Suite のワークフロー機能の仕組み 12 Create Sign Broadcast Tx Tx Tx Raw Transaction Signed Transaction 通常のウォレットのTx実行の流れ Sign Broadcast Tx Tx Approve Tx Request Tx N Suite のTx実行の流れ 申請者 承認者 実行者 Raw Transaction Signed Transaction 使用者
Suite のマルチシグウォレット 20 一般的なマルチシグ N Suite のマルチシグ 2 of 3 の例 Signer Signer Signer 0x3aB2…080F (コントラクトウォレット) 2 of 3 の例 0x3aB2…080F (コントラクトウォレット) Signer Group Signer Group Signer Group
Group の役割 21 0x3aB2…080F Signer Group Signer Group Signer Group Main N Suite Backup ユーザ企業が管理 ユーザ企業が管理 N Suiteが管理 通常のTx実行時に署名で使用。 署名の一つをN Suiteが肩代わり。 他のSigner Groupを変更する 時に使用。 2 of 3
Suite での使用の流れ 22 N Suiteの バックグラウンド 署名1 承認 秘密鍵の 使用を申請 承認された操作に署名 (MAINの秘密鍵を使用) Workflow Backup Main 署名2&操作実行 接続 マルチシグ ウォレット N Suite のシステムが署名 (N Suiteの秘密鍵を使用)
N Suite開発の着手は2020年4月。 ◦ NFTブームにより日本企業のNFTビジネスの参入の可能性が見えてきた • 大きなキッカケはAWS KMS 非対称鍵の実装とsecp256k1の採用 ◦ 2019/11/25 「Digital signing with the new asymmetric keys feature of AWS KMS」 ◦ N Suite開発前にある程度のフィージビリティ確認は済ませ、プロダクションで KMSを導入開始していた ▪ そもそもDJT社内では鍵管理が常に課題であった • 昨年から新規にN Suite外のEVM鍵発行はなし