで、⼈⼝の少ない地域で体験できないといわれている交流を提供。 ■『⾃然教育』『デジタル教育』 → ⼀⾒かけ離れているが、各魅⼒を惹き出すことで、上川町の教育の特⾊が強くなる。 ■上川町での⾃然フィールドでの教育展開 → もっと上川町の森を活⽤し、北の⼭岳リゾートを⽬指す! ■教育機関のDX化 → デジタルに求められる作業効率化と教育現場の機能。

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地域魅⼒創造課 魅⼒創造グループ ⼾⽥様 エリア リノベーション

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■担当部署紹介/取り組み事例 地域魅⼒創造課 空き家対策・移住定住に関する業務(⼾⽥ 源) ①移住定住促進業務 ②空き家・空き地対策業務 〇移住フェアへの参加・移住希望者の受け⼊れ 〇空き家、空き現地調査 〇空き家・空き地バンク 担当部署 取り組み事例

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■解決したい課題/取り組みたいこと ・空き家、空き地の増加 ・空き家の⽼朽化 ・住宅不⾜・移住体験住宅不⾜(情報も不⾜) 感じている課題 今回取り組みたいこと ■利⽤頻度が増える体験住宅の設置 → 移住体験、ワーケーション向け住宅、店舗の短期間貸し出し等 ■近隣町村連携型移住体験住宅の設置 → サブスク型移住体験住宅を近隣町村と連携して設置 ■空き家、住宅等の斡旋情報⼀元化 → 町営住宅・⺠間・空き家情報が⼀括して掲載されたHP等の設⽴

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域魅⼒創造課 魅⼒創造グループ 瀧様 ウェルビーイング

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■担当部署紹介/取り組み事例 地域魅⼒創造課 (瀧 啓太) ・移住・定住プロモーション業務 ・空き家対策業務 ・地域おこし協⼒隊・地域活性化起業⼈業務 ・移住・定住施策「KAMIKAWORK PROJECT」の実施 ・宅建協会と連携した「空き家バンク」及び各種補助⾦の運⽤ ・地域おこし協⼒隊活動・起業⽀援、地域活性化起業⼈事業⽀援 担当部署 取り組み事例

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■解決したい課題/取り組みたいこと 都市のような経済性・利便性の追求ではなく、「町⺠の真の豊かさ」 を⽬的とした施策展開を町として⾏ってきたが、町⺠の豊かさとは⼼ 理的・感情的にどういったことで満たされるのか解像度が低いこと。 感じている課題 今回取り組みたいこと ■「KAMIKAWA OTOPROJECT」 のビジネス化 → ウチ(町⺠)とソト(町外)が混ざりあうことで ⼼が豊かになる施策を考えたい。 ※ 「KAMIKAWA OTOPROJECT」 毎年7⽉ごろに⾏われるダンスミュージックフェス。 町の若者が中⼼となって、企画・運営を⾏っている。

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■Session Thema DX ふるさと納税 教育 エリア リノベーション ウェル ビーイング ■上川町×スタートアップ!! → 北海道の課題先進地、上川町での挑戦 スタートアップセ ンター設⽴?! ■⾃治体の広域連携「オンラインまち役場」 → ⾏政事務や計画策定を広域連携、予約機能等を活⽤し公共 インフラのシェアリング?! ■ MaaS → 町内の移動や⾃治体間の⾏き来を最適化する?! ■『ホンモノのオトナと交流する機会』を → 働き⽅を知ることで、⼈⼝の少ない地域で体験できないと いわれている交流を提供。 ■『⾃然教育』『デジタル教育』 → ⼀⾒かけ離れているが、各魅⼒を惹き出すことで、 上川町の教育の特⾊が強くなる。 ■上川町での⾃然フィールドでの教育展開 → もっと上川町の森を活⽤し、北の⼭岳リゾートを⽬指す! ■教育機関のDX化 → デジタルに求められる作業効率化と教育現場の機能。 ■利⽤頻度が増える体験住宅の設置 → 移住体験、ワーケーション向け住宅、店舗の短期間貸し出し等 ■近隣町村連携型移住体験住宅の設置 → サブスク型移住体験住宅を近隣町村と連携して設置 ■空き家、住宅等の斡旋情報⼀元化 → 町営住宅・⺠間・空き家情報が⼀括して掲載されたHP等の設⽴ ■「KAMIKAWA OTOPROJECT」のビジネス化 → ウチ(町⺠)とソト(町外)が混ざりあうことで ⼼が豊かになる施策を考えたい。 商品開発 使途のアップデート 町内寄付誘発 町外マーケティング 企業と連携し商品開発を実施し、 新しい商品の 寄付受付公開を⽬指す 寄付⾦の使い道を 明確化し、共感型寄付 の向上を⽬指す 年間数⼗万⼈が訪れる 層雲峡温泉を活⽤した 来訪者への寄付誘発 町外に住む⽅から 寄付をしてもらえる マーケティング