Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

MSPだってプロビジョンしたい!

Kei Iwasaki
June 10, 2014
5.4k

 MSPだってプロビジョンしたい!

Ansible 勉強会 #1 ( http://ansible-users.connpass.com/event/5968/ )
でLTさせてもらった際のスライドです。

Kei Iwasaki

June 10, 2014
Tweet

Transcript

  1. Ansible の嬉しいところ • クライアント側に特別なツールの導入の必要がない • sshconfig が使える • playbook が

    yaml 形式のため、設定ファイルを書く 延長線上の感覚で記載ができる。 • playbook が作業の記録として残る。再現もできる。
  2. クライアント側に特別なツールの導入の必要がない もちろん CentOS5 系では python-simplejson が必要 selinux が動いている場合は libselinux-python が必要

    だったりと、 必ずしも SSH だけで OK かといえばそうでもないケースは あったりするので注意は必要です。
  3. sshconfig が使える => 踏み台を超えられる つまり、 こんな感じで sshconfig.project なんてファイルを用意して ... Host

    gateway HostName 192.0.2.10 User loginuser IdentityFile ~/.ssh/hoge.pem Host 172.16.2.* User loginuser IdentityFile ~/.ssh/hoge.pem ProxyCommand ssh -F sshconfig.project gateway nc -w 120 %h %p
  4. sshconfig が使える => 踏み台を超えられる こんな感じで host.project なんてファイルを用意して ... [web] web01

    ansible_ssh_host=172.16.2.11 web02 ansible_ssh_host=172.16.2.12 [db] db01 ansible_ssh_host=172.16.2.21
  5. sshconfig が使える => 踏み台を超えられる こんな感じで base-play.yml なんてファイルを用意して ... --- -

    hosts : all user : loginuser sudo : True task : - name : install develop tools yum : name="{{ item }}" state=present with_lines : - "@Development Tools" - "@Compatibility libraries"
  6. sshconfig が使える => 踏み台を超えられる 以下のようにすれば sshconfig.project に従って踏み台越えができる! % export ANSIBLE_SSH_ARGS='

    -F sshconfig.project ' % ansible-playbook base-play.yml -i host.project オフィス DC 踏み台 Web Web DB DB ansble-playbook
  7. 最後に 本当にすこしで、まだ手探り段階ではあるけれども 運用屋が Ansible うれしいな っていう点を 紹介させてもらいました。 むしろ「俺のほうがうまい使い方知ってる!」 みたいな話があったらぜひ聞いてみたいなと思っています。 完全な構成管理を行っていくのは

    今すぐにというわけには行かない部分も大きいですが、 定常的な作業や、すでに手順書化されている部分を自動化する という視点などでアプローチしていくと 少しでも幸せになれるのではないでしょうか。