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新卒研修でAWS Jamを開催した話

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June 19, 2026
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新卒研修でAWS Jamを開催した話

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Hiroaki Kojima

June 19, 2026

Transcript

  1. 自己紹介 小島 啓明 • もともとは画像の機械学習エンジニア • クラウド推進(Cloud Enabling)ギルドを立ち上げから組織運営 • 本年度の新卒AWS研修の監修

    • 2025 Japan All AWS Certifications Engineers • 趣味:北海道が好きです • 好きなAWSサービス:AWS Neuron 技術統括本部 CTO室 先端技術開発グループ
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    新卒研修の背景となぜAWS Jamか • AI技術の進化により、エンジニア全般的にクラウド技術が求められるようになっている • 機械学習エンジニア vs 何でもできる基盤モデル • ソフトウェアエンジニア vs コーディングエージェント • →AIをどのように運用するのか、 それをどのようにシステムにつなげていくのかがより重要な課題に • ここ2年の新卒研修では、特にAWSのクラウド教育に力を入れている • 昨年:CLF(Cloud Practitioner)の受験必須 • 今年:CLF+SAA(Solution Architect Associate)の受験必須 • よくある声 • 机上の知識ではなく、実際に手を動かしてみたい • 実際の業務にどう生きるのかを知りたい • 資格試験ではカバーしきれず、AWS Jamが有効な場面
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    AWS Jamとは • AWSの提供するハンズオン形式の 競争型学習プラットフォーム • チャレンジ(問題)を組み合わせてイベントを開催 • チャレンジごとにラボ(専用のAWS環境)が作られ、 AWSコンソールを操作して課題を解決 • チャレンジの解決数でスコアを競う • チーム戦での開催が基本で、普段接点がない部署の 方とのチームビルディング的なメリットもある
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    AWS Jamを開催するには • Skill Builderのチームサブスクリプションを持っていれば誰でも開催可能 • GameDayとは異なり、開催に特別な依頼をする必要がない • チームサブスクリプション:449 USD/年/1人 • チャレンジの選び方で難易度や分量を調整できる • 特定のサービスやテーマで固めることも可能 • ハズレ問題もあるので多めに選んだほうが良い
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    「Jr. Champions企画 5社コラボJam」とAWSの方々へのお礼 • 開催に際して、2026年3月開催の「Jr. Champions企画 5社コラボJam」が非常に参考になりました。 この場を借りてお礼申し上げます。 • Special Thanks to 運営メンバーの皆様 • 富士通株式会社 白川遼馬様 • 株式会社Works Human Intelligence 星七花様 • アビームコンサルティング株式会社 若林拓斗様 • 株式会社大和総研 河野里実様 • 株式会社エクサウィザーズ 佐藤碧 • また、景品を提供してくださったAWSの皆様ありがとうございます。合わせてお礼申し上げます。
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    新卒研修でのAWS Jamの開催の工夫 • 新卒研修ではAWS Jamを2回開催(5月、6月)。今回紹介するのは5月の内容。 • 前提知識:想定としてはCLF取得済みレベル。 Session ManagerでEC2に接続するハンズオンを開催済み • 問題の選定方針:単一サービスで完結するチャレンジに限定。 • サービス:IAM、S3、SQS、Lambda、VPC、EC2 • 問題構成:3時間で9問(初級3、中級4、上級2) • 事前に対象サービスを明示し、勉強対象のサービスを名指しで割り当て。 • 対象のサービスについて、チームメンバーに説明しなければいけないので勉強になる。 • チーム分けの工夫 • 英語話者と日本語話者でチームを分ける • インフラ専門の部署(インフラ部)の方はチームをバラけさせる • AI使用はOK • 実務的にはAI活用して未知のサービスや課題を解決できるのは推奨されるアプローチ。 今後Jamとしてのデメリットが出てきた場合は要検討。
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    チーム分けのイメージ Team ID Member 1 Member 2 Member 3 Team A 日本語話者 バイリンガル 日本語話者 Team B 日本語話者 バイリンガル 日本語話者 Team C 英語話者 英語話者 英語話者 Team D 英語話者 英語話者 英語話者 • バイリンガルの方々は日本語N1が目安(日本語話者と同等にコミュニケーション可能なレベル) • ハンズオンでSession Manager+EC2+ALBを中心にやっていたため、上級問題をVPC中心に配置。 ここに強めのメンバーをアサインすることで全体的なグダりを抑制する インフラ部の方 IAM+S3+ (CloudFront) SQS+Lambda+ (SNS) VPC+EC2+ (ALB) Member 3に クラウド強めの方 を配置 事前勉強サービス
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    初回開催の結果 • 全9問の完答チームが出た(1240/1240点) • ほぼ完答 vs 全完答の非常に高いレベルの勝負に(team C vs team B) • 途中までインフラ部の方いるteam Cが圧倒的にリードしていたが、 非インフラ部のteam Bが完答して、まくって勝利するという熱戦になった • 生成AI活用が大きく寄与しているものの、そこでまくりにくるのは人間側の執念による勝利 • また、下位のチームも諦めずに、学習に役立つ問題を聞いてきて進めるという理想的な展開に • Jamがグローバル展開されているため、中国語/韓国語対応されていて、英語話者に母国語対応可能
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    まとめと課題 • まとめ • チーム設計や問題選択、事前テーマ明示などの工夫で、新卒研修でもAWS Jamは十分開催可能 • 6月はより難易度をあげて、景品を豪華にして実施予定 • 課題 • Skill Builderのチームサブスクリプションが前提で、まとまった予算確保が必要 • AWS Jamはイベント的に大成功なのだが、あくまで着火剤で、効果の定量化が難しい • Skill Builderのe-learning単品だと受講率が低く、どうしてもROIが低く映ってしまう • →厚生労働省の人材開発支援助成金活用など、 業務時間としての受講時間の確保と補助金受給のセット進めるのは有望 • →新卒間で自主的にJamイベントが開催されているのも良い • Claude CodeをCloudShellに直つなぎするという荒業をどうするのか • 今のところは規制しない。あまりにイベント的につまらなくなったら検討