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kintone_MCP_Serverより便利なkintone-cliを作った.pdf

Avatar for Isao Yoshikoshi Isao Yoshikoshi
July 11, 2026
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 kintone_MCP_Serverより便利なkintone-cliを作った.pdf

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Isao Yoshikoshi

July 11, 2026

Transcript

  1. 自己紹介 • 吉越 勲(よしこし いさお) ◦ Github: https://github.com/yoshkosh • フリーランスエンジニア • 「kintoneまわりでコードを書く」エンジニアを7年

    • プラグイン、kintoneカスタマイズ + システム連携などの開発 • Claude Code(2024年8月〜) ◦ コード手書きは激減
  2. ”MCP is Dead”という議論があった • 2026年2、3月くらい ◦ https://zenn.dev/hiraly/articles/3409b886607274 • モデルが進化したことで、MCPの優位性が下がった •

    Claude CodeなどCLI環境下ではCLIツールにメリットがある ◦ ex: Github MCP Server → ghコマンド • 「kintoneにもREST APIをラップしたCLIツールがほしい…」
  3. 作ってみっか、と思ったきっかけ • AIエージェント向けのCLIの設計指針のブログ記事が話題に ◦ “You Need to Rewrite Your CLI

    for AI Agents” ▪ https://justin.poehnelt.com/posts/rewrite-your-cli-for-ai-agents/ ◦ 作者: Justin Poehneltさん(Googleの人) ◦ 同時にGoogle WorkspaceのCLIをリリース ▪ Google公式ではない • 具体的な設計指針を惜しみなく提示した神記事(感謝) • 設計指針 + kintone REST APIの仕様 + Claude Code = さくっと生成できるんじゃ?? ◦ そんなことは全然なかった
  4. できた • 2026年5月公開 ◦ https://www.npmjs.com/package/@yoshkosh/kintone-cli ◦ Qiitaに紹介記事を書いた ▪ https://qiita.com/yoshkosh/items/1e74759c16a3d1a68b8b ▪

    いいねが1件(大感謝) • kintone REST APIを薄くラップしたコマンドラインツール • Justinさんの設計指針を参考に(というか、ほぼそのまんま) • Skillファイルを同梱 ◦ AIエージェントからすぐに使える • ほとんどのエンドポイントを網羅
  5. 大量レコード処理:kintone MCP server • MCP のツール結果(=取得データ)は AI のコンテキストに入る • 1

    回の取得は最大 500 件。件数に比例して呼び出し回数が増える • 読む量が増えるほど、精度が低下しコストと応答時間が悪化 • コンテキスト上限に達すると処理が打ち切られる • ツール結果をファイルに退避して回避しても、呼び出し回数とページング制御の 負担は残る kintone → MCP server → AI のコンテキスト (500 件ずつ、レコードがトークンとして流れ込む)
  6. 大量レコード処理:kintone-cli • CLI の出力先はシェル(パイプやファイル) • 絞り込みと集計を済ませてから、最終結果だけを AI が読む • --fields

    : 取得する列を最初から限定 • --page-all : 全件を 1 行 1 レコードの NDJSON でストリーム出力 • 何万件でも流せる • パイプとファイル: jq で条件抽出、head で先頭だけ、> でファイル保存して再 利用 kintone → kt(CLI)→ jq / head / ファイル→ AI のコンテキスト (外側で絞り込み) (必要な分だけ)
  7. 対決の結果:kintone-cli • 57秒、コンテキスト(1M)の残量:95% • シェルコマンド一発 で取得と集計を処理 ◦ --page-allオプションで全レコードを自動ページングしながら JSONL形式で取得 ◦

    JSONLストリームをjqコマンドにパイプして集計 • 集計結果は両者で完全一致 ◦ 13,241件・593,884,100円 • 差は正確さではなく、時間とコンテキスト消費
  8. (自分では)かなり重宝してます • 不具合調査と対処のおともに ◦ 対象レコードの集計 ◦ 修正すべき内容を整理してドキュメント化、一括実行 ◦ dry-run モードで書き込みも安全に

    • アプリの設定の取得、更新に ◦ 権限周りにも対応 • kintone環境を作業ディレクトリごとに切り替え ◦ direnv + macOS KeyChainでセキュアに