Historia はPharo Smalltalkで実装されたイベントソーシングのフレームワークです。
オブジェクトの状態変化をイベントとして記録し、任意の時点の状態を再現できる機能を提供します。
ModelSpace と呼ばれる Aggregate によって、関連するドメインオブジェクトのライフサイクルを管理できます。
さらに、複数の Pharo 間で ModelSpace の状態を同期したり、イベントを伝搬させて別の ModelSpace が受け取ったりすることも可能です。
この資料ではシンプルな銀行口座アプリをサンプルとして、Historia主なの機能を紹介していきます。