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目的から考える プロダクト価値を高める組織変革

むらひげ
September 07, 2024
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目的から考える プロダクト価値を高める組織変革

むらひげ

September 07, 2024
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  1. © asken.inc 自己紹介 経歴 2005 - 某SIerでキャリアスタート 2013 - 某ISPでアジャイル、DDDと出会って感銘を受ける

    2016 - 某ISPに出向し事業会社のマネジメントを学ぶ 2023 - askenジョイン 最近のお仕事 プロダクト開発組織のマネジメント 村上 英誉(ヒデタカ) 株式会社 asken プロダクト開発部長/EM フルリモート@宮城県仙台市在住
  2. © asken.inc 5 askenエンジニアリングの体制 コンシューマ事業部 事業部長 マーケ・PdMチーム (PdM3人、デザイナー、EM) プロダクト チームA

    PdM : 1名 デザイナー : 1名 EM : 1名 TL : 2名 Engineer : 3名 業務委託 : 数名 プロダクト チームB PdM : 1名 デザイナー : 1名 EM : 1名 TL : 1名 QA : 1名 Engineer : 5名 業務委託 : 数名 法人チーム EM : 1名 Engineer : 1名 業務委託 : 数名 インフラチーム EM : 1名 TL : 1名 Engineer : 2名 業務委託 : 数名 プロダクト開発 グループ PdM : 1名 管理栄養士 : 1名 デザイナー : 1名 EM : 1名 Engineer : 1名 プロダクト 開発室 室長 : 1名 CPO : 1名 ※ PdM, デザイナ, Engineer の横串を通 した活動を行う 医療事業部 事業部長 薬事・医師・品質管理
  3. © asken.inc 6 askenプロダクト開発の体制 コンシューマ事業部 事業部長 マーケ・PdMチーム (PdM3人、デザイナー、EM) プロダクト チームA

    PdM : 1名 デザイナー : 1名 EM : 1名 TL : 2名 Engineer : 3名 業務委託 : 数名 プロダクト チームB PdM : 1名 デザイナー : 1名 EM : 1名 TL : 1名 QA : 1名 Engineer : 5名 業務委託 : 数名 法人チーム EM : 1名 Engineer : 1名 業務委託 : 数名 インフラチーム EM : 1名 TL : 1名 Engineer : 2名 業務委託 : 数名 プロダクト開発 グループ PdM : 1名 管理栄養士 : 1名 デザイナー : 1名 EM : 1名 Engineer : 1名 プロダクト 開発室 室長 : 1名 CPO : 1名 ※ PdM, デザイナ, Engineer の横串を通 した活動を行う 医療事業部 事業部長 薬事・医師・品質管理
  4. © asken.inc 17 ユーザー価値を届けられない 方向 AsIs 仮説 検証 活動がビジョンに繋がらない ・プロダクトビジョンが曖昧

    ・ユーザー価値向上の目標がない ・評価がアウトプットになりがち ユーザー価値の仮説が出ない ・やり方がわからない ・時間が取れない リリースに時間がかかる ・新機能は3-4ヶ月 ・途中で手戻りの嵐 ・リリース前のテストでバグ多発 検証ができない 価値がどう向上したかわからない
  5. © asken.inc 18 ユーザー価値の仮説を立てる 方向 AsIs 仮説 検証 活動がビジョンに繋がらない ・プロダクトビジョンが曖昧

    ・ユーザー価値向上の目標がない ・評価がアウトプットになりがち ユーザー価値仮説が出せない ・やり方がわからない ・時間が取れない リリースに時間がかかる ・新機能は3-4ヶ月 ・途中で手戻りの嵐 ・リリース前のテストでバグ多発 検証ができない 価値がどう向上したかわからない
  6. © asken.inc 20 ユーザー価値の仮説を立てる - 結果 - 方向 AsIs 仮説

    検証 活動がビジョンに繋がらない ・プロダクトビジョンが曖昧 ・ユーザー価値向上の目標がない ・評価がアウトプットになりがち ユーザー価値仮説を作れた ・やり方を確立 ・PdMの時間確保 リリースに時間がかかる ・新機能は3-4ヶ月 ・途中で手戻りの嵐 ・リリース前のテストでバグ多発 検証ができない 価値がどう向上したかわからない
  7. © asken.inc 21 スピーディに検証する 方向 AsIs 仮説 検証 活動がビジョンに繋がらない ・プロダクトビジョンが曖昧

    ・ユーザー価値向上の目標がない ・評価がアウトプットになりがち ユーザー価値仮説を作れた ・やり方を確立 ・PdMの時間確保 リリースに時間がかかる ・新機能は3-4ヶ月 ・途中で手戻りの嵐 ・リリース前のテストでバグ多発 検証ができない 価値がどう向上したかわからない
  8. © asken.inc 22 スピーディに検証する 1チームで価値を 届けられる体制 必要な関係者が揃っているチーム × 3 PdM、デザイナー、モバイルエンジニア、バックエンドエンジニア

    リリースまでに 小さく確認 スクラムを採用し毎スプリント動くソフト ウェアを作った 変更しやすい システムへ バックエンドシステム:DDD + Kotlin モバイルシステム:KMP 大きく作って最後に確認 → 小さく作って頻繁に確認 詳細はテックブログで https://tech.asken.inc/entry/2023/12/22/180000 https://tech.asken.inc/entry/2023/10/23/130000
  9. © asken.inc 23 スピーディに検証する - 結果 - 方向 AsIs 仮説

    検証 活動がビジョンに繋がらない ・プロダクトビジョンが曖昧 ・ユーザー価値向上の目標がない ・評価がアウトプットになりがち ユーザー価値仮説を作れた ・やり方を確立 ・PdMの時間確保 リリース期間短縮/スルー プット向上 ・新機能が1.5 - 2ヶ月 ・3チーム並行開発 検証ができない 価値がどう向上したかわからない
  10. © asken.inc 24 方向を定める 方向 AsIs 仮説 検証 活動がビジョンに繋がらない ・プロダクトビジョンが曖昧

    ・ユーザー価値向上の目標がない ・評価がアウトプットになりがち 検証ができない 価値がどう向上したかわからない ユーザー価値仮説を作れた ・やり方を確立 ・PdMの時間確保 リリース期間短縮/スルー プット向上 ・新機能が1.5 - 2ヶ月 ・3チーム並行開発
  11. © asken.inc 25 方向を定める 我々が向かう先が 不明 プロダクトビジョンの明文化 ビジョンの達成度 合いが不明 NSM、そのドライバーメトリクスを設定

    個人目標が ユーザー価値と 紐付かない 業績目標をユーザー価値向上に設定 プロダクト 成長の共通認識が ない 24年度のプロダクトロードマップ作成
  12. © asken.inc 26 方向を定める - 結果 - 方向 AsIs 仮説

    検証 活動とビジョンが繋がった ・ロードマップで見通しがたった ・プロダクト価値の向上を共通の 目標にできた 価値が向上したか検証できる ユーザー価値仮説を作れた ・やり方を確立 ・PdMの時間確保 リリース期間短縮/スルー プット向上 ・新機能が1.5 - 2ヶ月 ・3チーム並行開発
  13. © asken.inc 34 対策 試行錯誤中 • マネジメント ◦ 目的の定期的なメッセージアウト:月次の定例ミーティングで定期発信 ◦

    マインドの醸成:1on1、定期勉強会のテーマ ◦ 目標管理:チーム目標、業績目標 • 現場 ◦ 目標と向き合う機会:インセプションデッキ、振り返り ◦ プロセスで解決 ▪ 設計しすぎ問題 → タイムボックスを設定など
  14. © asken.inc 38 目的から課題を設定し解決策を実施 方向 AsIs 仮説 検証 ・プロダクトビジョン ・NSM、ドライバーメトリクス

    ・半期目標をプロダクト価値に ・プロダクトマネジメント ・デュアルトラックアジャイル 小さく頻繁に確認 ・プロダクトチーム ・スクラム ・リアーキテクチャ
  15. © asken.inc 40 対策 試行錯誤中 • マネジメント ◦ 目的の定期的なメッセージアウト:月次の定例ミーティングで定期発信 ◦

    マインドの醸成:1on1、定期勉強会のテーマ ◦ 目標管理:チーム目標、業績目標 • 現場 ◦ 目標と向き合う機会:インセプションデッキ、振り返り ◦ プロセスで解決 ▪ 設計しすぎ問題 → タイムボックスを設定など