「⽇本の物流品質は、世界⼀である」私はそう考えています。 細かい時間指定ができ正確に届く宅配、コロナ禍においても店舗か ら物を途絶えさせなかった物流網、ドライバーの業務の丁寧さ。し かしながら、現状の物流ネットワークは、仕組みによって⽀えられ ているのではなく、個々⼈の頑張り‧オペレーションで⽀えられて いるのが現実です。 今後、働く⼈が減る(⼈⼝減‧少⼦⾼齢化)‧働く時間が減る(労 働時間の規制)ことで、私たちが当然に享受している物流のサービ ス品質が、個々⼈の頑張りだけでは維持できない未来が近づいてい ます。 私たちは、ラクスルの「仕組みを変えれば、世界はもっと良くな る」のビジョンの下、2015年12⽉に「ハコベル」を⽴ち上げ、この 課題に対峙してきました。まだまだ改善の余地はありますが、お客 様に価値提供ができるシステム‧サービスに進化してきたという⾃ 負はあります。事業規模も⼀定⽔準まで成⻑しました。 ⼀⽅で、業界を変⾰して、新しい物流インフラになるためには提供 価値‧規模ともにさらなる成⻑が必要だと考えています。 その道程として、2022年8⽉に、「輸送⽴国」という使命、 「オープンなプラットフォームにより持続可能な物流を構築する」 というビジョン、B2B物流でNo.1の規模を有するセイノーホール ディングスからの出資を受け、ハコベル株式会社」として分社化‧ 独⽴しました。 さらには、2023年10⽉には、B2B輸送の⼤⼿である⼭九株式会社 ‧福⼭通運株式会社‧⽇本ロジテム株式会社の3社様からも出資を いただき、「B2B輸送のプラットフォーム」に向けてさらに⼀歩進 化しました。 私たちは、物流の「次」を発明する、というミッションを掲げてい ます。⼈の頑張りによって⽀えられている現状から、テクノロジー ‧仕組みによって物流業界の品質の⾼さを持続的に継続‧向上させ ることが私たちの使命です。データ‧テクノロジーによる最適化‧ 効率化を実現し、物流プラットフォーマーとして、業界全体‧⽇本 全体への貢献を⽬指します。 まさに今、「ハコベル第2章」の幕があけ、次のフェーズに突⼊し ているところです。私たちは、この「ハコベル第2章」を⽀えるコ アメンバーを強く求めております。ぜひ、社会も業界も変わるタイ ミングで、物流の変⾰と事業価値の拡⼤にともに挑戦しませんか。 代表取締役社⻑CEO 狭間健志