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AI時代に求められるT型人材は、 PBLで設計できるのか?

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August 21, 2026
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AI時代に求められるT型人材は、 PBLで設計できるのか?

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YUTA SUGAI

August 21, 2026

Transcript

  1. 自己紹介 菅井 祐太 株式会社 TECH PLAY-X プロダクトマネージャー 経歴 • バックエンドエンジニアとしてキャリアをスタート。複数の

    Web系事業会 社でフロントエンドやインフラも経験 • その後、プロダクトマネージャーにキャリアチェンジ • 現在、6月に吸収分割し、新会社なりたての「 TECH PLAY」のPdMとし て、プロダクト開発・マーケティング・動画コンテンツ制作、バックオフィス 業務まで幅広く担当 • 意図せずジェネラリスト的なキャリアを歩んできました 趣味 • 20年来、鹿島アントラーズファンです。 • 3歳と0歳がいます。
  2. なぜT型人材が求められるのか AIでアイデアは生まれやすくなった —— でも収束させる人がいない 発散し続けるアイデア AI AI 全体最適 成果に繋げる 収束に必要な力

    広い視野 複数のドメイン知識 解決の引き出し だから、広い視野で全体最適に導ける「 T型人材」が求められる PBL Pub 2026
  3. T型人材に近づくことで身についたもの 楽しんで学べる人に追いつけない —— ネガティブな理由から T字に広がったキャリア 学生時代 1社目 2社目 3社目 4社目(現在)

    史学科 バックエンド エンジニア Webアプリ エンジニア PdM PMM → バックオフィス • すごいエンジニアは、楽しそうに技術を学び、純粋な気持ちでアウトプットする ——その文化を心からリ スペクトしている • でも、楽しんで学べる人にそう簡単に追いつけない。特定領域だけのエンジニアキャリアを続ける 勇気がない。そう思って、キャリアを横に広げていった。 • ただし —— この経験のおかげで、少しずつ自分に自信が持てた。 最近は意図的に T字に広げていこうとしている。 PBL Pub 2026
  4. T型人材に近づくことで身についたもの | 選ぶ力 「今、何が一番重要か」がわかる —— 文脈が一つ増えるたび、判断の解像度が上がる バックエンド時代、社内外 50名規模の新規サービス立ち上げのリーダーを任される それぞれの「一番重要」 インフラ

    PM 細部に拘った UI セキュリティ 社内調整 高級志向のサービスだから 個人情報が集まる サービスだから バックエンド(私) デザイナー リリース 与えられた要件を完遂 社長直々の トップダウン案件だから どれも決して間違っていない。 ただ「いま事業にとって何が一番重要か」の判断力が必要だった PBL Pub 2026
  5. T型人材に近づくことで身についたもの | 借りる力 専門家の 100%を引き出せる —— 自分に無い引き出しは、借りればいい 理解が足りない状態で聞くと 「わかってるな」と思われると 説明レベルを下げてくれる。

    100%に近い選択肢を出してくれる。 その時点で本質的な議論から遠ざかり、 100%理解する必要はない。 決まる仕様はなんてことないレベルに落ち着く 「ある程度わかってる」と思われることが重要 越境した領域の数だけ、 100%を引き出せる相手が増える。専門家 ×専門家を繋げば、成果は掛け算に。 PBL Pub 2026
  6. T型人材に近づくことで身についたもの | 増やす力 新しいことを学ぶ抵抗感がなくなる —— 「入り口の登り方」は使い回せる 新会社立ち上げ 電子契約システムの選定、勤怠管理の導入、契約締結や労務対応 ——法務も労務も完全に素人。 でも、それほど辛さは感じなかった

    • 新しい分野の「入り口の登り方」は、経験すればどんな分野でもスムーズになる • その経験を繰り返すほど、新しい分野への恐怖心そのものが消えていく • 今の仕事が数年後に無くなる——それが平気で起こる時代に、一番必要なのはこの力。自 信の正体は、「隣を一つ越えられた」経験そのもの PBL Pub 2026
  7. T型人材を育てる環境を、組織が設計する 「20%ルール」に再注目 —— 週1日、隣の組織に「別の役割」で入る ある人の 1週間 20%ルールとは Google発祥とされる、勤務時間の 2割を 担当業務と違う研究やアイデア検証に

    使ってよい制度 週 1日 を、 半強制的 に 月 火 水 木 金 いつもの役割でプロジェクトに参画 異なる役割で活動 本業 80% 20% 隣の組織に入る時間に 見学やお客さん扱いじゃなく、役割を持って20%フルでツッコむ 結果、T型人材が自ずと増える。市場価値の高い人材が増える。 AIには出せないアイデアの創出にも。 PBL Pub 2026
  8. T型人材を育てる環境を、組織が設計する 実際に似たようなことをやってみた エンジニアが PdM を PdMが 開発を デザイナーが 分析を それぞれ担当して、

    1つの改善施策をリリースまでやってみる • わからないことが多いから、自ずとコミュニケーションが増える • 本業(80%)側でもコミュニケーションが増えてチームが活発化 ——リモート中心のチームなの に、オフィスによく来ているチームよりアイデアがバシバシ出るように PBL Pub 2026
  9. T型人材を育てる環境を、組織が設計する 多くの人に足りないのは「学習しても良い」という立場 PBLの本質(私なりの理解) 1 2 3 本物の文脈の中で 組織の中には ✓ 本物の課題

    ✓ 本物の関係者 ✓ 本物の成果 ✕ 「学習しても良い」という立場 本気の当事者として関わる 「わからない」を「わかる」に変えていく 担当として最大限の成果を求められ、出る理由がない 学習者になっても良い場を、半ば強制的に設計する —— それが半強制20%ルール PBL Pub 2026