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デザインシステムの MCP サーバーの 精度を高めるために

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May 28, 2025
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デザインシステムの MCP サーバーの 精度を高めるために

2025/05/28 のレバテックラボ主催の資料です。

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Kota Esaki

May 28, 2025
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Transcript

  1. Ubie Vitals の MCP サーバー化 - このデザインシステムを MCP サーバー化したら、UI 実装の工数がかなり削減でき

    た - https://zenn.dev/ubie_dev/articles/f927aaff02d618 - コンポーネント(Button, Text など) - デザイントークン(文字サイズ、色など) - アイコン
  2. どんなことが可能になったか - Text to Ubie UI - テキストベースの指示だけで Ubie UI

    を使った実装が可能に - Figma to Ubie UI - Figma で描かれた UI デザインを Figma MCP を介して取得
  3. どんなことが可能になったか - Text to Ubie UI - テキストベースの指示だけで Ubie UI

    を使った実装が可能に - Figma to Ubie UI ← この話をメインで話す - Figma で描かれた UI デザインを Figma MCP を介して取得
  4. 精度どうなった? かなり再現性が高くアウトプットが可能に 1. Figma MCP から Figma の情報を取得 2. 次に

    Ubie UI MCP が呼び出され、コンポーネント情報やトー クン、アイコン情報を取得 3. Figma の情報をもとに、Ubie UI を使って実装を提案
  5. 「MCP だからできる」ではなくなると思う - Ubie Vitals を MCP 化するのは、今後モデル特性次第で必要なくなる可能性が高 い -

    というのも、Ubie Vitals で提供するコンテキストは膨大ではなく、静的なデータであ る - 重要なのは、MCPで取得するということではなく、AIが情報を飲み込みやすいよう に整備してあげること
  6. まとめ - Figma x デザインシステムで精度を高めるために重要なことは、命名や構造が揃えら れていること - MCP という How

    が重要ではなく、如何に AI が認識しやすいような情報提供を整備で きるかが最も重要