の流れは今後も加速することは確実 ですが、「人材事業を通じて九州を 元気にする」を理念に掲げる以上、 私たちの仕事は九州の企業の魅力を 伝え、九州を出た人たちをふたたび 呼び戻すことだと信じているからで す。時代の流れには逆行しますが、 これが私たちと九州との約束です。 営業は営業禁止! 営業職(ディレクター)は日ごろか ら口酸っぱく「営業するな」と言わ れます。これはほんとです(笑)。 複雑な市場で正解がない世界だから こそ、商品ありきの提案はせず、顧 客とともに一緒に最適な採用活動共 に創るという姿勢を何よりも重視し ています。 「提案資料」ではなく「お打ち合わ せ資料」。「ご検討ください」では なく「こう考えますがいかがでしょ う」。自分は営業ではなく顧客の採 用チームの一員であるという自覚が あればこそ、商材や自分の売上あり きの売り込みを絶対にしません。 営業職3割、スタッフ7割 リクパーの組織の特徴は、総数100 名弱のうち7割が顧客の採用成功に 伴走するスタッフ職であること。 営業職の後ろには企画・広告運用・ 開発・クリエイティブ・管理スタッ フが盤石の体制を築き、顧客の採用 活動を全員で支援しています。 それはリクパーが「商材を売り込む 会社」ではなく「採用成功に伴走す る会社」である証。売って終わり・ とにかく売上さえ立てれば良い…で はなく、全社一丸となって顧客の採 用活動に深く長く丁寧に伴走すると いう姿勢が組織構成に表れています。 ローカル拠点をたたまない コロナ禍の厳しいタイミングでも、 福岡以外のローカル拠点をたたむこ とはしませんでした。 経済合理性だけを考えれば、人材流 動性が高く市場規模も大きな福岡に 特化すべき、という経営判断も当然 あり得る話。しかしひとたび手を引 いてしまえば、これまでわたしたち に期待してくれ、ことあるごとに チャンスをくださったローカルのお 客さんたちへの義理は果たせません。 リクパーは九州に育てられてきた、 九州生まれの小さな会社。だからこ そ、九州の小さな企業の難しい採用 課題から逃げないと決めています。