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開発生産性3倍から10倍への壁 / The Barrier from 3x to 10x De...

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June 24, 2026
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開発生産性3倍から10倍への壁 / The Barrier from 3x to 10x Developer Productivity

改善の軌跡から学ぶ!開発生産性向上のこれまでの取り組みと次の一手【D-Plus Tokyo #25】
https://d-plus.connpass.com/event/394479/

本登壇資料は、AI導入により開発生産性(物的生産性)を3倍に高めたものの、成果(アウトカム)の向上には至らなかった事例を紹介し、10倍の成果を目指すためには、既存プロセスの延長ではなく、AIを前提とした開発プロセスの抜本的な再構築が必要という旨をお話しました。

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June 24, 2026

Transcript

  1. 2 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. self-introduction

    自己紹介 友田 直人(Tomoda Naoto) - 株式会社 ADWAYS DEEE - 技術改善ディビジョン バイスゼネラルマネジャー プロダクト開発や自社システムの開発を経て、 プロジェクトリーダーやスクラムマスターを経験。 現在は、複数チームのエンジニアリングマネージャーを務めながら、 組織の開発生産性向上やAI活用にも注力中。
  2. 3 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. 伝統と革新が融合する、

    伝統は革新へ。 長年培ってきた知識や技術を常に変化させることで、 伝統的でありながら革新的なサービス・プロダクトに昇華させます。 Delight ADWAYS DEEE 喜び わくわく 熱⼼ 超える そして、私たちの熱量はステークホルダーの 想像を超えた、喜びやわくわくを生み出します。 About Us あたらしい集合体へ。 アフィリエイト=古い、時代遅れ。 そんな概念を覆し、新しい価値を創造します。 Exciting Eager Exceed この4つが私たちDEEEをカタチづくる言葉です。
  3. 4 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. introduction

    • AIを導入して物的生産性を上げることができた • 10倍を目指して直面した壁 • 次の一手 この発表で話すこと AIを使って開発生産性を向上していく!が壁は高かった…… 物的生産性が上がったものの価値(アウトカム)が増えなかった
  4. 5 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. introduction

    今回使う指標 開発生産性について議論する前に知っておきたいこと @広木大地さん https://qiita.com/hirokidaichi/items/53f0865398829bdebef1 ※あくまで弊社の取り組み事例です。基準・指標は何を用いるかによって変わります。 指標 内容 レベル(※) 物的生産性 タスク消化数/PRマージ数 レベル1:仕事量の生産性 価値(アウトカム) プロジェクト消化数/プレスリリース数 レベル2:期待付加価値の生産性 前提:何をもって「生産性」と呼ぶのか
  5. 6 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. CONTENTS

    CONTENTS 01|2025年の取り組み 02|2026年の挑戦 03|学びと次の一手 04|まとめ
  6. Delight Exciting Eager Exceed Copyright © Adways DEEE Inc. All

    Rights Reserved. CHAPTER 1 2025年の取り組み 〜AI導入から生産性3倍へ〜 速くなることを証明した年。では、それで十分だったか?
  7. 8 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. CHAPTER

    1|22025年の取り組み 速くなることを証明した年。では、それで十分だったか? 2025年:コーディングAIエージェント導入の歩み 1 2 3 4 NOW 2024.12 Coplilot/Cursor 先行導入 2025.3Q シニア検証 個人3倍達成 2025.2Q Coude Code 全体展開へ 2025.下半期 スキル活用 チーム2.5倍達成 2026.上半期 AI前提組織 へ挑戦 鍵となった選択 • 複数ツールを並行評価 -> Claude Codeへ一本化 • チーム共通スキル(カスタムコマンド)の活用を標準化
  8. 9 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. CHAPTER

    1|2025年の取り組み AI導入から生産性3倍へ 2025年:コーディングAIエージェント導入の歩み 2025年 3Q: • シニアレイヤーがClaude Codeを使い倒す ◦ 目標:物的生産性3倍 ◦ タスク消化スピードも早くなった PRマージ数が 約3倍強 に増加 導⼊前 導⼊後
  9. 10 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. CHAPTER

    1|2025年の取り組み AI導入から生産性3倍へ 2025年:コーディングAIエージェント導入の歩み 2025年 下半期: • 現場(チーム)もClaude Codeを活用してプロジェクトを進める ◦ 目標:物的生産性2.5倍を達成 ◦ Skillなども活用し、AI活用の幅が広がった PRマージ数が 約2.5 に増加 導⼊前 導⼊後
  10. 11 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. CHAPTER

    1|2025年の取り組み AI導入から生産性3倍へ 物的生産性は上がったが、アウトカム(価値)は増えていない タスク消化数・PRマージ数は確実に増えた ✅ しかし、アウトカムは増えたか?⚠ • プロジェクト消化数は増えていない • ビジネス価値創出には繋がっていない • 「モノをたくさん作る」と「価値を届ける」は別の話 物的生産性が上がっても、アウトカムが増えなければ意味がない。
  11. 12 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. CHAPTER

    1|22025年の取り組み 速くなることを証明した年。では、それで十分だったか? 2025年の学び ☑ できたこと • コーディングAIエージェントの開発組織への展開・定着 • 個人・チームでの物的生産性向上(約3倍) • SkillなどのAI活用をしていく文化形成 💡 気付いたこと • 既存の開発プロセスにAIを載せただけでは限界がある ◦ 「AIを使って速くなった」だけでは3倍止まり ◦ 価値を増やすためには、開発プロセスそのものを変える必要がある
  12. Delight Exciting Eager Exceed Copyright © Adways DEEE Inc. All

    Rights Reserved. CHAPTER 2 2026年の挑戦 〜10倍を目指して直面した壁〜 より深い問いと向き合った年。AI前提の組織へ、本気で舵を切った。
  13. 14 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. CHAPTER

    2|2026年の挑戦 〜10倍を目指して直面した壁〜 2026年の壁:目指したパラダイムシフト 「3倍の組織」から「10倍の組織」へ 課題 アプローチ AIを活用する開発プロセス AI-DLC(AI駆動開発ライフサイクル)の構築 AIアウトプットのレビューコスト AIの品質を担保する仕組みの構築(レビュースルー・Doc整備) 組織への根付き不足とAI格差が発生 AI基盤整備(データ基盤/MCPサーバー)
  14. 15 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. CHAPTER

    2|2026年の挑戦 〜10倍を目指して直面した壁〜 2026年の壁 実態 ⚙ 開発プロセス ◦ AI前の開発プロセスのままで、AIが乗っかっているだけ ▪ 物的生産性は頭打ち ◦ 不完全な開発プロセス(並列処理)で、チーム/メンバーの負担が増加 ▪ レビュー負荷増 ▪ サイロ化による認知負荷増
  15. 16 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. CHAPTER

    2|2026年の挑戦 〜10倍を目指して直面した壁〜 壁は厚かった:できなかった要因 大きな変化を起こすためのリソースが確保できなかった • AIを推進するリソースが確保できなかった ◦ 組織としてAI投資 < プロダクト投資 ◦ AI推進を担うチームがプロダクト開発に参加 • リソースが取れなかったからこそのパワー不足 ◦ 開発プロセスを変えるには、専属チーム・集中期間が必要 ◦ 兼務状態では「大きな変化」を起こせない -> AIの進化が大きいからこそ、組織としてもその進化の大きさに向き合うべきだった
  16. Delight Exciting Eager Exceed Copyright © Adways DEEE Inc. All

    Rights Reserved. CHAPTER 3 学びと次の一手 2年間で確信したこと。そして、これからやること。
  17. 18 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. CHAPTER

    3|学びと次の一手 2年間で気づいたこと • AIは「あたりまえ」になったが、既存のプロセスに組み込むだけでは限界がある ◦ AI前提の組織・プロセスをどう作るか ◦ 量は増やせても、価値は増やせない • 大きな変化に向き合う ◦ 延長線上の改善ではパラダイムシフトは起きない ◦ 覚悟を決めて、専属して集中してやり切る必要がある
  18. 19 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. CHAPER

    3|学びと次の一手 次の一手 取り組み 詳細 AI前提の開発プロセス AI-DLCを中心に再構築を実施 AI基盤整備 個別最適化されたプラグインを全体最適化 (組織共通のAI活用基盤) 効果測定 メトリクスを取得し、AI活用状況を可視化、活用・改善サイクルの構築 開発生産性の定義の見直し 物的生産性ではなく、アウトカムで生産性10倍を目指す 組織としてリソースを確保する
  19. 21 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. CHAPTER

    4|まとめ ☑ 2025年:AI活用で物的生産性3倍を達成。でも、アウトカムは増えなかった ☑ 2026年:10倍を目指したが、既存プロセスの延長では変化を起こせなかった ☑ AI前提で開発プロセスを再設計・再構築をする ☑ AIは大きな変化、だからこそ組織も大きな覚悟を決めて、やり切る必要がある
  20. 22 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. CHAPTER

    4|まとめ ご清聴ありがとうございました。
  21. 23 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. Appendix|AI取り組み事例

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