Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

レベニュー駆動開発 ファーストステップ

Avatar for c-asakura c-asakura
January 26, 2025

 レベニュー駆動開発 ファーストステップ

JP_Stripes 東京 Vol.23: これからの価格と収益の話をしよう
https://jpstripes.connpass.com/event/340589/

Avatar for c-asakura

c-asakura

January 26, 2025

Other Decks in Programming

Transcript

  1. 手間や工数、つまりQCDSの Cost, Delivery のふたつを削減するのであれ ば、他のふたつがトレードオフの対象となることは避けられません。 ただし Quality つまり品質を下げるという選択肢は現実的にはなかなか採り づらい、となるとここは Scope

    を徹底的に削減するしかない、つまり自前 で実装するような機能は極力絞り込むことになります。 ここまでの話をまとめると、Stripe導入にあたっては Stripe Billing の既存機能だけで実現できる要件=主要機能を中心に、 Payment Links やカスタマーポータルといったStripe-Hosted な機能を活 用することで、 自前で実装しなければならない機能を極力絞り込み迅速にMVP(Minimum Viable Product)を仕上げる というのが第一のマイルストーン、つまりファーストステップとなるわけで す。 9
  2. 実際にAWS上に最小限の決済システムを構築する場合の構成例をご用意し ました。 SaaSユーザーはS3上にホストされた静的サイトにアクセスします。 この静的サイトはStripe APIを通じていわゆる商品情報を取得したりするこ ともあるでしょう。 ここで実際に購入する商品やプランを選択すると、 Payment Links で構築

    された決済画面に遷移します。ここでカード情報の入力、決済操作を行うと、 その結果がWebhookを通じてAWS側のEventBridgeに送信されます。その 後この例ではイベントでLambdaをトリガーしてデータストアに書き込んだ り、セールスフォースにアクセスしたりしていますが、ここはお客様の要件 次第になります。ただEventBridgeでイベントをキャッチしたあとはいかよ うにでもなる、ということを踏まえると、ここの仕組みは汎用的に使えるん じゃないでしょうか。 とまあ少し極端ではありますが、極めて簡易的な構成で最小限の決済システ ムを構築できることがおわかりいただけるかと思います。 10
  3. さて、今回の JP_Stripes のひとつのキーワードである RevOps、これと RDD、ひいてはSaaSビジネスがどのように関係してくるのか。 すでに他の方のセッションやLTでも言及されている通り、RevOps では CRO、 Chief Revenue

    Officer が大きな役割を担います。CROはマーケテ ィング、営業、カスタマーサクセスといった顧客との接点を統括するキーパ ーソンであり、組織内でもっとも顧客の要求や要望について優れたインサイ トを持っているはずです。 また顧客の要求や要望は「アレがあれば有料プランに切り替えてもいい」で あるとか、「この容量や回数、数字を増やせる上位プランがあれば切り替え てもいい」といった有料化・アップセル・クロスセルといったレベニューの 増加要因に直結するため、CROだけでなく開発部門も強い関心を持つべき事 項です。 18
  4. 22