公理的集合論に基づいた構成的な手法でFailure-Recovery Monadsを定義した。これはSystem of Systemsの壊れやすさを緩和するための工学的技法であると同時に、人文的な複雑系を数理論理的に記述する有用な道具立てである。このFRMonadの上にFailure Sink概念を定義し、Failure Sinkを公理として大衆を含む論理における失敗可能性と失敗の損失のしわ寄せ先に関する定式化を行った。この分析フレームワークを用いることで、独裁制・間接民主制・直接民主制・P2Pプロトコルなどの多様な複雑系の挙動を数理論理的に記述することが可能となった。本スライドはFailure Sinkのレンズを通して見た社会における正義論のあり方について議論し、数理論理を用いることなく一般向けに説明を試みるものである。