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データエンジニア AI Agentを作ったらdbtのありがたみが増した

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March 02, 2026
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データエンジニア AI Agentを作ったらdbtのありがたみが増した

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crazysrot

March 02, 2026

Transcript

  1. データ系職種とデータの所在と⽣成AIの関係 SSoT / 構造化レベル Software Engineer Data Engineer Analytics Engineer

    Data Analyst Data Scientist Position Github dbt Data Location 社内コミュニケーション/ドキュメンテーションツール(Slack, Notion, Teams etc) SSoT SSoT 社内ナレッジ基盤 SSoT
  2. データ系職種とデータの所在と⽣成AIの関係 なぜ右側ほど難しいか? 分析やデータサイエンスの領域は、外部要因(市況など)や社内の⾮コード情 報(コンテキスト)への依存度が⾼まります。 「唯⼀の真実(SSoT)」が定義 しづらく、曖昧性が増すため、LLM単体での正確なハンドリングが困難になり ます。 AI Agentの勝ち筋 LLMは「構造化された情報」や「コード」との相性が抜群です。

    不確実性が低い SWE/DE領域(スキーマ、SQL、dbtコード)から着⼿することで、ハルシネー ションを防ぎ、実⽤的なAgentを早期に実現できます。 逆に、右側になっても情報の整備が整っていれば、精度は⾼くできる(はず!) 不確実性  SSoT / 構造化レベル Software Engineer Data Engineer Analytics Engineer Data Analyst Data Scientist LLM High Compatibility
  3. AI Driven Analysis ロードマップ Lv.1 データチーム内において、業務を 遂行できている Lv.2 CursorなどのLLMサポートツール などを用いて、データチーム内で

    業務の効率化が測れている Lv.3 CursorなどのLLMサポートツール などを用いて、データチーム外の 人間が業務の効率化を図れてい る Lv.4 汎用的なLLMサポートツールなど を用いて、データチーム外の一部 部門の人間が業務の効率化を測 れている Lv.5 汎用的なLLMサポートツールなど を用いて、全部門の人間が業務の 効率を測れている Layer
 Hierarchy Layer Applying AI データ連携ができている ・AI駆動開発による、データエンジニアリングのサポートが行えている 
 ・AI駆動開発による、データエンジニアリングの領域の開発をビジネス側で行える データにアクセスしやすい text2sqlなどの生成AIにより、より正しい必要なデータを正しくすばやく判取できる 可視化しやすい Graphicalな可視化や簡単なものであったり特殊な可視化であっても裏でPythonなどが実行 基本的な可視化のパターンを網羅的に把握して持っている 意思決定に使われている 出力された結果を一覧表の状態を整理した上で今後どのような意思決定をするべきか正しく判断できたか出える AIの考察結果が果実かどうかな判断できる、分析力を持つ AIを活用して高度な分析がしやすい 機械学習などのより高度な分析をすることができる。そのために、分析基盤と分析プラットフォームと生成AIがシームレスにつながっている 1 2 3 4 5
  4. AI Agent事例①: text2sql #data-request (Slack) Thinking... Tables identified: fct_sales, dim_services

    Redash Dashboard Created Click to view visualization ID #4029 了解です。 fct_sales と dim_services
  5. データカタログの拡充 とにかく埋める(Business Glossary) Descriptionを書いてないと、table, column nameから類推しかできなくなってしまう Tableがどの領域のものなのか、それがどの程度活⽤されているものなのかを明記 どのプロダクトか/どのような活⽤か そのTableがどの程度活⽤されているものか EN,

    JPそれぞれでドキュメント記載(念の為そうしている) MCP toolsからBigQueryのInformation Schemaを参照する仕組みにしているため利用。 詳細はTech Blogにて:dbtでメタデータ管理を完結させる!dbt sourceのメタデータをSTRUC..... Table Tag Systemの導⼊ Persist_docsの活⽤
  6. dbt source定義 背景‧課題 AIから⾒ると、dbtでは定義したいstaging Layer以降のtable については理解できるが、ELTのSourceに関しては何も理解 できないドキュメンテーションである。 本当はSourceも理解した上で対策をしないといけないが、思 慮ができずにハルシネーションを起こしてしまうようなケー スがあった

    対応策 AIはすでに知っているかもしれないが、より正しい情報を明 記し、ハルシネーションを抑える Source investigation: AI AgentにはプロダクトのRepository も渡しており、よりSourceデータについて調査がしやすく なった エラー対応の根本原因: エラー対処を⾏う際、根本的な理由 調査の質が向上 **************** ****************
  7. dbt exposuresの設定 開発の影響範囲を 把握したい Staging, Intermediate, martだけでなく Source table も

    Lineageを登録 変更影響の⾃動通知 でんじろうがPR作成時にexposures を参照し、影響を受けるダッシュ ボードとオーナーを即座に特定‧通 知。 Agentの判断基準 「High Criticalityな下流を持つモデ ル」をAgentが認識し、軽率な⾃動修 正や破壊的変更を回避。 完全なリネージ SourceからBIまで⼀気通貫したリ ネージにより、障害時の原因特定時 間を⼤幅に短縮。 Action モデル変更がビジネスへ与える影響を不可視のま まにせず、で依存先を明⽰的に定義しました。 資産の定義: 本当に⼤事なものだけ Redashダッシュボー ド、クエリ、Owner、Criticality(重要度)をYAML化 運⽤: 変更時の影響範囲をPR上で⾃動通知する仕組みを構 築 dbt exposuresのイケてないこと/活⽤で きてないこと 分類⽅法が少ない: dbt docs generate で⽣成された html で⾒づらい。タグやフォルダ構成で管理したり検索したり したい Maturity: 現在は優先度⾼いもののみ記載しているが、 もっと対応範囲を広げたい。そうした時に、Maturity が Medium, Lowの登録を増やすことで対応が可能なはず **************** **************** **************** **************** **************** ****************
  8. [全体俯瞰] AI Agentのためにやったこと データカタログの拡充 text2sqlで「このカラムの意味は?」と聞かれるたびにdescriptionを追記。Agentの学習データを 整備。 dbt exposuresの設定 でんじろうが修正する際、影響範囲を正確に知るためにBIとの依存関係を全てコード化。 PII

    / Security Policy Agentが誤って個⼈情報を出⼒しないよう、dbtタグでPIIを明⽰的に管理しマスキングを強制。 dbt source 定義 元データの変更検知(スキーマドリフト)を⾃動化するため、Source Freshnessとテストを強化。 Table Tag System Agentが「どのテーブルを使えばいい?」と迷わないよう、推奨テーブルをタグ付けして優先度を 提⽰。 dbt Unified Metadata SSoT
  9. データカタログ 拡充 dbt exposures PII / Security Policy dbt Source

    定義 Table Tag System 社内 ドキュメント 外部 市況データ 営業 情報 Machine Learning Graph Viz AI Agent 整備してみて分かった、dbtのありがたみ データ系Agentにとって⼤事なものはdbtを中⼼として構成が可能だった ※Agentに近いほど、Mustな整備
  10. まとめ dbtが中核だったから成功した(と思っている) テーブルを指定せずに⾃然⾔語からSQLを⽣成できるような仕組みを作れたの は、dbtにメタデータが集約され、SSoTとして機能していたこと。整備なしで はAgentは作れなかった。 Agentがやりたくない仕事をしてくれる世界ができた 再帰的に発⽣する既知の対応業務や、⼤量に発⽣するエラーに対する1次対処 を⾏ってくれることで、データ基盤の品質向上とデータエンジニアが本質的な 業務へ向き合う時間の確保ができるようになった 整備のほとんどがdbtで完結し、ありがたみが増した

    AI Agentを作ろうとした結果、「dbtによる基盤整備」の業務が⼤部分を占め た Agent時代こそ、堅牢なデータエンジニアリングが重要になる。 より不確実な分析に挑戦 議事録や商談の⽂字、⾳声などのデータを代表とした⾮構造化データ の  ‧dbtでメタデータ管理を完結させる!dbt sourceのメタデータをSTRUCT型カラムやポリシータグも含めBigQueryに 連携する⽅法  ‧Slackからの依頼でPR作成まで⾃律的に⾏うデータエンジニアリングAIエージェント「でんじろう」の設計  ‧dbt Programmatic Invocationsとデータエンジニアリングエージェントによるデータパイプライン運⽤⾃動化への道  ‧dbtのpost_hookとBigQuery UDFでデータパイプラインの異常検知をする仕組みづくり  ‧AI Ready Data Analysis Platform(4/n) - AIエージェントとして覚醒した第⼆世代text2SQLツール  ‧AI Ready Data Analysis Platform(3/n) - text2SQLツールの精度向上への取り組み table tag systemの導⼊  ‧AI Ready Data Analysis Platform(2/n) - text2SQL内製 1st Edition  ‧AI Ready Data Analysis Platform(1/n) - データ分析Agentロードマップ MeetsMore Tech Blog engineering.meetsmore.com Next Steps 詳細はブログで