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DXを加速する人材戦略CCoEとAWSでつくる育てる組織 DX人財育成・文化醸成の取り組み

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November 04, 2025
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DXを加速する人材戦略CCoEとAWSでつくる育てる組織 DX人財育成・文化醸成の取り組み

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  1. ©Mitsubishi Electric Corporation 所 属 • 三菱電機株式会社 DXイノベーションセンター プラットフォーム設計開発部 仕

    事 • 2012年 入社 • R&D部門で 組み込みH/W, S/Wやサーバインフラなどに携わる • 2023年~ • Serendie 技術基盤 設計・開発・運用 • DX人財育成 AWS関連講座の設計・実行 ス キ ル • Japan AWS Top Engineers 2025 • Japan All AWS Certifications Engineers 2024-2025 • IPA (SW(旧)、NW、DB、ES、SC(旧)) • 認定スクラムマスター、レジスタードプロダクトオーナー • 第一級陸上無線技術士 趣 味 • 子どもと遊ぶ、 妻とコーヒーを飲む • フィットネス 自己紹介:辻尾良太 2
  2. ©Mitsubishi Electric Corporation 技術基盤 Technology Infrastructure デジタル基盤「Serendie」 Digital Platform“Serendie” 共創基盤

    Co-creation infrastructure 人財基盤 Human Capital Infrastructure プロジェクト推進基盤 Project Promotion Infrastructure • Serendie Street • DXスキルセット • DX人財の補充 • ダブルダイヤモンドモデル • スクラム活動 • アジャイル開発ガイドライン データ分析 基盤 Web API連携 基盤 サブスクリプション管理 基盤 お客様情報 基盤 DX事業に必要な要素(技術、共創の場、人財、メソッド)を共通プラットフォームとして構築 デジタル基盤「Serendie」 8
  3. ©Mitsubishi Electric Corporation 人財育成の仕組み「DXイノベーションアカデミー」の設立 DXイノベーションアカデミーの設立 • 業務とつながる • 当社グループの事業領域・業務に直結する7つのスキルセットごとに設定したプログラム •

    一人ひとりのキャリアアップとつながる • 入門~上級まで、DX人財としてのキャリアアップをサポート • 社外の最先端とつながる • 大学をはじめ、最先端のDX関連スキル獲得プログラム • コミュニティとつながる • DXイノベーションアカデミーを通した学びや各種イベントを通して、 事業部の枠を超えた連携、交流 12
  4. ©Mitsubishi Electric Corporation 業務とつなげるために DXイノベーションアカデミーの概要 • DX人財のスキルセットに基づいた学習コース • レベルに応じた段階的な学習体系 •

    技術者だけでなく事務系の方も適切な内容に て学習できる仕組み レベル 講座内容 対象 内容 上級 実践 DX事業を牽引するリーダ 次世代リーダ向け課題解決型講座 中級 専門知識 実践 DX事業を主体的に実行できる 主担当 高度な専門知識の付与及び実際の事業適用を想定 した実践形式のワーク 初級 基礎知識 DX人財を目指す・取扱う者 オンデマンド中心に自身の必要な知識・スキルを幅 広く習得 入門 知識・マインド 全社員 DXに関する基本的な知識・考え方 13
  5. ©Mitsubishi Electric Corporation 文化醸成:課題: サイロである 社会システム 事業本部 電力・産業システム 事業本部 防衛・宇宙システム

    事業本部 インフラBA FAシステム 事業本部 自動車機器 事業本部 インダストリー・ モビリティBA ビルシステム 事業本部 リビング・デジタル メディア事業本部 ライフBA デジタルイノベーション 事業本部 デジタル イノベーション セミコンダクター・ デバイス 半導体・デバイス 事業本部 15
  6. ©Mitsubishi Electric Corporation 文化醸成:課題: サイロである 社会システム 事業本部 電力・産業システム 事業本部 防衛・宇宙システム

    事業本部 インフラBA FAシステム 事業本部 自動車機器 事業本部 インダストリー・ モビリティBA ビルシステム 事業本部 リビング・デジタル メディア事業本部 ライフBA デジタルイノベーション 事業本部 デジタル イノベーション セミコンダクター・ デバイス 半導体・デバイス 事業本部 16 CCoE (2020-) CCoE (2021-) ※実際のスキルマップを示すものではありません。 クラウド活用のスキルに不足・偏りがある 技術者同士の交流がすくない。会社横断はほとんどない。
  7. 活 動 内 容 ( LT会 ) 関西 AWS社 三菱電機

    AWS関連なら何でもOKの 事例発表会&ライトニングトーク会! 18 写真削除済み
  8. 活 動 内 容 (イ ベ ン ト ) OSTスペシャル

    19 AWS re:Invent 2025 事前交流会 写真削除済み
  9. ©Mitsubishi Electric Corporation 社内コミュニティ(MAWS-UG)とは? ボトムアップで作られた三菱電機内のAWSコミュニティ 会社に属して、どこかの部門が管理している わけではない • CCoEではない •

    活動範囲は有志(課外活動)なので、仕事としてやっているわけではない ベンダー から対価をもらってやっているわけではない • AWSやSaaSから対価をもらって宣伝していない (No Sales!) • ただし、各社様からのご登壇などの活動協力はいただいている 同じ価値観を持った情熱ある人 が集まって活動 • モチベーションは好き×熱意×楽しいだけ! 20
  10. ©Mitsubishi Electric Corporation 社内コミュニティ(MAWS-UG)が提供するもの エンジニア同士の横の繋がり (サイロを埋める) 気軽にできる技術的な質問 • 周りにAWSをやっている人がいなく、相談できない・・・ •

    周りのレベルが高すぎて、気軽に質問できない・・・ 他の事業/ 他社からの刺激 • AWS認定取ったけど、職場は認めてくれないな・・・ • AIコードエージェントに興味あるけど、周りはやっていないなー MAWS-UGの中には全冠達成者、AWSからの表彰者も在席! 目指したいエンジニアのロールモデルも絶対にいるはず! 困ったらMAWS-UG のVivaEngageやTeamsで相談できる! 初心者的な質問~実際のエラーなど、有志メンバーが答えてくれる! 小さな疑問を解決したり、モチベーションを保ったり。 同じ会社グループだから進められることもある。 21
  11. ©Mitsubishi Electric Corporation MAWS-UG(コミュニティ)メンバで研修設計・実行。 仕組みを検討する中で、MAWS-UGのことを知っていてくれていた方がいたことも大切 仕組みと文化の利害が一致 具体例: AWS研修プログラム設計: 仕組みと文化の融合: 研修をだれがつくった?

    • 仕組み(制度) • AWSを知っている人に講師をしてほしい • ビジネスにつなげたい • 受講者にキャリアアップしてほしい • 事業を超えて浸透させたい • 文化(コミュニティ) • AWSを使っている人と部門を超えて情報交換したい • 一緒に課題解決 • 自分たちが学んできたことをもっと仕事で活かしたい 24
  12. ©Mitsubishi Electric Corporation 受講後、現場で実践できること 目標:現場で実践 に対して 受講生のモチベーションをあげる必要がある 具体例: AWS研修プログラム設計: 目標と現実

    • 目標:実践できること • 座学だけだと、現場に戻ってからも実践しながら学ぶ必要がある • 一度学ぶだけでは終わらない。アップデートや新しい技術を取り込み続ける • 学び続けることの必要性 • ペーパードライバーは危ない • 現 実 • 「上長に言われて」の消極的に研修に参加される方もいる • 受講時のスキルがバラバラ 25
  13. ©Mitsubishi Electric Corporation 体験→気づき→セオリー の順で学ぶ 魚の釣り方を覚える(応用がききやすい) 実際に触ってみた方がわかりやすい・楽しい AWS研修プログラム設計: EAT(Experience Awareness,

    Theory)学習モデル • 体験: Experience • とりあえずやってみる • 失敗含めて学びになる • 気づき: Awareness • 体験を通じて気づくこと • 「あ、そういうことか!」や「なぜ?」 • 理論: Theory • 体験と気づきを体系的な知識で補強する • T h e o r y F i r s t だ と • 「この仕掛け、竿、餌でやると釣れる。」 • 言われたとおりにやればできるが、応用が利きにくい 29 体験: 餌だけ取られる 気づき: 針のサイズや 仕掛けが影響してそう! 理論: 魚の生態、 気象条件
  14. ©Mitsubishi Electric Corporation 体験部分にトレノケートさんのLEXS(Trainocate Learning Experience System)を使用 AWS研修プログラム設計: EAT(Experience Awareness,

    Theory)学習モデル • 選んだ理由 • クラウド環境を恐れずに触って、学んでほしい。 • とはいえ会社で管理しているAWSアカウントは、セキュリティの都合上、あまり払い出したくない • サンドボックス機能 • AWSで遊んでみたい。という方向け • AWS以外も対応 • Azure、GCP、Kubernetesなど 30
  15. ©Mitsubishi Electric Corporation 誰にとっても一人で学ぶより、チーム学習が効果的! 研修で教え合うことができるなら、職場でもできるはず! AWS研修プログラム設計: チーム学習 • 受講者同士でも学び合う •

    チームでのディスカッション • 失敗や不明点の共有 • セルフペースラボの相互フォロー • 学習のペースづくり • つい怠けてしまわない仕組み • チームのマイルストン設定 31
  16. ©Mitsubishi Electric Corporation ゴールを示すことで何を学ぶかを分かりやすくする ゴールは現場に戻ったときにも使えるスキル・知識になるように、できる限りギャップを埋める AWS研修プログラム設計: プロジェクトベース • より実践的な課題 •

    初日に最終的なゴールを示す • アーキテクチャ設計・実際の実装 • LambdaやS3など個別のサービスを学ぶのではなく、全体を理解する • セルフペースの学習時にも意識できるようにする • 例: Q&Aができるサービス (事業側からの相談が多かった) • モブワーク • 同じ体験、異なる疑問 • 1つの画面を見ながら全員で開発 32
  17. ©Mitsubishi Electric Corporation なぜメンターが必要なのか? 継続的な成長とモチベーション維持を支える AWS研修プログラム設計: メンタリング • 学習の継続を支える •

    挫折しそうなときの伴走者 • 「次に何をすべきか」の道しるべ • 実務への橋渡し • 研修で学んだことを現場でどう活かすか • 社内リソース・人脈の紹介 • キャリア形成のサポート • 3年後、5年後のキャリアパス相談 • ロールモデルとしての存在 33
  18. 事前学習やチーム開発と講師によるサポートがマッチしていた 一方、上長の意識付けなど、課題はある AWS研修プログラム: アンケートの声 各自で事前学習を行い、その後チームで設計を決められた 点が良かったです。 集合研修で開発ができたので、チーム で頻繁に話し合い、すぐに疑問点を解決することができたの で、とても有意義な時間でした。 自習時間を確保しやすくなるように、上長への意識

    づけなど実施いただけると助かります ハンズオンの豊富さ、長期的な質問対応、演習時の親切 なサポートが非常に満足です。 学習したいこと、気になることは次から次へと出てくる ので、どこで切り上げるか、みたいな感覚はあった 研修後も技術的な相談ができる体制があるとよい と思いました AWSをほとんど知らなくても、最後まで受講でき、知識・経 験をある程度つけられた点。講師のサポートが手厚い点。 IT関係の知識があまりなかったため,用語や概念の 理解に苦労した. 37