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noteのPMチーム立ち上げと 現在地

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note inc. 01 自己紹介 02 1人目PMってなんだろう? 03 noteの1人目PMがやってきたこと 04 まとめ 05 お知らせ 2 もくじ

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3 新卒でパイオニアに入社し、カーナビ開発のソフトウェアエンジニアとして従事。その後、ビズ リーチ、リテールテック領域のスタートアップを経て、2019年5月にnoteに入社。当初はエンジニ アとしてサービス開発に携わり、2021年4月よりプロダクトマネージャーを担当。現在はnoteのク リエイターや、noteに投稿された作品を広く世の中に届けることをミッションとする「とどける ユニット」のマネージャー。 note株式会社 プラットフォーム開発グループ とどけるユニット マネージャー (いしざかゆうた) 最近の趣味 ● ギターを弾く ● VTuberをみる 石坂 優太

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note inc. クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで 応援できるメディアプラットフォーム。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる 雰囲気や、多様性を大切にしています。
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note inc. 01 自己紹介 02 1人目PMってなんだろう? 03 noteの1人目PMがやってきたこと 04 まとめ 05 お知らせ 6 もくじ

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note inc. 1人目PMにも、色々ある。 7

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note inc. 8 事業フェーズ 初期 企業フェーズ 初期 スタートアップの 立ち上げ初期 新規事業の 立ち上げ初期 PM体制の立ち上げ

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note inc. 9 事業フェーズ 初期 企業フェーズ 初期 プロダクトに向き合う割合が高い 組織に向き合う割合が高い スタートアップの 立ち上げ初期 新規事業の 立ち上げ初期 PM体制の立ち上げ

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note inc. 10 事業フェーズ 初期 企業フェーズ 初期 スタートアップの 立ち上げ初期 新規事業の 立ち上げ初期 PM体制の立ち上げ プロダクトに向き合う割合が高い 組織に向き合う割合が高い このへん?

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note inc. 01 自己紹介 02 1人目PMってなんだろう? 03 noteの1人目PMがやってきたこと 04 まとめ 05 お知らせ 11 もくじ

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note inc. - 2019-2021にかけて、プロダクトが大きく成長 - あわせて、組織規模も順調に拡大 - 2019/5 全社員で約40名、開発チーム約15名 - 2021/5 全社員で約150名、開発チーム約50名 - この間、開発のやり方にはあまり変化がなかった 当時の状況 12

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note inc. - 少数の意思決定者(CEO/CXO)に負荷が集中しボトル ネックになりつつあった - カバーしきれていない部分で、意思決定の質・量が 低下しだす 何が課題だった? 13

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note inc. - 少数の意思決定者(CEO/CXO)に負荷が集中しボトル ネックになりつつあった - カバーしきれていない部分で、意思決定の質・量が 低下しだす 何が課題だった? 14 このままではよくない! ということで、1人目PMを立てることに。

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note inc. このときのnoteの開発組織構造 15 15 PM(CEO/CXO) カイゼンチーム 短期的な機能開発 
 PJTチームA PJTチームB PJTチームC PJTチームD 中長期的な機能開発 
 ボトルネック!

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note inc. 「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」  ためには、自己組織化されたプロダクトチーム  が必要だ。 16

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note inc. どうなりたいか 17 17 プロダクトオーナー ・事業目標の決定(Why) 
 ・課題の特定(Why) 
 ・ソリューションの検討(What) 
 チーム ・ソリューションのインプット(What) 
 ・開発(How) 
 プロダクトオーナー ・事業目標の決定(Why) 
 チーム ・事業目標のインプット(Why) 
 ・課題の特定(Why) 
 ・ソリューションの検討(What) 
 ・開発(How) 
 ・効果の検証、学びの蓄積 
 これではない
 これ


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note inc. 18 1人目PMって何するの? - noteの場合 - 自己組織化されたプロダクトチーム をつくり、組織に根付かせる。

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note inc. 19 1人目PMって何するの? - noteの場合 - 自己組織化されたプロダクトチーム をつくり、組織に根付かせる。 PMが1人だけいても課題は解決しないので、 自分がやるだけでなく、組織へアプローチする。

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note inc. - Phase1:種まき←2021/03 - Phase2:広げる - Phase3:成果を出す←今ここ どのように進めてきたか 20

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note inc. - まずは1チームで、型を身につける Phase1:種まき 21

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note inc. - やったこと - PMポジションをつくって人をアサインした - 1チームをプロダクトチーム化した - PM、エンジニア、デザイナーからなるチーム - PJTやタスクではなく、解くべき課題をチームにアサイン - PRDでの企画・振り返りサイクルを導入 - データダッシュボードの構築、基盤強化 - 定量結果から学び、知見をチームに蓄積する - まずは、基礎の基礎をつくって展開の準備をする Phase1:種まき 22

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note inc. - 初期は自分がチームを持つべきだったかも - 当時の事情でエンジニアTのリーダーを兼任していてやり切れ ないと思い、別の方(デザイナーからコンバート)にチームをみ てもらって二人三脚で取り組んだが、苦労したと思う - 経験者が事例をつくってから渡したほうがよかったか - 広げていくことをみすえて、早めに次のPM候補者を見繕っておい たほうがいい - とくに採用は時間がかかるので、早めに方針をつけるべき - できるなら社内からの登用がベスト Phase1の学び 23

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note inc. - Phase1でつくった型を、広げていく Phase2:広げる 24

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note inc. - やったこと - 全体の6割をPJT体制→プロダクトチーム体制に変えた - PJTやタスクではなく、課題をアサインする - ただ、いきなりすべてを変えるのは難しいので、一部 フィーチャーチームの要素が残った - PM採用 - 社内からのコンバートなども行ったが不足していた - 当時で開発メンバーが40人以上規模いたため、それなりの 人数が最初から必要になった Phase2:広げる 25

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note inc. - 広げていくのは単純に大変 - 影響範囲が広くなったぶん、問題が色々なところで多発的に起 きるが、そういうものだと受け入れて前に進む - 組織の形だけイイ感じにしても勝手にイイ感じにはならないの で、現場の状況を細かくみて対応していくのが大事 - 組織にフィットするまでピボットを繰り返す - 会社全体でこれを推進するのだというコンセンサスがとれている ことがとても重要 - PMだけで推進できるものではないので Phase2の学び 26

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note inc. - Phase2までで身につけてきた考え方、アセットを用い て、成果を出す Phase3(WIP):成果を出す 27

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note inc. - やったこと - 組織体制を、職能重視から事業目標重視に変更 - 初期はプロダクトマネジメントの考え方、プロセス、ア セットを組織に根付かせることが目的だったので、PM横 串組織をつくって強く連携できるようにしていた - 根付いたので、解体して事業目標により集中できる形に - 巻き込む範囲をPM、エンジニア、デザイナー以外にも広げた - 目標管理ツールとしてOKRを試験導入 - 少し残っていたフィーチャーチームの部分がなくなった Phase3(WIP):成果を出す 28

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note inc. - PMが1人 - 7人に - 施策の意思決定はCEO/CXO中心で、チームは実行の役割がメイン - チームでのPRDを使った仮説立案・検証のプロセスが当たり前 化 - 1チームを除き、すべてPJT型のチーム体制 - (グロースを目的とするチームにおいて)PJT型のチームがなく なる 1年半前と、いまのnote 29

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note inc. 01 自己紹介 02 1人目PMってなんだろう? 03 noteの1人目PMがやってきたこと 04 まとめ 05 お知らせ 30 もくじ

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note inc. 31 ● 意思決定のボトルネックを解消するために、1人目PM になった ● すでに事業・組織規模がある中での1人目だったので、 レバレッジの効く組織へのアプローチを重視した ● 1年半でなんとか形になった。あとは成果を出すだけ! まとめ

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note inc. 01 自己紹介 02 1人目PMってなんだろう? 03 noteの1人目PMがやってきたこと 04 まとめ 05 お知らせ 32 もくじ

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note inc. - カジュアル面談をやっているメンバーもいるので、興味がある方 はぜひ、雑談しましょう! - RubyKaigiにも行くので、会場で握手! - エンジニアも絶賛採用してます PM採用してます! 33

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note inc. - 8月中なので、ぜひ書いてみてください! - #PMの仕事 のハッシュタグをつけてnoteに投稿するだけです 「PMとして大切にしていること」の投稿企画をやってます! 34

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