[CTO of the YEAR 2025] すべてのECブランドに 最高の購入体験を届ける CTO 1年の挑戦の軌跡

Transcript

1. すべてのECブランドに 最高の購入体験を届ける CTO 1年の挑戦の軌跡 Recustomer, Inc. Shugo Manabe
3. 3 私の地元の メインストリート
4. 4 実店舗は減り続ける
5. 5 買い物の 選択肢はない
6. EC = E-Commerce
7. 圧倒的な選択の幅 7
8. しかしながら 8
9. 購入体験 = 満足？ 9
10. 10 サイズが合わない 肌触りが違う 色味が...
11. EC = 購入後 不満は多い 11
12. Recustomer による解決
13. 自宅での 試着体験 13
14. 返品 交換 14
15. ECの不満を解決する Recustomer 15
16. Recustomerに 魅了され CTOとして入社 16
17. 入社当時の状況
18. 燃え続けるお金 18
19. 午前2時に行われる 失敗率50%の 祈りのデプロイ 19
20. 午後9時でも 鳴り止まない 不具合の電話 20
21. 契約獲得を妨げる 機能数不足 21
22. 目標 = 機能数の増加
23. 不安定さ 見積もりの 計画がたたない バグの発生頻度高 予期しない不具合 コスト問題 目標 = 機能数の増加 数多くの問題
24. 根本原因 = ? 数多くの問題 不安定さ 見積もりの 計画がたたない バグの発生頻度高 予期しない不具合 コスト問題 目標 = 機能数の増加
25. 根本原因 = 開発チームが 難解なインフラに振り回されている 目標 = 機能数の増加 不安定さ 見積もりの 計画がたたない バグの発生頻度高 予期しない不具合 コスト問題 数多くの問題
26. この根本原因に インフラ未経験のCTO が立ち向かいます 26 入社当時の状況とその3ヶ月の変化
27. 3ヶ月の インフラへの改革 27 リアーキテクチャ AWSアカウント分離 IaC化 デプロイシステムの刷新 セキュリティ対応 非対称構造からの脱却
28. 3ヶ月の インフラへの改革 28 リアーキテクチャ AWSアカウント分離 IaC化 デプロイシステムの刷新 セキュリティ対応 DB移行 安定した基盤を獲得
29. 入社当時の状況とその3ヶ月の変化 集中できる開発環境 29 目標 = 機能数の増加
30. 30 着任当時 1回 / 1週間 開発生産性メトリクス : デプロイ頻度
31. 31 着任当時 1回 / 1週間 開発生産性メトリクス : デプロイ頻度 着任3ヶ月 2回 / 1日 x10
33. 33 着任当時 350万/月 着任3ヶ月 100万/月 AWSコスト 問題も解決 AWS Startupプログラムにより 現在は事実上0円 71%削減
34. たった3ヶ月で 大きく変わり始めました
35. 次の1年の変化
36. さらに1年で エンジニア組織 を 更に改革 • チームトポロジーの導入 • QAを雇わず自分たちだけで DevOps をやりきる組織化 • スクラムイベント • デモ会 • 自分たちのプロダクトの未 来の意義付けを明確化 36 • 更なるセキュリティ対応 • スロークエリー対応 • データ基盤再構築 • モノレポ化 • 監視の導入 • 認証・認可システムの刷新 • 分析基盤の導入 など
37. 37 着任当時 1回 / 1週間 着任3ヶ月 2回 / 1日 開発生産性メトリクス : デプロイ頻度
38. 38 着任当時 1回 / 1週間 着任3ヶ月 2回 / 1日 次の1年 5回 / 1日 x25 開発生産性メトリクス : デプロイ頻度
39. 39 開発生産性の賞を2年連続受賞
40. 40 全エンジニア数 = 9人ながら
41. 開発生産性メトリクスだけではない プロダクトへの変化
42. 42 返品 交換 キャンセル 配送追跡 もともとは 4つのプロダクト
43. 43 返品 交換 キャンセル 配送追跡 アナリティクス 海外配送連携 試着 多言語対応 CSV インポート 予約購入 API注文連携 在庫自動補充 レンタル お届け予定日 Webhook 集荷API
44. 44 返品 交換 キャンセル 配送追跡 アナリティクス 海外配送連携 試着 多言語対応 CSV インポート 予約購入 API注文連携 在庫自動補充 レンタル お届け予定日 Webhook 集荷API 入社後1年で12+の プロダクト・機能を リリース
45. 45 有名企業に導入されるまでに！
46. 次なる課題 = PMFした プロダクトの防衛
47. 法務業務にも踏み込み 国内特許を取得済 47
48. 48 世界に進出する準備も整え始めました 多言語化 + 国際特許取得中
49. ここまで 真面目な話を してきましたが 49
50. CTOイベント だからこそ 聞きたいこと 50
52. 52 アレに 見えますよね？
53. 53 Computer に
54. 54 EC・物流 には Computer要素が 溢れている
55. 55 棚 Garbage Collection 異種混合性 Heterogeneous Processor 倉庫 Cache・Storage 転送網 Network
56. 56 事業 = Computer という抽象化 Engineerチームの核 EC・物流 コア
57. 事業 を エンジニアが扱える 言語に変え 未来の変革に 我々は進み始める 57
58. ECの今後を変える Recustomer 目を離さないでください！